ハロウィンが間近に迫ってきましたね。
トリック オア トリーツです。

当院でも来院された患者さんに、おやつを用意いたしました。

10月21日から30日までの間に診察で来院されたワンちゃんに
当院自家製のジャーキーをプレゼントいたします。
もちろん、保存料や添加物は不使用です。


できるだけ来院された皆さんにプレゼントできるように

現在、急ピッチでジャーキーメーカーに頑張ってもらっています。
ちなみに下の画像は鶏のササミです。


ソルナ動物病院-22.10.161


皮膚アレルギーがあるワンちゃんにも対応できるように、
牛、鶏、豚の3種類をご用意してます。


お近くにいらっしゃった際には、健康診断がてら是非お立ち寄りください。



さて、話題を変えて本日は肛門嚢についてです。

肛門嚢、臭嚢腺、臭い袋などなどいろいろな呼び方がありますが、
肛門の脇にある臭い液体が出るヤツです。
下手な絵ですが、下に絵に書いてみました。


ソルナ動物病院-22.10.162


あの臭い分泌物は、ワンちゃんにとって名刺みたいなものです。
ワンちゃん同士が出会ったときに、お尻の臭いを嗅ぎあうのはそのためなのです。


分泌物もサラサラした液状のワンちゃんもいれば、

砂利みたいに固まっているワンちゃんもいます。

通常は便を出す為にいきんだ時に、便と一緒に分泌物も出るのですが、
分泌物が出にくいワンちゃんの場合、袋の中に分泌物が溜まって

炎症を起こしたり酷くなると破裂してしまいます。
この状態を肛門嚢炎といいます。
肛門嚢炎はワンちゃんに限らず、ネコちゃんでも時々見られる事があります。


肛門嚢炎になった場合、抗生物質と消炎剤で炎症をおさえる治療を行いますが、
何回も繰り返して破裂するのであれば、手術で肛門嚢を摘出する事もあります。


トリミングに定期的に行かれている方や、病院で定期的に処置をしている方であれば
特に心配する事はないかもしれませんが、肛門嚢ってなに?とか自宅でシャンプーをしているけど
上手く肛門嚢を絞れているかわからないなんて方は要注意です。


肛門嚢に分泌物が溜まってくると、ワンちゃんはお尻を擦るような歩き方をします。
うちの子は大丈夫かしら?と心配でしたら、一度動物病院でチェックしてもらってもいいと思います。




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