Poem Title
キミの2.0が始まった時
ボクの4.0が産声をあげた
ー無糖ソルトー
キミの痛かった記憶は
古き良き想い出にかわり
穏やかに蜜柑を頬張って
大好きな音楽にまみれて
喜びも悲しみも分かち合える
強固な絆にも満たされて
幸福しか そこにはない。
そんな2.0なキミをみていると
愛しすぎて涙がでてきて
もう心配しなくて大丈夫なことが
嬉しすぎて…。
これまでとは少し違う形で
繋がることが始まりそうなんだ。
ねぇ。ボクはキミみたいな人を
ずっと昔に好きだったことがあってね。
その人はあまりに駆け足で
新時代も見ないまま空に還っていったの。
強くてみんなの兄貴分で
ついてきたいヤツはついてこいよって
その背中を見せ続けてくれた人だった。
なのに、“その日' は突然やってきて
いとも簡単にボクを奈落へ突き落としては
音も色も何もない無の世界に閉じ込めたんだ。
ノストラダムスの予言が
1年前倒しで来やがった。
本気でそう思ったよ。
悲しみがブルーだなんて誰が言ったんだよ。
「真っ黒じゃないかっ」
幼きボクは叫んだ。
胸が抉られるってこんな痛み?
息ができないってこんな感じ?
体中ナイフでメッタ刺しにされるのと
どっちが痛い?苦しい?
地面は崩壊して空は堕ちてきて
上も下もわからなくなって
無秩序に宙ぶらりんにされて
見えない血で真っ赤に染まる痛みを
誰にも話せずのたうちまわって
ダレカ ボクヲ オワラセテ…
アサナンテ コナケレバ イイノニ…と
懇願しても実行しても報われずに
まるで屍のような時間を
過ごしているのに
お腹だけは減る苛立ち。
そのうえ仕事にだけは行ってしまう
責任感も恨めしくて
ますます自分のことも世界のことも
呪っていくしかなかったんだ。
キミの音楽が世界に
I AM HERE と言ったあの瞬間まで…。
あれは、
なんの奇跡だったんだろうか。
一種のバタフライエフェクトと
言えたのかも知れない。
それから少し経って
あんなに硬くて
二度と割れないと思っていた
絶望という真っ黒な世界の天井が
キミのピアノの旋律で
ガラスみたいに簡単に砕けて
ボクの3.0が始まった。
そんな世界線からやってきたボクが
初めて認識したキミは
どこかあの人に似ていて
でも知っていくほどに違っていて
だけどやっぱり似ていて
吸い寄せられた。
I NEED YOU…… それから。。。
キミの痛みに共感しながら
苦しみを抱えたままの
その優しさに包まれながら
そしてときには
心配で見守りながら…。
気がついたときには
ボクはちゃんと
笑えるようになっていた。
忘れていた
誰かにときめくって感情も
息を吹きかえしていた。
世界はカラフルで
いろんな音に溢れていて
ボクの五感は
正常に機能していることも知った。
ねぇ、ボクの愛しい猫さん。
キミが焚べた
怒りも苦しみも悲しみもやがて
誰かの渇きを潤すオアシスになって
生きてく力を与え続けてきたよね。
ボクも違わずその中の1人だ。
紛れもなくキミは救世主だった。
だけどキミの中からMiseryは昇華し
穏やかに微笑むフェーズがやってきた今。
キミの2.0に
シンクロしてるボクも
凪の日常を手に入れた。
痛みで惹かれ合っていたような時間が
終わったんだと知ることは
とても幸せであたたかいけど、
代わりに強烈な磁力は弱まっていくんだ。
キミがスキ。
キミに感謝してる。
キミの笑顔に安心してる。
もう見つめ続けなくても
ボクもキミも大丈夫。
キミの周りは優しい人でいっぱいで
ボクの周りも同じくだ。
そう、ボクの4.0が始まりを告げる。
そこには安心が溢れているから
これまでより少し遠くから
緩やかな磁力でキミを見つめていたい。
まるで元カレを懐かしむように。
© 無糖ソルト
ども、無糖ソルトです。
こちらは 2026.5月吉日に
書いた言の葉です。
約3ヶ月半以上を経て本日また、
アメブロに戻ってきました。
以前と名前は違いますが
わかる人にはわかるであろう書き方を
敢えてしております。
こちらのブログには
作品のみを投稿していきます。
日常のことは
また別の場所で書こうかと…。
いや、書かないかも………。
それでは。