こんにちは
渡辺です。
天気予報では、明日から都筑区ではみぞれが降り、明後日は雪後曇りのようです。
しばらく寒さが続くようですので、皆様体調管理にはお気をつけ下さい。
ソルナ動物病院スタッフは、花粉症率が高くこれからの時期は辛い季節ですが、
一般的に花粉が飛びやすい条件は、
最高気温が高めの日・雨あがりの翌日で天気が良い日・風が強く晴天で乾燥した日だそうです。
花粉が大量に飛散する特異日があるそうです。
大体、3月7日前後で、その年の天気や傾向によって前後に変動するそうですが、
3月7日前後で晴れマークがついていたら要注意すると良いかもしれません。
花粉症の皆さん、一緒に今年の花粉を乗り切りましょう
さて、今回は「セキセイインコのフン(便の様子)」についてお話ししたいと思います。
セキセイインコにとって検便検査は、小鳥の診療での数少ない検査の中で1番患鳥に負担がなく、かつ多く行う大切な検査です。最初は異常な便だと思われなくても、少しでも気になる便をしていたら数多く動物病院で検便してほしいと思います。
気をつけて様子を見ていただきたい項目としては、
いつから異常があるのか、便の性状と量の観察です。
注意点としては、便の性状を細かくチェックし、便と同時に尿の観察も忘れずにしてください。
セキセイインコの正常な便の大きさは、ドーナツ状で中央尿で色は、うぐいす色や茶色。
固さは、固めです。
正常は便の種類がいくつかあります。
・精神性水様便ー興奮したりしたことによります。
・水分過多便ー飲水過多により、過剰な飲水による水分がストレートに排泄された便。
・軟便ー形はあるけど、軟性の便。
・下痢ー形はなく、便自体水様性。
・不消化便ーデンプン粒の出ている白っぽい便。餌粒排泄便。
嘔吐や下痢の症状があっても、常にエサはカゴの内に入れておくようにしてください。
飲水過多による水分過多便を排泄している鳥に関しては、排泄困難がないかぎりは飲水制限をします。
肛門周辺は常に清潔にしましょう、ただし鳥に負担のかからないように行いましょう。
我が家のセキセイインコの中で一番小さい「ゲゲ」です
ハンカチに包んで抱えているのですが、優しく顔の周りや背中をなでてあげると気持ち良さそうにしています。
まだ、クチバシの上の鼻の部分((蝋幕(ロウマク))の色がハッキリしていないのですが、
おそらく♂だと思います。
「セキセイインコの♂♀の鑑別法」 については、以前お話しした記事を良かったら読んでみてください。
どうやら我が家のセキセイインコは、♂8羽♀2羽になりそうです。
昨日、時間が取れたのでインコ達を部屋の中で、自由に飛ばせて遊ばせていました
写真の左に写っている小さいコが「ゲゲ」です。
残りの3羽は・・・正直、この写真では誰だか難しいです・・・
全員同じ色なので、直接間近で見たら分かるのですが区別は結構難しいのです。
頑張って遠くからでも見分けられるようになりたいな~とつぶやく渡辺でした・・・。