こんにちは、代表の遠藤です。
今、オンラインの講座で分子栄養学というのを勉強しています。
一般的な栄養素の学問ではなく、個体に応じて栄養の観点からアドバイスを行うというものです。
なので、症状と血液分析と食事メニューといったデータから、どんな栄養を摂ることが大事か、すなわちどんなものを食べるべきかを考察します。
勉強を始めて3カ月、一番大変そうな血液分析もだんだん点が線になってきました。
と、そんなときに患者さんの糖尿病の相談がありました。
奥様がちゃんと食事を考えて、食後の散歩なども一緒に行ったり、懸命に尽力しているようなのですが、どうもHbA1cだけは下がらないのです。
ちなみに中性脂肪も高かったのですが、それはすごい改善してきています。
で、血液検査の票を結果を見せて頂きながら考察させていただきました。
糖質の吸収を遅らせるという食事もしてはいますし、糖質そのものもカットはしています。
なのにHbA1cが下がらない。
そもそも血糖値が上がって下がらない原因を認識する必要があります。
血糖値を下げるホルモンはインスリンただ一つ。
一方、血糖値を上げるホルモンもあります。(知ってましたか?)
飢餓に耐え抜くために必要な機能なんです。
例えばグルカゴンや、成長ホルモン、コルチゾールなどです。
それらが暴走することで糖新生が活発になって、血糖値が下がらないあるいは高くなるということもあります。
つまりインスリンのせいだけではないのです。
私はその患者さんの過去からの推移と、血液検査表の肝臓機能やたんぱく質、コレステロールの状態などから「肝臓」と思い浮かびました。
私は医師ではないので、診断などは一切しませんが、薬も効かない下がらないHbA1cを改善するのは、まず肝臓のケアが必要なのではないかなと考えました。
それは根本的な解決に必要なこととしてです。
短期的なこととしては、早食いはゆっくり食いに変えた方が良いですねと。
そういうわけで、分子栄養学を勉強していて早速、役には立つアドバイスが出来たのかなあ、と思いました。
翌日連絡を取りましたが、患者さんもむしろ納得な感じでした。
・血液検査の結果が思うように改善しない。
・このまま薬を飲み続けていいものなのか?
などのお悩みの方は、私なりに血液分析や食事メニューなどからアドバイスをさせていた来ます。
・血液分液から読み取れたこと
・お悩みの内容と血液分析との因果関係について
・服用しているお薬について(あくまでも原理や効能など解説)
・私なりのアドバイス(食べるものやサプリ、生活習慣など)
といった内容について、ご希望であればお気軽にお問い合わせくださいね。
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