連日の猛暑は一向に収まらず、空気を焼きつくすような蝉の声もますます激しい。
しかし八月も半ばを過ぎ、子供たちの夏休みも終わりに近い。
友人の工房に行ったら、夏休みの宿題に陶芸作品を作りたいと六年生の男の子がお母さんに連れられてやって来ていた。
友人が手取り足取り懇切丁寧に教えたので、上手に象の置物を完成させた。
けれども乾燥に最速でも一週間、素焼きに三日はかかる。
さらに釉薬をかけて本焼きをし、完成までにはどう考えても無理がある。
九月一日に学校に提出したいというので、苦肉の策で素焼きだけで提出することになったようだ。
同じく我が家の孫たちも陶芸をしたいというので、準備万端余裕を持って逆算して夏休み早々に上の小春は茶碗とマグカップ、下の凪は魚のオーナメントを作らせた。
小春はレポートも書くと言うので、ママに写真と手順を教えた。
それを参考にいい宿題に仕上げて欲しい。
推察するに一昔前と違って、最近の小学生の宿題は大人の手が大分入っていそうである。
宿題の釉薬がけを済ませた小春がボール紙でパソコンを作った。
色鉛筆で描いた画面のマークを見ると、いかにも今どきの子供でなければ描けないマークが沢山描いてあった。
大人の手が入らないこの工作の方が余程子供らしいので、「こちらを提出したら?」と言ったら、ママに「四年生はもっと高度な作品じゃないと駄目なのよ。」と一蹴された。
私は心の中で、(ふーん、とってもいい出来なのになぁ~)と思ったが、無理強いしなかった。
コハナギの作品は水曜日くらいに窯出しをする予定である。
提出する作品の釉薬がけ
手作りパソコン
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