こんにちは中込です
挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます
皆さんの役に立てるようなお話ができるように頑張りたいと思います
本年もよろしくお願いいたします
みなさんお正月はどのように過ごされましたか?
私は、毎年家族と長野へスノボーをしに行っていたのですが
今年はお家でまったりゆっくり過ごしました
初詣は、友人と平塚八幡宮へ行きました
天気も良く、とても気持ちよくお参りできました
おみくじも引きました結果は吉で、私的には大満足です
みなさんはおみくじはひかれましたか
ぜひ、お正月のお話聞かせてくださいね(`・ω・´)
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尿路結石とは?
尿路結石とは、『尿石症』ともいわれ慢性腎臓病と並んで
猫の泌尿器疾患の中でも多い疾患といわれています
また、結石のある部位によって4つに分けられます
【腎結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石】
これらの4つをまとめて尿路結石と呼びます
今回は、この中の膀胱結石と尿道結石についてお話します
『膀胱結石』
膀胱は尿を溜めるために、膨らむことができるため
大きな結石や多数の結石ができることがあります
また、症状が出ない場合もあります
(症状)
☆頻尿 ☆血尿 ☆排尿痛
☆トイレ以外での排尿 ☆腹部をやたら舐める
などがあります
(検査)
〇尿検査(尿の状態をチェック)
〇超音波検査(膀胱内をチェック)
〇レントゲン検査(膀胱内をチェック)
これらの検査で、結石の数や大きさ、種類などをみていきます
(治療)
膀胱結石の場合、食事療法と外科療法の2つがあります
結石の中でも食餌療法で溶ける石(ストラバイト結石)と、
一度結石になると溶けない石(シュウ酸カルシウム結石)などがあり、
結石の種類で、食事療法または外科療法を選択します
『尿道結石』
尿道結石は、尿道を閉塞させてしまうことで起こります
メスの場合尿道が太くて短いため、尿道閉塞は
ほとんどありませんが、
オスの場合尿道が細くて長く、曲がっているため
尿道閉塞が起こりやすいです
(症状)
〇トイレに行くが尿が出ない
〇頻尿 〇血尿 〇排尿痛
〇トイレ以外での排尿
などがあります。膀胱結石と症状がとても似ていますが
尿道結石の方が緊急度が高いです
(検査)
☆尿検査(尿がとれればチェック)
☆レントゲン検査(尿道内をチェック)
☆CT検査(レントゲン検査での診断が困難な場合CT検査が必要です)
必ずしも結石が原因で尿道閉塞が起こっているというわけ
ではないので、原因を確認します
(治療)
尿道閉塞は緊急度が高いため
まず、緊急処置として尿道フラッシュを行います
尿道フラッシュとは、細い管を尿道口から入れ
生理食塩水を管の反対側から勢いをつけて流し入れます
そうする事で結石が膀胱に戻り、尿が出せないという緊急事態を回避します
ですが、これは応急処置となるため体調が安定したら
結石を摘出する必要があります
また、尿道フラッシュを行っても防汚構内に結石が戻らない事もあります
その場合は、尿道の先を切断しなければならない事があります
尿路結石の予防
尿路結石の確実な予防はありませんが
効果的だといわれているのが、水を飲む量を増やすことです
寒いこの時期は、水を飲む量が減ってしまいます
特に、ねこちゃんは水をあまり飲まないことが多いので
食事をウエットフードにしたり、ドライフードに水をかけたり工夫してあげましょう
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