寒いです。
日中は一時的に日がさしていたのですが、気がついたら雪が降ってました。
しかも、うっすら積もってます。
まさか、2月の半ばの関東で積雪するとは。
とりあえず、記念撮影はしておきました。
さて、当院に新しい検査機器が入りましたので、ご紹介させていただきます。
パッと見、普通のマグライトみたいですが、ちゃんとした検査機器なのです。
ライトをつけてみると、ブラックライトみたいな光が出ます。
この光を口の中に当てると、歯周病を引き起こす可能性のある口腔内細菌の存在を検出することが可能です。
では、実際に当ててみましょう。
ライトを当てていない状態の口です。
ライトを当てた状態の口です。
歯と歯茎の境界部分が赤く光っているのがわかるでしょうか?
写真だとわかりにくいかもしれませんが、肉眼だとかなり光って見えます。
これはQLF(光誘導蛍光定量)法といって、特殊な波長の光を当てることによって、歯周病を引き起こす口腔内雑菌が産生する代謝副産物を赤やオレンジ色の蛍光を発することを利用した、口腔内雑菌を検出する検査方法です。
このライトを使うことによって、歯についてしまった歯石が歯周病に発展する恐れがある歯石を検出する事が出来ます。
また、肉眼では見つけることができない、一見きれいな歯をしているワンちゃんやネコちゃんに潜んでいる、歯周病予備軍を発見することができます。
もちろん、口腔内雑菌が付着している場所を検出してくれるので、上手に歯磨きができていないポイントを見つけることも可能です。
3月31日までこのQLF法検査を無料で実施いたしますので、ご希望の方は診察時に「歯石の検査を」と御用命ください。
ちなみに3月6日にワンちゃんの歯磨きセミナーを実施いたします。
参加ご希望の方はソルナ動物病院までお問い合わせください。