小学生のころ、
明智小五郎のでてくる江戸川乱歩の本がすきだった。

明智小五郎は、探偵。

怪人二十面相シリーズなど、どきどきしながら読んだなぁ。


本に出てくるのは、いつも難題で困難な事件。

ちいさなかすかなヒントを見つけ、
ひとつひとつ、理由や意味を探っていくうちに
ストーリーがみえてきて、ある結論にたどりつく。


警察からみたら、明智小五郎は「奇人」または「変人」。

「型」にはまらない推理力を発揮して、事件を解決していく。



最初みつかるものは、ちいさなちいさな点。

その点が、たくさん集まって、点と点が結びつく。

そして、線になる。


線は、交差したり、結びついたり、
あるいは絡まったりしながら、そのうち面になる。

面になったものが集まって、
重ねたり丸めたりつなげたり、
あるいは、切ったり貼ったりするうちに、立体となる。

立体は、べつの立体と結びつき
内に取りこんだり、溶けて混ざりあったり
くっついたりして、さらに大きな立体となる。

そうなるともう、最初の点とは様相がおおきく異なっている。



最初は、ちいさなちいさな点。

はじめは、その点の意味するところが見えないかもしれないけれども
点を、てんてんと集めていく。

そこからすべては始まる。


明智小五郎のように。



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気を、探偵にしていこう。