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このGWは、妹と犬を連れ残雪キャンプへ。



姉妹ながら体質がとっても異なる妹と私。


TKN「寒いとか何とかブータレたら、山の中に捨ててくからね」

妹「ダイジョブ、あたしも前ほど軟弱じゃないよ!」



……


結局、以前ほどではないものの、日が陰り気温が下がってからは、
テントに籠り、シュラフにくるまって「寒い寒い」を連呼。


けれど、携帯の電波さえも届かぬ標高1,500m近い山の中で過ごす時間は、
本当に楽しくて、妹ともじっくり色々な話をする事が出来ました。




雪中キャンプ♪






朝ごはん準備中



朝ごはん後、昼寝中のHIMAと妹



ずーっと跳ねまわって遊んでいたHIMA。
ハイになった後は片付け中の人を尻目にテントで爆睡。








山を下りて電波が入るようになった瞬間、ピロピロピロピロ鳴り出す妹と私の携帯。

一気に文明に引き戻されるような気になった瞬間でした…



妹君は、本日の夕方のバスで東京へ帰って行きました…文明への呪いの言葉を吐きながら(笑)

私は明日、片付け&溜まったメールに返して行かなくては。



五時起きして、山までちょいと走って朝のひと散歩。












不満が無いとは言いませんが…



こうして見ると、それなりに…
まあ、使い勝手は良いです。





さて、家に帰って朝御飯食べよ。

少し前からネットではワーワー言われていたようだけど、小耳にはさんだ噂。



ランクルの70系(76)が、期間限定で国内で再販される、とな?!




NOxの規制絡みで、国内市場からランクルを始め、

いすゞのビッグホーン、日産のサファリ等の素晴らしきゴツデカ四駆達が撤退してから早云年…



子供の頃“大人になったらデッカいジープに乗るんだ♪”(ちなみに、当時の私の認識:デッカイ四駆⇒ジープ、特定の車種という認識は無し)

なんて言っていた、無邪気な私の夢は叶わず…


自分で車を持てるようになったのとほぼ前後して、憧れのデッカイ四駆達は国内市場から撤退。


その後も、シビックのTYPE-Rが欲しいとか(学生時代)、

フォレスターが欲しいとか(社会人なりたて)言いながらも、

お財布事情という極めて現実的な理由から、マーチ ⇒ インプレワゴン ⇒ スパシオと、

ドがつく大衆車を渡り歩き、挙句、犬連れとしての利便性から、数ヶ月前の車の買い替えでは、

遂にあれ程毛嫌いしていたミニバン乗りになってしまった私…(モビリオ…orz)




犬連れである事を考えたら、車高が高い車よりも、ミニバン・1BOXが便利なのは事実…


なら、いつかはアウトドアミニバンのデリカD5!


なんて、自分を慰めていた(?)ところ。




再販されるランクルは、現在もオーストラリアや中東向けで生産・輸出・販売されている、ランクル76系。

との噂。


しかも、ピックアップタイプと両方だとか。



画像⇒



さすがに、懐かしの丸ライトではないけれど…



うおおぉぉぉ~~~~!!!



やっぱり、昔の四駆って文句無しにカッコいい!!


今の、やたらと丸っこくて流線的な車が、へなちょこ優男に見える。


原野でライフライン断たれたら、誰よりも先に、

逃げるか死んでしまいそうな草食♂が増えたのも、

何かの象徴なのじゃないかと思えてくるわ…




NOxの規制で、ディーゼル車が無くなったのは、まだ分かる…


けれど、車の形状は規制とは直接は関係ないはずなのに、

今のクロカン車って、どうしてこうなっちまった??




私が小学校高学年の時、我が家(実家)に初めて来た新車がいすゞのビッグホーン。


それまで、オンボロ中古ばかりだった我が家。


納車の日、何も知らずにいすゞのディーラーに連れて行かれて、

駐車場に停まっていたパッと目についた、

シャンパンシルバーにワインレッドのラインが入ったゴツイカッチョイイ車が、

我が家に新しく来る車だと知った時の嬉しさったらなかった。


どちらがカーゴスペースに乗るか、妹とじゃんけんで競い合ったのが懐かしい。





話は戻り、日本の国内市場から70系を始めとするヘビーデューティのランクルが撤退しても、

未だに中古市場では驚くほどの高値が付いている。


走行距離も、15万km超えなんてザラ、

20万km後半でも、100万円超えの値段がつくって、すごい…



機械、道具としての価値の高さ、堅牢さ。



正直、TOYOTA自体には魅力を感じないけれど、こういう車を作れる技術があるのに、

原産国でその需要が無い(無い事は無いかも知れないけれど、メジャーではない?)というのは、

とても残念な事だと思う。





ランクルにしても、昔のサファリにしても、ビッグホーンにしても、

悪路走行が当たり前、壊れずどこでもオラオラ~っと元気に走る車が求められる地域では、

未だに需要が高く、とても人気がある訳です。



アメ車や欧州車よりも維持費が安く、経済的に豊かでない地域でも持ち続けられる。



日本のモノづくりの技術は、本当はそれだけのものがあるのに、

良いものを長く使う、ではなく、適当に使って買い替えが当たり前、

そうでなければメーカーに利益が出ない構造になっているという現実。



今日のニュースでも、13年度のTOYOTAの販売台数が1,000万台突破!

と、デカデカと載っていましたが、その内の何台が、10年、20年後にも誰かを乗せて走れるのでしょうね。


10年乗ってダメになる車1,000万台より、

20年乗れる500万台の方に魅力を感じるのは、

私だけでしょうか。



車だけじゃない。


昔の電化製品は、長持ちでした(これには部品レベルでの信頼性が関わっているのだけど)






話が大幅に脱線したけど…



再販されるというランクル76、超欲しい……



けれど、噂では400万円台だとか……



宝くじ、当たらんかなぁ…(買ってもいないけど

あっという間に季節は巡り、気付けば4月も1/3が過ぎてしまいそう。


家の周りの雪もさすがに消えましたが、山にはまだまだたくさん残っています。


これから6月半ば頃まで、残雪を求めて山へ通う日々。



寒さと雪を愛して止まない身には(犬ではなく人が、ですよ、念のため。もちろん犬もですが)、

これからの季節は“受難”



けれど、直売所に沢山新鮮な野菜が並ぶようになったり、

庭のハーブがもりもりと香り高い新芽を伸ばし始めたり…


5月末にはブナ林の根開けと可愛らしい新緑、

6月には1年分のあんずジャムと梅シロップを仕込んで、

月末からはラベンダーとブルーベリー。


7月になれば川や湖で泳げるし、

夏と言ったら、とうもろこしに西瓜!


楽しい事がたくさんあるのもまた事実。


…8割方、食べる事ばかりってどーよって気もしますが。





季節が巡る事に思いを馳せながら、

こんな日々がいつまで続くのだろうと、

“色々な”意味で考える。

昨日は、友人を呼びつけて鹿肉の毒、もといフルコース!!

野外でハンターさんが解体した肉だし、
少しクセが心配だっけれど、とんでもない!!

めちゃくちゃ旨かった!
クセなんて全くなし!

最近、牛肉を臭いと感じる私にとってみたら、
牛肉よりも食べやすいくらい。

あまり料理の写真を載せるのは好きではないのですが、
久しぶりの本気料理。

自画自賛ながらあまりに旨かったので…


手前から…
・三日間、塩をまぶしてじっくり(雪の中で)熟成させた塩豚ならぬ塩鹿のポトフ
・ローストディア(赤く見えてますが、しっかり火は通してます)
・バルサミコ風味のヒレ肉のステーキとコントルノ(チコリ、スナップエンドウのガーリックソテー、シャドークイーンのマッシュポテトオーブン焼き)
・サラダ大根のワインビネガー漬け ローズマリー風味
・鹿肉のボロネーゼと手打ちのパッパルデッレ
・鹿肉のスプレットとバゲット




イタリアンで統一しようと思ったけれど、
結局あれこれになっているのはまあ、ご愛嬌ってことで。


写真もそこそこに食べ出す友人。




彼女は羊肉が苦手なくせに、
なぜか鹿肉は好きという変わり者です。

今回は、万が一臭かった時に備えて、
卵かけ納豆ご飯の準備をしていたけれど、
全くお呼びじゃなかった感じ。

手打ちのパッパルデッレは、
初めての試みでちょっと心配だっけれど、超美味しい!!
ボロネーゼがよく絡んで、食べごたえもあるし、
ジビエのソースによく使われるのも納得。


が、私はパスタマシーンを持っていないので、
平たく伸ばすのが物凄く大変でした…
今日は筋肉痛也。


食べれないんじゃないかと思いきや、
二人でこの量をほぼ平らげました。



そして、今回はちゃんとデザート付き。

昨夏仕込んだアプリコットジャムを使ったセミフレッドと、
これまた昨夏収穫して冷凍しておいたブルーベリーを使ったグラニータ。




きゃー、美味しそー、美味しそーー!
と言ってくれる友人の声に誘われ、テーブルを覗きに来たお嬢ちゃん。







今回の料理、鹿肉は頂き物なので、
買った材料は野菜と安物のハウスワインのみ。

多分、千円ちょっとだと思いますが、
三日くらい前から仕込んでいるので、
時間はかかっています。

そして、調味料も塩・砂糖・醤油・お酢・etcのみで、
コンソメ等の調味料は一切不使用。

私も、日々の料理ではコンソメ等も使いますが、
お金をかけずに、時間をかける家で食べるご馳走が、やっぱり一番好き。



仕事がめちゃくちゃ忙しい中だったので、
ちょっと大変だったけれど、幸せ…:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



お犬様と鹿肉 ① からの続き。



たかだか一回、解体に立ち会っただけで賢しらにあれこれと言うのも本意ではないが、

そうは言っても、あまりする事がない経験故、

あれこれと考え思った事を、記録のために残しておこうと思う。


害獣駆除、という言葉が嫌いだ。


何を以て害とするのか、それはあくまでも人間の都合。

野生動物にしてみたら、人間以上の“害獣”はないに違いない。


解体現場にまで押しかけて肉を寄越せ!と喚く人間が何を言うか、と言われそうだが、

犬猫はもちろん、動物全般好きを自認している私にとって、

人間の都合で、食べるため以外の目的で殺される鹿を戴く事に、

何の抵抗も抱かない訳では決してない。


それは、昨年、鹿を戴くようになってからも、いつも心のどこかにわだかまっている。


鹿の出産は5-6月。

昨秋の繁殖期を経た冬の終わりのこの時期、多くの雌がお腹に子供を抱えている。


長野県はもちろんのこと、多くの県で害獣の一斉駆除がこの時期に行われるのはそのためだ。

猟期が終わるからだけではない。


逆に、なぜ猟期が3月までなのか。

それは4月以降、出産・子育てシーズンになるから。

日本以外の国でも、同様に野生動物保護&倫理的な背景から出産シーズン以降を禁猟としている。


この時期に行われる一斉駆除について、

長野県は明確に個体数増加抑制を目的として“雌を”主な対象としている。


即ち、規制が定められた理由に真っ向から反する理由で、この時期の駆除が奨励されている事になる。

(ちなみに戦後長らくは、ニホンジカの個体数増加のため、雌は通年禁猟だった)


今回も、仕留められた雌の何頭かはお腹に子供がいた。

四肢は出来ており、目もある。


記録のため…と役所の人は写真を撮っていた。


その横で、腹を裂かれた母鹿を解体している人間に、

感傷的になる資格も、目を逸らす資格も無い。


だから表面上は平静を装っていたけれど、

胸に広がるもやもやした感情を無視するのもまた違うような気がして、

黙々と手を動かしながら、あれこれ考えていた。


相手が畑を荒らす憎い害獣であっても、腹に子を抱えた母鹿を撃つ事に何も感じない訳ではない。

この時期の一斉駆除について、思う所があるハンターが多いというのも、至極当然だと思う。




害獣駆除という言葉を耳にするようになって久しいが、

なぜ鹿が増え過ぎたのか。

なぜ、本来の生息域を超えた高山帯にまで鹿が進出しているのか。


鹿の個体数を減らせという声は聞こえてきても、

何故増え過ぎたのか、真面目に論じている声を聞く機会はあまり無いように思う。

県のシンポジウム等でも、表に聞こえて来るのはいかにして個体数を減らすか、

今年の目標は何頭か、そんな話ばかりである。


鹿が本来適正とされるべき数を大幅に超え、

また増加のスピードが本来の野生動物としてもあまりに速いのは何故なのか。


その理由を考えなければ、狩猟、或いは罠でいくら個体数を減らそうとしても、

それは飽くまでも対症療法でしかなく、いたちごっこが続くのは、想像に難くない。


天敵であるオオカミを絶滅させたためだとか、

ハンター人口の減少により狩猟圧がかからなくなったためだとか、

一番耳にする理由はこの二つだと思うが、


個体数増加の大きな助長要因となっているのは、


日本の近代林業(特に戦後の)だと言われている。

(あまり知られていない?のかも知れないけれど、林野庁が出した文書に明確に記載されている)


オオカミは鹿だけを食べる訳ではないし、

狩猟圧と言うが元々日本人は欧米人のように鹿肉を常食する文化はないし、

同じく食べもしないものをただ狩るだけのゲームハンティングの文化もない。


戦中戦後に個体数が激減したのは、毛皮目的で乱獲されたからだとしても、

それではそれより前はどうなのだ、という話になる。


但し、動物愛“ゴ”系の主張である「日本人は元々殺生をしない文化!」はあまり正しくないと私は思う。


というのも、かの生類憐みの令さえも、鹿猪狼については、

(まずは追い払うための威嚇をするという前提付で)田畑を荒らす野生動物の殺害を認めているから。


ネット等を見ていて、元々農家でも狩猟が趣味でもないのに

「鹿の個体数が多過ぎるから減らさなきゃいけないんです」と、

あたかもそれが正義であるかのように言っている人間を見ると、私は猛烈な違和感を抱く。


恐らく、動物愛“ゴ”系の批判を避けるために(?)

理性的な理由を掲げているのだろうが

「猟が好きだから」

「農作物を荒らされるからだコンチクショー!」の方が

余程健全だと私は思う。


農作物を荒らされる農家の辛さ、苦しさはよく分かる。


部外者が「鹿さん可哀相」なんていう感情論を挟むのは論外だが、文字通り死活問題なのだ。


芽吹いたばかりの苗を食い散らかされたり、

苦労して育てた農作物を収穫間際で壊滅させられたりした農家が


「畜生めが舐めくさりよってーー!猟友会を呼べ!罠をしかけろ!ぶっ殺してやる!」


といきり立つのは、致し方ない事ではないだろうか。


もちろん、個人的には特にクマ等は、箱罠捕獲⇒山へ放逐。

それでも侵入してしまう場合のみ駆除にして欲しいが、

所詮農家でない私、感情論だけで口を挟んではいけないのだとも思う…


ニホンジカの個体数が増加に転じ、













ハンターにかかる負担も増え続け…























それは






何度か「止めようか、どうしようか」と考えた。


犬のためとは言え

態度を変えられる自分の日和見にも呆れ…


















































食育ってホント、一日あれば十分だと思いますよ。はい。












日本語のこの短い一文が、これまで以上に重く感じられる経験だった。



戴きます。




せめて考える事だけは忘れたくない。


例え犬のためであっても「鹿肉を下さい!」と言う資格は無いと思う。

それを当たり前だと達観するのなら、自分で撃つ訳でもない私に、



多分、それが命あるものを食べるという事。


多分、これだという正解は無いようにも思う。


多分、これからも悶々と考えるだろう。





せめて苦しませずに殺して下さい…?

山の中へ連れて行って放してあげて下さい…?

殺さないで下さい…?


何て言えるだろう?

もしその場にいたとしたら、私は何て言うだろう?

こういう人達も、畑で罠にかかった動物を、いたぶるのだろうか?


実際に会って話をした猟友会のおいちゃん達は皆、本当にとても親切だった。


けれど、わだかまりも含めて、考えなければいけないのだと思う。


これまでは嫌だと言っていたのに、

今回も、勢いとは言え現場まで押しかけるにあたって、


っていうレベルの浅はかさと、どこが違うのだろう。

「動物を殺して食べるなんて人間のエゴだ、野蛮だ!だから私、ビーガンになる♪」

「焼肉大好き、でもと殺は可哀相!

けれど、鹿肉は欲しい、でもハンターは嫌…って、


例え可愛い犬のためとは言え、猟友会に頭を下げるのは嫌だった。

増してや、学生時代に見聞きした、田畑で捕獲された動物の最期を思うと、

考え方自体は明らかに人間ではなく動物寄り…

私は都会育ち(?)で、人間よりも動物と自然が好きで、


「ハンターを紹介するよ」と言われても、全てやんわりと断り続けていた。

“絶対仲良くなれない”と思っていたから。

私が敢えてこれまで、地元の猟友会とコンタクトを取らなかったのは、



私もそう思う。

と、言われるのがオチだろう。

「現実を知らない連中が、机上で何か言ってるわ」

それでは、農家の理解は絶対に得られない。

学術機関の専門家だけが集まって話をしていたら、どうしたって動物寄りになるだろう。



癌の治療方法だって、20年もありゃ大いに進歩しとるわ。

いわば、行政共々、手を拱いている状況ではないのか?

現実にシカの個体数は増え続け、駆除される個体数も増え続け、

調査の名目で、これまでに大量の資金が投入されているにもかかわらず、


学術機関、調査機関も、責めはあると思う。


日本の戦後の林業政策を、抜本的に見直しているとはとても思えない

そもそもニホンジカが爆発的に増える温床となった、


その期間、行政がやった事は猟銃・罠による捕獲⇒駆除奨励。


問題になり始めてから一体何年経つだろうか。

戦後、保護政策下において、


















ちょっと真面目な内容です。


犬のごちそう、シカ肉。


昨年から、色々な伝手を辿りながら鹿肉を入手して来た中で、

この週末、遂に鹿の一斉駆除の現場へ殴り込み…


と言うのは些か大袈裟かも知れないが、

小耳に挟んだ情報を基に市役所にまで電話をかけて頼み込み、

解体に立ち会わせて貰う事になった。


何も解体現場にまで…と思わないでもないが、

通常であれば廃棄されてしまう、

肝臓と心臓、そして胃(愛犬家にはお馴染のトライプ)を貰うためには、

どうしたって解体現場に立ち会わなければならない訳で…

(内臓の取り分けはとても“臭う”ので、ただ頼むには気が引けるというのがその理由)


日曜日、手土産のつもりで日本酒の一升瓶を抱え、

指定された場所へノコノコと出かけて行ったら、

オレンジ色の猟友会ベストを来たハンター(殆ど地元のおいちゃん)がわらわら。

ちょうど山から鹿を引きずり出して来ているところだった。


若い人、見当たらず。

女性、もっと見当たらず。

若くて可愛い女性(ネタですよ、ネタ)、もう絶対に見当たらず。


明らかに異質な存在である私に、次々話しかけて来るおいちゃん達。


-ねーちゃん、何してるだ?

-え、内臓と骨こ?したら、これから解体現場行くもんで…ああ、雪がすごいもんで場所変わるでね。

-入れもんは持ってきたかい?…(25L40Lの衣装ケース×2を見て)こんなんじゃ足りっこねぇぞ。

-ほら、そこにたくさん転がっとるわ(指差す先には5頭の鹿…)

-ねぇちゃん、ラッキーだでな。今日は大猟せぇ。


信州に住みながらも、ここまでの猛烈方言て最近耳にしてなかったなぁと思いながら、

解体現場への移動まで、おいちゃん達の話を聞きながら待機。


この時点で、猟果既に11頭。

山の中の解体現場に着いて聞こえて来た話では、

最終的に14頭がこの日の成果だったらしい(これまでの最多が16頭で、それに次ぐ記録だとか)


役所の人が仕留めた個体の性別、推定年齢、大きさを記録した後、雪の上で、一斉に解体開始。


気温も低く、匂いが立ちにくいはずなのに、

周囲には何とも言えない内臓(フレッシュなボロ=馬糞とアンモニア臭?)と血の匂いが立ちこめて、

さすがに一瞬ウッとなる。


けれど、立ち会います!内臓下さい!と宣言した以上、ここで引いたら女が廃る!


おいちゃん達は、モモ・肩・背ロース以外の部位や血肉をぽんぽんと衣装ケースに放り込み、

入りきらないものは雪の上へ。


-内臓は、胃袋の中身だけ出してやってからここへくれや!


地元猟友会の会長さんというおじぃちゃんが、音頭を取ってくれているおかげで、

気付いたら横にはほかほかと湯気のたった内臓が山積み。


もうね、ここまで来たらやるしかない。

いや、やるつもりで来たんだし。


内臓の山に手を突っ込み、心臓と肝臓を取り外して綺麗に筋や膜を剥ぎながら、

トライプはぐるりと切り取り開いて雪を詰めて、きちんきちんと雪の上に並べて行く。


おいちゃん達、唖然…

以下カッコ内は私の心の声。


-ねぇちゃん、えれぇ上手いだけど、そういう仕事してるだか?(いいえ全く!なわけねーぢゃん!

-え、会社員?いやぁ、したってどこかでやった事なかったらここまでは出来ねぇなぁ?(もうヤケクソですから!

-肉傷めねぇでここまで出来りゃ大したもんだ(ホホホ、のこぎり&包丁持参してるくらいですから

-もう解体なんて、それだけで駄目って人の方が多いもんじゃないんかい(そんな可愛げはとうの昔にそこの山ん中に捨てました!ってか、元々持ってねぇ!

-そんなんじゃなくて、ちゃんとした狩猟ナイフ買わなきゃだめだぁ(高ぇーし!

-今度から呼んでやるで、イチから解体やってみるか?(もういっそ、教えて下さいまし!


褒められりゃ悪い気はしないのが人情とは言え、内心必死。

変な風に内臓を傷付けたら卒倒ものの匂いがつくし、ヘタすりゃ犬も食わぬ…になりかねない。


細かく解体すればするほど手間と費用がかかるのに

(一応市の事業の一環のため、解体料というのが発生するらしい)


普段より細かくしてくれるのを見ていると、私がここで引くのはあまりにも失礼

(普段は、食べるところだけ取ってそれ以上は分割しないらしい)


途中、鼻が麻痺して匂いは気にならなくなったけれど、終わった時には完全に血の匂いに酔っていた。


解体終了後、この日のリーダーだったと思しきおいちゃんが、

太ももと前肢、背ロースを一本ずつ手渡してくれた。


「これはあのコ(HIMAの事)にやっちゃいけねぇよ。美味しいところだで、ねぇちゃんが食べな」


美味しいと言われる若い雌シカの肉。しかも背ロースは鹿肉では一番高級と言われる部位。


「但し、自己責任でな」


はい、もちろん!


人が食べない所を犬用に下さい、というお願いしかしていなかったし、

役所が絡んでいる以上、野外解体の肉を外部の人間に

(ヒトの)食用として渡すのは難しい、と言われていただけに、これは嬉しかった。


私の車にはこれ以上は積めない、という位に積み込んでも、雪の上にはまだ数頭分がごろごろ。


友人に声をかけたから後でもう一度取りに来ると告げると、

残っていたおいちゃん達が口々に、それは危ない暗くなるから云々と、

結局残渣を廃棄する場所まで下ろし、置いておいてくれる事になった。


感謝。


解体場所から30分くらいの畑の真ん中にある小屋まで運び、

電話で呼び出したLEJONSOLさんと合流して余すところなく全て回収。



14頭分の鹿の命、LEONBERGER達の為に有難く頂戴致します…



⇒つづく


ばれんたいんどころじゃない。


しんしん、しんしんと降り積もった雪。

今朝の時点で、家の周りの積雪一メートル超え。



ここ、何処やねん。





県道から家までの100メートルほどの小路に除雪が入らず、
結局、お向かいさんと半日、延々と雪掻き。





お嬢は、お向かいさんのボーイズと雪遊び。





家の前の坂道で、ボードを試みるお向かいさんの長男君@小学一年生。



いやはや、雪掻きし過ぎて、腕が棒のようです。



けれど、こんな非日常、楽しまなかったら損ですわ♪




遊ぶぞ~~ ヘ(゚∀゚*)ノ