今日は思い切って休んで、パートナーとゆっくりデートしてきました。
自分の活動を応援してくれている人がいるということは本当に有難いことですね。
みなさまからの温かい応援やご支援があるからこそ、
僕たちの活動はなりえるのだと、改めて感謝しました。
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これまでの記事はこちら
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その①~」
→ 「 なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その②~ 」
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その③~」
→ 「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その④~」
→「なぜパキスタンでNGO活動するに至ったか~その⑤~」
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続きです。
パキスタンで日本人がNGO活動することについて、考えました。
アニールからも、たくさん参考となる話を聞きました。
そこで、興味深い話が聞けたのです。
実は、アニールは過去に農村部の生徒たちを集めて、計29校もの学校を運営していたのだそうです。
その時の運営資金は、あるアメリカ人から送金してもらっていたのだそうです。
しかし、そのアメリカ人の真の目的は、宗教の布教活動だったそうなのです。
それを知らないアニールは、送金されたお金により、順調に学校数を増やしていきました。
その矢先に、学校の生徒たちを改宗させるように命令されたのだそうです。
アニールは悩みに悩んで、その命令を断りました。
なぜなら、学校ではイスラム学をちゃんと学ばせていたし、
パキスタンでは、イスラム教徒以外の人は、少なからず社会的に不利な状況になることも少なくなかったからだそうです。
ましてや、パキスタンはもともと反米感情の高い国の一つです。
その反米感情たるやすごいものがあります。
もとは十字軍のムスリム大量虐殺が原因なのではないでしょうか。
アメリカのアフガン侵略によって、さらに加熱したようにも思えます。
いくら貧困に悩む農村部でも、アメリカ人からの改宗命令は、さすがに受け入れることができませんでした。
アニールはきっぱり断りました。
そして、アメリカからの送金も止まりました。
アニールと生徒たちは、学校を潰さないために刺繍作品をバザーなどで売ったりして、
運営資金をやりくりしようとしました。
しかし、そこで稼げるお金は微々たるものです。
29校あった学校は、15校となり、5校となり、そして0校となりました。
0校となって、3か月が経過した頃、
2012年の1月に、僕がパキスタンに行った訳です。
改めて日本人がパキスタンを支援するということについて考えてみました。
日本人が外国を支援するときの目的って何でしょうか?
僕の場合、ただ純粋に、彼らの現状を知って、助けたいし、一緒に活動して見守りたいって思えたからです。
彼らが一人ずつ、自立できたことを想像するだけで、ワクワクするからです。
そう、日本人はピュアな気持ちの支援なのです。
宗教的な価値観の押しつけなど、決してありません。
これは、他の日本人が運営している国際NGOでも同じだと思います。
しかし、アニールに聞いたところ、他の国からの支援には、何か裏があることが多いそうです。
例えば、宗教の布教活動だったり、ビジネスのための先行投資であったり。
アニール曰く、日本人はとても謙虚であり、パキスタン人を人間として同等に扱ってくれるから信頼できると言っていました。
そうなのか。
日本以外の外国人の考え方が、ようやく少し理解できました。
だからこそ、日本人が見返りを求めない支援をすることには意義があると思いました。
他のパキスタン人に聞いたところ、
パキスタン人は日本人のことが大好きだし、一番信頼できると言っていました。
それはきっと、いろんな要因があると思います。
例えば、パキスタン国内では日本車の中古車のシェアが98%とも言われています。
見渡す限り、トヨタやホンダ、スズキの車ばかりなのです。
電化製品でも、ソニーやナショナルの昔のテレビが流通していました。
おそらく、日本製品の品質の高さが、信頼性にも繋がっているようにも思えました。
また、ある方にはこう言われて驚きました。
日本が日露戦争で勝利したことは、有色人種が白人に初めて勝利した意義深いことだ。
だから、日本人は我々の英雄なのだ、と。
正直、日露戦争の本質をまったく知らなかったので、この言葉には驚くと同時に、
先代の日本人のみなさまへの感謝が生まれました。
たくさんの理由がある中で、総合すると、
「パキスタン人は日本人が好き」ということだけは分かりました(笑)。
もちろん、このことを楽観的に判断するつもりはありません。
僕たちの活動は、女性の支援、貧困層の支援ですから、
一部の方からは、反感を買うことも予想されます。
だけど、僕にとっては、十分な理由になりました。
「パキスタンには、僕たちの支援や協力を求めている人がいて、それをしたい僕がいる。」
もちろん、パキスタンの現状を知れば知る程、甘い考えは捨てなくてはいけません。
死を意識する局面も、ひょっとしたら出てくるかもしれません。
でも、やりたくなっちゃんだから、しょうがないんです(苦笑)。
そんな訳で、日本人として、パキスタンの支援を始めることを決意して、
日本に帰国した訳でした。
でも、帰国してから、意識が現実に戻ってしまい、とても悩むことになるのです。。。
(↓ナイスなパキスタン人アニールとの2ショットです。)
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