● どんどん残業がやりづらくなりますよ~
こんにちは。正木美奈子です。
4月1日より働き方改革の関連法が施行されましたね。
年間5日間の有給取得が必須となり、企業側は何とかこれを社員にとらせないといけないので、どうしたものかと思案中なのではないかと思います。
5日間というのは、何とも微妙な数字ではありますが、はじめの一歩という点では、仕方がないのでしょうね。
スウェーデンでは、夏休みは連続3週間取る事が権利として認められている、と話すと大体の方が、スウェーデンだからできるんだよね〜、とおっしゃいます。
ですが、実は日本にも長期休暇取得を推奨している企業は、結構あるのですよ。
例えば◯フージャパンは、3ヶ月のサバティカル制度というのを設けています。
これは、10年選手以上の社員が対象となりますが、最短2ヶ月、最長3ヶ月の休暇を取れるというもの。しかも1ヶ月分の給与が出るそうです。
休みの前には業務の棚卸をする事で、優先順位のつけ方が上手くなったり、やめる事、減らす事が出てきたり、効率化を図るフローを考えついたりと、組織にとってのメリットもかなりあるそうです。
そうなんです、これが本当の意味での「効率化、生産性の向上」なんですよね。
何も考えることをせずに、働く時間だけ減らそうとしても、そうは問屋が卸しません。
どうすれば良いかを、時にはチームを巻き込んで考える必要があります。
自分でできることはもちろんですが、全体を見直す事で、フローが最適化したり、今より良い代替え案が出るかもしれません。
そうやって、仕事の改善につなげる事が出来ると本人にとっても、組織にとってもお互いに良い状態(Win-Win)になれます。
お互いにメリットがあるのがわかれば、進めやすいですよね。
組織が個人の休暇取得をバックアップする事で、休みも取りやすくなりますし、組織ぐるみで対応策を練ることができます。
これは、かなり大きいです!
ですが、根本的な対応策を考えずに、根性論で「やれば出来る!」と、全てを社員に任せると「隠れ残業」が増え、社員のストレスがドンドンたまっていきかねません。
現に、最近のご相談に多いのが、
「上司から残業をするなと怒られる、こうやればできるはずと一方的に言われるけど、今の仕事量じゃムリ」というもの。
ダメ社員のレッテルを貼られたようで、どうしてよいか分からない・・・というご相談を良くいただきます。
そもそも働き方改革は社員のモチベーションがなければ、推進するのはとても難しいものです。
もちろん、社員一人ひとりが考えることも必要ですが、「できないお前が悪い・・」と一方的に責めるだけでは改善につながりません。
組織としての体制も整えていく事がとても大事なのではないかな~と思います。
新しい法案は始まったばかり、はじめは組織もそこで働く人も双方にとっても大変かもしれませんが、それが早く実を結びますように!
そうは言っても、「どのように進めたら良いのか途方に暮れている、部下をどのように指導したら良いのか分からない」という場合は、ご相談くださいね。 (下記お問い合わせからどうぞ)
では今週も、笑顔で楽しく、もうひと頑張りいたしましょう!
