ほんとうに、人の話を聞くことのできる人

人の言いたいこを汲み取ることができる人。

 

それは、めったにいない。

 

 

本当に、自分の話を聞いてもらったことのある人。

自分のいいたいことを汲み取ってもらったことのある人。

 

それは、めったにいない。

 

 

だから、そうしてもらったとき、

聞いてくれた人のことは、ずっと忘れない。

忘れられない。

 

 

--- y.

 

 

ミヒャエル・エンデ

『はてしない物語』 より抜粋

 

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あなたは望みの道を歩いてきたの。

この道は、けっしてまっすぐではないのよ。

 

あなたも大きなまわり道をしたけれど、

でもそれがあなたの道だったの。

 

あなたは、生命の水の湧きでる泉を見つければ、

帰れる人たちの一人なの。

 

そこは、ファンタージエンの一番深く秘められた場所なのよ。

そこへゆく道は、簡単ではないわ。

 

そこへ通じる道なら、どれも、結局は正しい道だったのよ。

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いずれの道も、結局は正しい道。


あの道も、あの道も、

いまいるこの道も、正しい道なのだ。

 

 

真の望み、真の意志に通じるものならば。

 

 

--- y.

 

 

ミヒャエル・エンデ

『はてしない物語』 より抜粋

 

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『汝の 欲する ことを なせ』 というのは、

ぼくがしたいことはなんでもしていいっていうことなんだろう、ね?

 

「ちがいます。」

 

それは、あなたさまが真に欲することを

すべきだということです。

 

あなたさまの真の意志を持てということです。

これ以上にむずかしいことはありません。

 

 

それは、あなたさまがご存じない

あなたさまご自身の深い秘密です。

 

どうしたら、それがぼくにわかるだろう?

 

いくつもの望みの道をたどってゆかれることです。

一つ一つ、最後まで。

 

それがあなたさまをご自分の真に欲すること、

真の意志へと導いてくれるでしょう。

 

それならそれほどむずかしいとも思えないけど。

 

いや、これはあらゆる道の中で、一番危険な道なのです。

 

怖れるとか怖れないとかではない。

この道をゆくには、

この上ない誠実さと細心の注意がなければならないのです。

 

この道ほど決定的に迷ってしまいやすい道は

ほかにないのですから。

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いくつもの望みの道をたどってゆくこと。

 

そして、後になってわかるのかもしれない。

 

 

 

--- y.