ソルナ動物病院の夏季休診日のお知らせです。
8月15日(月)~17日(水)までの間、夏季休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、宜しくお願い申し上げます。
こんにちは渡辺です
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今朝も、朝から気温が高くて本当に真夏を通り越して猛暑でしたね・・・。
昨日も暑かったですが、熱中症の症状で何百人もの人が
病院に運び込まれたそうです
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ある工場では、作業休憩時に熱中症の対策として「塩飴」が配られているそうです。横浜のデパートでも、
気温が高かった日に
お買いものに来られたお客様に
「塩飴」をお会計時にお渡ししているそうです。
私たち人間の体液には、塩分が含まれていて汗をかくと水分と一緒に塩分も失われるため、水分を補給するときには一緒に
塩分も摂ることが大切なんだそうです。しかし、塩水を飲むのは、ちょっと辛そうですよね・・・。美味しく補給できないかな~と考え作られたものが、熱中症対策用の塩味の飴ができたそうです。
「塩飴」を塩の代わりとして水と一緒に舐めていれば、美味しく上手に塩分補給ができてしまうという優れものです。また、糖分も一緒に摂れるので、運動時のエネルギー補給にもなるそうです。
スーパーやコンビニなど手軽に購入することもできますので、真夏のお出かけ時の熱中症対策に持参されると万が一の時の為にも、良いかもしれませんね
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我が家の愛犬「チャッピー」は、最近は寝何処を日によって自分で変えています。
この数日は、キッチンの床に敷いているマットの上に寝ていることが多いです。なぜか昔から布団の上とかマットの上とかが好きで、冬場にはふわふわ布団の上が大好きなようでチャッピー用に用意しているお布団ではなく、人間用に敷く
羽毛布団を見つけると直ぐにその上でリラックスしています(笑)面白いものです。
この写真は、照明の関係でオレンジ色みたいになってしまっていますが
人間用の椅子にちゃっかり座っている写真です。「私にも何かちょうだい
」と言っているような表情をしていますね。
このチャッピーの目線の先には、チャッピーの大好きなきゅうりがあるのでした(笑)
さて今日は、「セキセイインコの卵塞時の外科治療法」についてお話ししたいと思います。
卵塞時のセキセインコの
外科治療法として、いくつかの治療法があります。
卵圧迫排出法:用手にて卵を圧迫し、排出を行う方法のことをいいます。卵を残さずに排出するのはもちろんですが、いかに処置後の合併症が起きないようにスムーズに処置ができるかが重要になります。
卵穿刺吸引圧砕-卵殻排出法:卵管口から卵殻は覗けるが開口が十分でない、あるいは卵殻が卵管に付着し引き出せない場合に実施します。卵殻に穴を開けて、中身を全て吸引後に、卵殻を圧砕・収縮し牽引摘出します。卵管口が完全に閉鎖している場合には、腹腔から卵を穿刺し中身を吸引・圧砕する方法もありますが、最終的には手術の実施が不可欠になり、臓器圧迫解除のみを目的とした姑息的手段になります。
卵穿刺吸引圧砕-卵殻放置法:圧砕後、卵殻が癒着により牽引できない場合に放置する方法です。この場合は、数日内に自然排出されることが多いのですが、排出されない場合には外科的摘出も検討されます。また、次の産卵時に排出される場合もあります。あくまでも手術が困難なセキセイインコに対し卵による臓器圧迫解除を目的とした緊急の手段とされています。
帝王切開術:卵管の保存を望む場合や、セキセイインコの全身状態があまりよくなく手術を短時間で終わらせたい場合に実地する方法になります。
帝王切開術+卵管摘出術:帝王切開で卵を排除した後に、再発を予防するために卵管を摘出する方法です。
次回は、「セキセイインコの卵塞時の外科治療法の各治療法のリスク」についてお話ししたいと思います。