こんにちは中込です
最近では雨が続いていて、どんよりとした空が続いていますね
お盆もどんよりとした天気でしたが、皆さんはお出かけされましたか
わんちゃんやねこちゃんなども一緒になんて方も多かったのではないでしょうか
また、ペットホテルなどに預けられてお出かけされた方も多いかと思います
わんちゃんやねこちゃんなど動物は、環境の変化に敏感なところがありますので
疲れがたまっているこもいるかと思います
少し様子を気にかけてゆっくりと休ませてあげましょう
我が家のわんこたちも、いつもは日中誰もいないのでぐっすり寝ているところ
お盆中にお家の中をバタバタと大掃除していたせいか
みんな疲れて夜はいつもより早く、ぐっすり寝ていました
疲れて爆睡中のちいくんでした
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前回に引き続き、『わんちゃんのアトピー性皮膚炎』について
お話したいと思います(`・ω・´)ゞ
治療法
お薬・・・内服薬や外用薬
スキンケア・・・シャンプーや保湿液
食事療法・・・サプリミントや皮膚にやさしいお食事
アトピー性皮膚炎の主な症状である『痒み』を取り除くために、
『痒みを抑えるお薬』を使います
また、皮膚バリアが正常に保てるように
皮膚を清潔にし、保湿をしたり
皮膚にやさしいお食事を与えてあげるなどをすることで
『痒み』も抑えられ、皮膚も良い状態でキープできるので
わんちゃん自身がとても楽になります
お薬の種類
(飲み薬)
☆JAK阻害薬・・・わんちゃんのために開発された新しいお薬で
従来から使われているステロイド剤やシクロスポリン製剤とは
異なる分子標的剤です
【効果】 皮膚の痒みと赤みをすばやく緩和します
【副作用】 稀に、嘔吐や下痢などの消化器症状や
長期で内服すると皮膚にイボができることがあります
☆経口ステロイド剤・・・ とてもよく効くお薬で、季節性のアトピー性皮膚炎(花粉が原因)
などで一時的な痒み止めとして使われることがあります
一年中症状がある場合(ハウスダストが原因)などでは
長期で飲むことで、副作用が出やすくなるので
ほかのお薬などのを検討する必要があります
【効果】 皮膚の痒みと症状を強力に抑制します
【副作用】 食欲や飲水量、尿量が増えたり、胃腸があれる、
肝臓に負担がかかる、ホルモンバランスが崩れる、
また、免疫抑制により感染症に弱くなることもあります
☆シクロスポリン製剤・・・免疫抑制剤に分類するお薬です
アトピー性皮膚炎における、痒みや赤みなどの
過剰な免疫反応を抑制するために使われます
【効果】 皮膚の痒みや赤みを緩和します
十分な効果がでるのに、4週~6週かかることがあります
【副作用】 嘔吐や下痢症状や、稀に多毛
歯肉の肥厚、皮膚にイボがみられる事があります
当院では、これらのお薬を獣医師と相談し
わんちゃんに合うお薬を処方させていただきます
アトピー性皮膚炎の治療には、時間がかかりますし
費用が掛かってしまうことがありますので、
獣医師とよく話し合うことが大切です
最後に・・・「痒みはとても辛い」
当院でも、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎のわんちゃんが
来院してくることが多く、初めていらした際は
痒みや皮膚の赤みが強くでていてとても辛そうでしたが
治療をかさねることにより、痒みや皮膚の赤みが取れて
お家の方からわんちゃん自身が、「よく眠れるようになった。」や
「ご飯をよく食べるようになった。」などのお声をいただきます
ただの痒みや皮膚の赤みとは考えず、
わんちゃんがより快適に過ごせるように
治療することで痒みや、皮膚の赤みを取り除くことでき
わんちゃんの辛さも大分減ります
アトピー性皮膚炎は完治が難しいので
症状が前よりも軽減していることが大切です
痒みや皮膚の赤みを上手にコントロールして
わんちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう
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