こんにちは中込です(´∀`)
少し前では、雪が降るほどの寒い日が続いたりしましたよね
これから少し暖かくなって、また寒くなるとニュースで耳にしました(ノ_-。)
そんなこの時期に欠かせないのが、暖房器具ですよね
そんな大活躍な暖房器具ですが注意していただきたいことがあります
『石油ストーブやヒーター』
わんちゃんやねこちゃんが、石油ストーブやヒーターの温風を
近い距離で真正面からうけると、目の角膜が火傷してしまうことがあります
あまり近づけないように、柵などで距離をとりましょう
『床暖房や電気カーペット』
暖かい床暖房や電気カーペットの上で横向きに寝ていると
耳の中が蒸れて外耳炎になってしまうことがあります
たまに体制をかえてあげるなどして、なるべく通気性をよくしましょう
暖房器具に気を付けながら、冬をできるだけ暖かく過ごしましょう
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今回は甲状腺機能低下症の検査や治療について、お話いたします
検査
〇血液検査
〇ホルモン(採血をして、甲状腺ホルモンの数値を確認します)
治療
『ホルモン剤の投与』
甲状腺機能低下症で少なくなった甲状腺ホルモンを、お薬で補う治療です
『お薬を内服するにあたり、注意点』
☆長期間お薬を内服する必要があります
☆定期的にホルモン検査を行い、甲状腺ホルモンの数値をチェックし、
お薬の量をコントロールする必要があります
食事について
□高品質なたんぱく質を中程度に含む食事で肝臓にかかっている負担を減らしましょう
□体重が増える場合は、低脂肪や低エネルギーな食事にしましょう
□高食物繊維だと便が排出しやすくなり、減量に効果的です
これらをふまえると、甲状腺機能低下症には
体重管理用・減量用のお食事がおすすめです
注意点
△成長期・妊娠、授乳期
△尿酸性化剤の併用
△脱水、衰弱
これらのような状態のわんちゃんにはおすすめできません
また、すでに痩せ気味のわんちゃんだと
食物繊維の量が増え、排便の量が増えることで
さらに体重が減ったり、脱水を招いてしまう可能性があるのでおすすめできません
適正体重が維持できるようであれば、
体調にあったその他の療法食や総合栄養食の選択も可能ですが、
食事を変える場合は、獣医師に相談してから変えましょう
最後に
甲状腺機能低下症は、皮膚に症状がでることが多くあります。
さらに重症になり「粘液水腫性昏睡」や「低体温症」などの状態になると
命に関わることもある疾患ですので、定期的な検査で
お薬をコントロールし、わんちゃんへの負担を減らしてあげましょう