台所で作ってしまった、手の甲のやけどの傷。

けっこう大きく、しっかりついてしまっていた、そのやけどの跡が
いつの間にかキレイに、見えなくなっていて。

そういえば、かなり時間が経っている。
こんなにキレイに治るとは。

この傷を眺めていた頃が、とても懐かしい。
もう何年も前のことのような、気がする。


こちらが存在をすっかり忘れてしまっている間にも、
体は傷を少しずつ癒していて。


あるときふと変化に気づいて、
その変貌ぶりにびっくりする、ということがある。

あまりにも小さいので、日々のなかにあっては気づかれない変化でも
時が流れると、それは目に見えて現れる。


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今日も、気を少しずつ