エジプトの旅では、ギザにあるピラミッドも見に行った。


2010年から2011年にかけてのアラブの春と呼ばれる抗議デモがあり
エジプトでは、観光客がめっきり減ったと、
日本語ガイドのアハッマドさんが言っていた。


日本人もしかり。
日本からの旅行客も激減して、仕事がない、とぼやいていた。



そんな状況なので、ピラミッドも人が少なかった。


ピラミッドの中には、ながーい階段がある。
腰をかなりかがめないと通れないし、頭を天井にぶつけてしまう。


そのながーい階段を登ると、大回廊に出る。
大回廊は、天井まで9メートル近くあって、見事!
かがめていた腰を伸ばして、思わず、佇んで見入ってしまう。
素晴らしい。


そして、さらに進むと、王の間がある。
王の間は終点。


あとは、今きた道を戻るのみ。



だから、なるべく長く居たくて、王の間で、その場の空気を味わっていた。


時が止まったような静寂。
歴史を感じさせる、空間。
漂う空気が違う。


いつの間にか、誰もいなくなっていた。
他の観光客は、いつの間にか、戻っていったらしい。



貸切!
ピラミッドを貸切!



エジプトに行ってくる、と言ったら、
友人たちの多くは、何でまたそんな危ないところへ、と言った。


でも、実際には、カイロのタハリール広場で、
日曜日に、集会デモが行われているくらいで、
それ以外は、危ないことは何もなかった。


日本人観光客はほとんど見かけなかったが、
他の国の観光客はチラホラ見かけた。


旅の前に、外務省のHPを見たけど、
「気をつけて」レベルの注意喚起しか出ていなかったし、
旅行社の人も大丈夫だ、と言う。


ならば、大丈夫。
日本にいたって、事故にあったりして、死ぬときは死ぬのだ。


2011年3月の東日本大震災後、在日の外国人たちが、
一斉に母国へ帰ってしまったが、
私たちは、普通に、日常生活を、日本で送った。
若干の生活の変化はあったものの。

それと同じだと思った。



経営では、差別化が重要といわれる。


差別化=人と違うことをする。


奇抜なことをしたり、奇をてらったり、というのではなく、
人とちょっと違うことをする。



いきなり、大きな差別化をしようと思ってもなかなか難しい。
現在の環境を、大きく変えることには、大きな勇気がいるからだ。



だから、
毎日の小さいことから、日常のささいな判断や行動から、
人とちょっと違うことをして、脳を慣らしておく必要がある。


でないと、いざというときに、
周囲の引力に引っ張られて、自分にとっての最良の決断ができない。



今回の場合は、
みんなが危ない、と言っても、
外務省のHPがOKを出している、ということと
旅行社が大丈夫だと言っている、という2点の理由で、
エジプト行きを決めた。



世間で言われている常識と、実際との間にはギャップがあることがある。


常識に引っ張られないために、
日ごろから、思考の訓練、判断力を養う。


そんな小さな積み重ねが、差別化を産むのだと思う。


そのことを、今回の旅は、教えてくれた。

いやいや、ありがとう。



のり気なブログ-120216カイロ:クフ王のピラミッド



























※写真は、貸切にした(笑)ギザにあるクフ王のピラミッド
 観光客も、現地の人もまばらでした




今日も、気にのっていきましょね★