● 自分のお金じゃないと意識が薄れがち
こんにちは。正木美奈子です。
今週の日経株価は、2万円越えとかなり凄いですね。
これであれば、通常はもっと景気が良いと感じても良いはずなのに、そう感じないのはなぜでしょう?(不思議です)
確かに、お給料やボーナスなどが、少しは上がったという方もいるかもしれません。
が、物価の上昇率を比べ、そして増えていく税金や保険料などを引くと、「実質所得」はトントン、またはマイナスということになっていないでしょうか?
こんな風に、実態がよく見えないこともあるお金の「価値」ですが、自分のお金と、他人(会社)のお金で使い方が違うということはありませんか?
例えば、自分のお金であれば、少しでも安く買おうと「セール」にいったり、安いお店を探して買い物をしたりしますよね。
そして、100円でも、300円でも安いお店を見つけると、なんだか損した気分になります。
ですが、例えば会社の文房具などはどうでしょう?
ペンをどこかに置き忘れたり、ノートを余白いっぱいで使ったりしていませんか?
コピーをするときに、外でコピーをすると1枚10円だから、このコピーは○○円になるんだ~、などと考えたりしますか?
コピー代って、実は結構高いのですよね!でも、私たちは、もの凄い勢いで使っています。
なので、本当にこれを印刷するのが「必要か」を意識するだけでも、コピーの量は変ってくることでしょう。
そうしたら、紙の無駄遣いが減って、環境にも優しくなりますよね!
そして、もう一つ大切なのが、時間です。
アルバイトなどをすると「時給○○円」と良く聞きますが、あなたの仕事をしているときの時給がいくらなのか、上司に聞いてみてください。
(この金額は、通常の月額を働いた時間で割ったものではありません・・・)
ので、思っていたより見高くて、きっとビックリすることと思います。
自分の時給を知ると、ムダな会議をなんとか削減しようと思ったりもします。
という事で、お金って「目に見えているようで見えてない」部分もあるんですよね。
ですから、「現金」だけではないお金の価値も考えてみると良いかもしれませんよ!
では、皆さま良い週末を!
