こんにちは中込です
12月に入りましたので、クリスマスシーズンに入りましたね
院内もクリスマスに合わせて飾り付けをしました
私の家は飾りつけは小さなツリーを飾るくらいなのですが
料理は母が腕をふるって豪華な食事を作ってくれます
学生の頃は私がケーキを担当して、
料理は母が担当してクリスマスを迎えていましたが
今ではなかなかお休みが合わなくて、
一緒に料理をする事も少なくなってしまったので少しさみしいです
みなさんのお家はどのようにクリスマスを過ごされますか
よかったらお話し聞かせて下さいね
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今回は、前回に引き続き、
うさぎさんの毛球症(胃停止症候群)の
治療と予防についてお話しいたします(*^ー^)ノ
治療
○輸液治療・・・皮下点滴や静脈点滴で水分を入れる事により、
脱水を改善する事ができます→
○注射・内服薬治療・・・必要であれば、お腹を動かしてくれる注射を打ったり
食欲を増進させるお薬を処方させていただきます
治療中の食事について
継続的な食欲低下は、胃腸の運動を低下させてしまうので
治療中、治療後も食べ続ける事が大切です
□みずみずしい野菜や牧草を与える
みずみずしい野菜や牧草は
食欲が低下している多くのうさぎさんでも食べるといわれています
□高炭水化物や高脂肪の食品は与えない
高炭水化物や高脂肪なものは、
お腹の流れを悪くしてしまうので与えないようにいましょう
□水分摂取
うさぎさんが、十分な水分摂取ができる様に
新鮮なお水を常に飲めるようにしてあげましょう
予防
☆主食を牧草にする(ペレットフードなどは少量)
牧草は、うさぎさんの胃腸管や歯にもいいといわれています
また、うさぎさんは幼い時に食べたことのないものは、
成長しても食べない事が多いので
できるだけ、幼いときから牧草を食べる習慣をつけましょう
☆運動
運動は胃の活動を促進させてくれるので
適度にケージから出して、監視下で運動させてあげましょう
☆高温多湿を避ける
室内の温度を、暑すぎず寒すぎず適切に保ちましょう(^∇^)
☆ストレスを掛けない
うさぎさんはケージの位置を急に変えるとストレスを感じるなど
とてもデリケートなので、できるだけストレスを与えないようにしましょう
☆ブラッシング
毛を飲み込む量が多いほど、胃腸の動きが悪くなることがありますので
できるだけブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう
毛球症(胃停止症候群)は、
時間が経つと治療が間に合わなくなってしまう事がありますので
便が小さいや、食欲がないなど
気になる事がありましたら早めに動物病院に受診しましょう