今日はカンボジアを拠点に、僕たちと同じように活動されている先輩NGOの方とランチしてきました。これからはNGO関係者のヨコの繋がりもとても大切になってくる時代ですね。
僕たちの団体が活動できるのも、まだこういった活動が認知されていなかった時代から、
コツコツ先輩NPOの皆様が土台を作っていただけたからです。
本当に有難いことです。
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これまでの記事はこちら
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その①~」
→ 「 なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その②~ 」
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その③~」
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その④~」
→「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その⑤~」
→「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その⑥~」
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続きです。
パキスタンで僕はアニールに「一緒に頑張ろう!」と約束して、日本に帰国しました。
でも、でもですよ、、、
日本に帰って来たら、あの時の感動と情熱が落ち着いてしまったのです。
そして帰国後に、パキスタンのことをいろいろ調べたら、
調べれば調べる程、危険な国だとか、テロ事件、レイプ事件などわんさか出てくる訳ですよ。
きっと、このプロジェクトを本格的に始めるということは、
中途半端ではできないし、一度始めたら辞めることは無責任となる。
おそらく、(その頃勤めていた)市役所も退職することになるだろう。
そして、僕の活動場所は、海外中心になっていくだろう。
さらに、今回関わろうとしている分野は、
パキスタンの貧困層教育と、農村部女性の自立支援。
とてもスケールの大きな問題でした。
もう、「できない理由」ばかりが頭に浮かんできたのです。
それから、2ヶ月間は悩みに悩みました。
そんな中、2012年の3月11日は岩手県大槌町というところにボランティアをするために出掛けました。
「パキスタンの支援よりも、日本の支援の方が必要なのではないか?」
そういった気持ちを確かめるためでした。
大槌町や陸前高田市へ向かい、現地のボランティアの状況や、
被災者の方々と話をさせていただいたときに、分かったことがあります。
それは、日本(東北)の復興支援をしている団体はものすごい数があって、
素晴らしい想いを持った、とてもたくさんの方々が被災者の支援をしていることが分かったのです。
あの様子を見て、自分は関わることになっても、たくさんの方の中の一人になるだろうって思いました。
だけど、自分は今回のパキスタンへの旅によって、アニール達とのご縁をいただいて、現に他の団体が支援をしていない農村部の現状を知り、そして貧困層のみんなと一緒に関わらせていただける機会を得たのです。
"if not now, then when? if not me, then who?"
(今やらなくて、いつやる? 私じゃなかったら、他の誰が?)
僕の好きな言葉です。
今回、パキスタンに旅をしたことも、アニールと出逢えたのことも、農村部に住む貧しい人たちと関わることができたのも、すべて必然だと思いました。
これは、きっと神様が僕に与えてくれたプレゼントなのではないか!?
この問題に関わることは、自分に与えられた役目なのではないだろうか!?
そう考え出した頃には、もう僕は動き始めていました。
何よりも、こういった大きなプロジェクトを始めることに、とてもワクワクしていたからです。
そして、動き始めると気がついたことがあります。
それは、悩んでいたのは、単純に自分が変化を恐れていただけだったということです。
「こうあるべき」とか、「こうなったらいいな」って、
結果をまず先に考えていたからこそ悩んでいたことが分かったのです。
「とりあえずチャレンジしてみて、結果に執着することをやめよう。」
そう考えることができたら、もう恐いものはほとんどなくなりました。
その後、共同代表を務める井口に声を掛けて、2人でこの活動を手伝ってくれる仲間を集め始めました。
そして、2か月後の5月下旬には初めてのミーティングを開き、6月下旬には再度パキスタンへ行きました。
そして7月1日から、学校を6校開校することができました。
(学校といっても、寺子屋のようなものです)
生徒たちもアニールもとても喜んでくれました。
10月29日には、NPO法人格を取得しました。
ソルナーチの本格的なスタートです。
2013年1月にはさらに4校開校することができました。
現在は、約1,100名の生徒たちが、学校で学んでいます。
僕は、3月末日付で市役所を退職し、現在はこの活動に専念しています。
今後は、学校数を増やしていくことも重要なことですが、
生徒たちの自立支援を行うことに焦点を当てていきます。
日本からの金銭的な支援は、いつまでも続けていけるとは限りません。
僕たちはあくまでも、スタートアップの段階で、農村部に教育や職業訓練の機会を創出することで、
彼ら自身による自立に向けたお手伝いをするのが役割だと思っています。
そして、パキスタン国内で、学校を卒業した生徒たちが働けるビジネスモデルを創り、
その利潤が農村部の学校運営資金となるようなモデルを作っていきたいと考えています。
彼らによる自立運営のモデルです。
僕たちの団体の目標は、「僕たちの団体が必要なくなること」だと思っています。
そういったモデルを世界中で創っていき、世界中の貧困で苦しむ人達の笑顔を増やしていくことが、
ソルナーチのやりたいことです。
僕には、「みんなで一緒に幸せになることをする」という理念があります。
ソルナーチは日本からパキスタンへの一方的な支援をする団体ではなく、
パキスタンから日本へ、たくさんの愛を届ける活動をしていきます。
パキスタンの生徒たちは、日本のみなさんにとても感謝しています。
彼らは、学校で覚えた読み書きによって、感謝の気持ちと愛を込めたお手紙を書いてくれます。
彼らは、愛と感謝の気持ちで日本の支援してくださっている方のために、いつもお祈りしています。
ソルナーチは日本とパキスタンを愛で結ぶ架け橋となります。
日本のみなさまへ、彼らの愛が届くことを願っています。
以上が、僕がパキスタンでNGO活動を始めることに至ったかの経緯でした。
...という訳で、とりあえず楽しみながらも、頑張ってやっていこうと思っています(笑)。
僕は人間というのは、たくさんの経験をするために生まれてきているのだと思っています。
私自身は、9月からパキスタンにまず数ヶ月間は行ってきます。
現地で、たくさんの経験をしてきて、みなさんにブログや講演会、メルマガなどで報告させていただきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
もし、お問い合わせなどある場合は、
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(↓パキスタンの生徒たちから。)
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特定非営利活動法人SOLUNARCHE(ソルナーチ)
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