こんにちは渡辺です
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この度の「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様の安全と、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
2011年3月11日.2時46分「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。
今までの人生の中で、一番大きな地震の揺れを体験しました。
私は地震が発生した時、センター北にあります「ペットエコ」さんの店内にいたのですが、
店内にいた他の方の悲鳴が聞こえて、一瞬何が起きたのか分かりませんでした
店内にいては危ないと思い、一緒にいた家族と手を繋いで線路とお店の間に避難しました。
たくさんの方が、ビルやお店から外へ出て、何も障害物がない場所に避難されていました。
すぐに携帯電話で家族にかけてみたものの、使えず
家の電話も使えなくなっていて、心配になり急いで家まで帰りました。
幸いにも、愛犬&愛鳥たちには被害もなく、家の中の物がいくつか倒れたりしただけで済みました。
愛犬「チャッピー」は、怖がり玄関にいたようですが、家族がいたので安心してたようです。
愛鳥の「セキセイインコ」たちは、カゴの中の水が地震の揺れで結構な量がこぼれていましたが、
本人たちはパニックにもならずに大丈夫だったようです。
皆様はもちろんですが、愛犬や愛猫や様々な動物たちは地震の影響で怪我などしていませんか
ソルナ動物病院は、節電のため院内の照明や暖房を弱くしていますが、
当面、通常通りの診療を行う予定です。
東京電力からの停電情報に応じて、診療時間に変更があるかと思いますので、
引き続き、ご来院前にはブログや当院ホームページの「最新情報」にて、
診療時間の確認をお願い致します。
動物たちの様子が、いつもと違うと感じたり元気がないかも
など、
少しでも気になることなどありましたら、ご来院下さい。
今回は、「セキセイインコの正常繁殖行動③巨大便と④吐きもどし」についてお話ししたいと思います。
③巨大便・・・セキセイインコの産卵期の雌に、一過性にみられる大型の便です。
本来は、巣を汚さないための習性です。
産卵や発情終了時には、便の大きさは正常に戻ると言われています。
また、産卵を繰り返している雌は、糞が貯蓄しやすくなり、大きくなることがあります。
持続性、産卵期以外の巨大便は、慢性発情以外にも消化管の運動低下や腫瘍による腹圧増加などにも注意を要し、検査による鑑別が必要とされています。
④吐き戻し・・・セキセイインコの雄は、発情に伴い、いったん採取した餌を吐き戻して雌に与えます。
いわゆる求愛給餌と呼ばれる吐き戻し行動が見られます。
1羽だけ飼育の場合でも、鏡や止まり木、その他の様々な対象物に対して求愛給餌は発情した雄や雌にも見られます。しかし、極端に量が多いものは、病的だと言われています。
※鳥類は、解剖・生理学的に吐出と嘔吐の区別がつかないため、吐き戻しという用語を使用しました。
次回は、「セキセイインコの正常繁殖行動⑤雄の排泄孔のすりつけ」についてお話ししたいと思います。
我が家のセキセイインコ左が「ツグ」右が「ハル」です
今朝、出勤前に撮ってきた写真なんですが、ケージにGBと書いてあるのに気がつきました。
ケージを作っているメーカーさんがGBさんらしいのですが、
勝手な解釈ですが、みんなで力を合わせて「GanBaro(がんばろう)」と、
インコたちも応援しているような気がした渡辺でした。