先日の記事の続編です。デート後、僕が受けてきた容赦ないフィードバックには、以下のようなものがあります。

「あなたは親や友人に会わせられない!!!」

「ものの感じ方や金銭感覚が違う!!!」

「(その提案をあなたは好きじゃない/金銭的に難しいことがわかっているので)私が感じるストレスを考えなさい!!!」

 

このようなことを言われるのは、何が原因なのかずっと釈然としませんでした。波長とかフィーリングって何なんだとずっと考えてきました。逆に、僕自身も残念ながら似たようなこと感じたこともありました。一緒にいると違和感やイライラが募るケースです。このフィードバックを解消しようと相手の趣味を真似して美術館に通いつめたり、そのことを話題に振ってみたりしました。しかし、上部を真似しても「同じ趣味のことを無理に話題に出している。私が求めている波長が合うはそこじゃない」と暗に言われる始末・・・。

 

僕が導き出した仮説は、住んできた人生の軌跡が近しいかということ、つまり社会階層が同じかということを訊いているのだということです。そして、自分も相手も言語化することができていないだけで、自分が願う異性像というものは自分の生まれから生じているということです。次の記事は、住む世界が違う女性と男性が交際したケースです。フィードバックを受けてきた問題意識がありました。

 

 

〜以下、質問の抜粋です〜

最終学歴は同じで、彼自身知性のある面白い会話の出来る人です。ただ彼のお友達と私は会話が合わないと言うか、共通のことが全くなく、何を話していいのか分からなかったのです。それなのに彼自身はそのお友達と問題なく会話が出来ていて、まさに「違う世界に住んでいる」と思えたのです。 

 

結局私は何にショックを受けているのかと考えると、多分収入の違いに限るのだと思います。例えば気軽にお寿司屋さんのカウンターでデートしようとか言えないかなとか、海外旅行を一緒に企画したり出来ないのかなとか。相手の収入に気を使って、自分のやりたいことが言えない事、もしくは気づかないうちに相手に金銭的な負担を強いてしまうかもしれないという事。それが大変不安になります。

 

玉の輿に乗りたいわけではありません。実際前夫も私より収入は少なかったですが全く気になりませんでした。ただあまりの収入の差の大きさには、付き合っていく上で障害になるのではと思っています。やはり収入の差は小さい方が、例えば大根一本の値段から旅行や住宅環境等の大きな支出のことで衝突することが少なくなるはずです。 収入の差の大きさ、そして将来性の不確かさが不安の要素なのだと思います。今収入が低くてもキャリアアップできる職種なのかどうか、彼の分野は私にとって未知の世界なので想像も出来ません。私の職場にある、平、課長、部長と明確なステップアップが見える仕事ではないからです。職人さんを馬鹿にしているわけではありません。ただただ、自分が生きてきた人生、これから進んでいきたい人生とかけ離れた所にいるように見える彼に戸惑っています。

 

 

〜回答の要約です〜

・親の働き方の形態、知的水準、パーソナリティー、音楽等の教養水準・・・等が似たような水準。

・上記のような社会階層の格差が大きい場合、(友人やその家族を含めて)人間性を尊敬できるか、自分が同列に括られて嬉しいか

・経済力の差異が小さいのは大前提

・問題は子供の教育。双方の経済力で解決できるカテゴリーではなく、価値観の調整がむずかしい

 

 

〜回答の抜粋〜

《階層の調整について》

私は自分が「上」「下」どちらも経験したことがあります。結論としては、どちらも無理です。個人での付き合いのほかに、交友関係や育ってきた環境はとても大事。そこで綺麗ゴトを言っても仕方ないと思います。その違いを乗り越えることが本当の愛、とかは全然思いません。 私も職人さんのような職業の人と付き合いかけましたがやはり、周りの人々と交友が無理でした。おそらくトピ主さんが感じたことを私も感じました。生活の仕方や選ぶものが全然違い、私はこの人たちと一緒に楽しめないと思い、付き合いを断りました。 逆に、世界的企業のクリエイターと付き合っているときは、彼を含め周りの人たちが才能があり語学も堪能、流行の最先端で文化を動かす人々だったので、紹介されたときは恥ずかしくて消えてしまいたかったです。その方々も地味で何の才能もない私を見て「え…?こんな子と付き合ってるの…?」という微妙な顔をしてました。その人には振られました。はっきりとは言われませんでしたが、「下」とは付き合えないということでした。

 

その違和感は一生埋まりません。私は日大出の建築士。 女房は東大出身。 私が勤めていたゼネコンに妻が入社してきて、なんだかんだで結婚。 知的な部分は女房が私に合わせてくれているのだと思います。 収入面では家業を継いだ私が圧倒しているので、私のバカさ加減は許してくれているのかも(笑) 女房は決して当初入社した会社を辞めようとはしません。 頭が良く、ビジネスセンスも多分ある女房に、家業を手伝って欲しいと思ってますが、数学的にリスクは分散しておくものだと言って受入れません。 まあ、確かに私が会社を潰せば共倒れですもんね。 女房は私の友達・仕事関係の人間とは絶対に付き合いません。 不機嫌になってしまうことが多いのだと思います(顔を見ればわかります) 多分、トピ主さんが感じた違和感を、女房はすでに私達の下品な会話の中で見切っているのでしょう。 納得はしています。 でも、大工を筆頭にした職人達を不機嫌な目で見られるのは正直つらいです。 まだ知り合いくらいの間柄なら、友達程度で止めておくことをお勧めします。 その違和感は一生埋まりませし、こちらも気付きます。

 

 

まったく常識がなく(或いは常識とするものが違う?)、話の仕方、話の内容にびっくりです。 親戚一同にブルーカラーの人がいないので、本当に別世界って感じですよね。

 

ご友人のおっしゃる通りです。 育った環境や学歴の違う人との付き合いは女性同士でも難しいものです。 私は50代後半ですが、この年齢になってつくづくそう思います。 「一緒にされるとなんとなく面白くない」関係なら、結婚相手ならやめた方が良い。 同じレベルの人間とのお付き合いは長く続けられますが、下はこちらが気を使わねばならないし、話題がそもそも違いますし。。 かといって上すぎると、今度はこちらがその立場となります。 難しいですね。。 うちの主人は就職した時に中学時代の友人達の殆どを切りました。 主人は所謂エリートです。 当時はなんて冷たい人なんだろう。と思いましたが、今となっては正解だと思っています。 住む世界が違うんです。 いろいろ不都合な事が起きるんです。 距離感がないのも特徴です。 30代で立派な社会人ならばご自分を卑下することはありません。 あせらず自分にあった人を見つけましょうよ。 今見つからなくったってきっと見つかる。

 

《知能水準×品性×文化資本の量×パーソナリティーが合っていること》

彼と会話が出きるということは、彼の仲間とも会話は出きると思いますよ。 でも、人間性に対して見下してしまったら終わりだと思いますよ。一般的にIQが20違うと、会話が成立しないといいます。 高い人の高速の理解力に低い人がついてこれず 高い人は常にイライラ 低い人は常にヒヤヒヤ お互いハッピーではありません。 あとはEQも同じタイプである必要があります。 学歴ははっきり言って目安であって 絶対ではないです。

 

彼の教養や品性について。 こればかりは、学歴や職種に裏づけがされない、本当の意味で残酷なヒエラルキーです。 この事実は、良心ある家庭で善良に育った人の中に、大きな戸惑いを生みます。 しかしながら、格差・階層・・・そんな言葉を自身が発想せざる負えない機会は、 多かれ少なかれ、誰のもとにもやってきます。

 

《親の職業が似通っていること》

やっぱり、生活環境の似た人と結婚する方が楽なんですよ。 もうちょっと簡単な例だと、サラリーマン家庭で育った人と自営業で育った人の違い。 毎月ちゃんとお給料をもらって、その範囲で無理なく生活してきた人は 自営業で稼ぎは多くても、運転資金に回ってしまったり、下手すりゃ会社の為に 家族のお金がなくなったりする、ということが理解出来ません。 自営業は上手く行ってる間はいいけど、万が一転落し始めたらすべて失いますから。 こういう感覚的な違いは、やっぱり埋められないものだと思ってます。 

 

《経済力が伴えば、より本質的な問題は”子供の教育”》

既婚40代のものです。 育ちや収入の違いは付き合う上ではあまり大きいとは思いません。 逆に、自分に無い価値観・自分とは違うお金の使い方が新鮮で、より恋愛感情が高まったりします。 結婚しても、お互いの収入から同額の生活費を出し合う、後は自由等とすればそれほど喧嘩にもなりません。 問題は、子供ができた場合です。 自分はピアノ・バレエ・お茶・お花に行かせてもらったから娘も。 自分は中学校から私立だったから息子も。 これが、「そんなもの大人になってから何の役にも立たない」「お金が勿体無いだけ」と一蹴されます。 「芸術なんて腹の足しにならない」「微分積分?三角関数?学校卒業したら全く使わないじゃん、必要ない」 という考え方の人を説得するのは非常に困難です。 実際その人はそれで人生足りているのだし、「でももしこの子に才能があったら」「勉強すれば医学部や東大にも行ける子だったら」と話しても「俺の子にそんな能あるわけないだろ」と一蹴されます。 うっかりすると「自分の学歴や収入を自慢したいのか」「俺と同じ人生は子供に歩ませたく無いって事か」と離婚の危機。 子供を産む気が無いなら、問題ないです。

 

 

デートした女性の中に「私が経歴を見ているのは、スペックに惹かれるというより住んでいる世界が近いからだよ」と言っている子がいました。正しい。世間一般にモテないとされるカテゴリーの女性を狙うというのがいかに浅はかな考えでした。年収、学歴、高尚な趣味・・・を極めても、そこに答えはないということもわかりました。筋トレとか上品さの上位概念。そして、どんなに綺麗なごとを人前で並べることできても自分の人生に関わる時、双方にエゴや打算のようなものが生じてしまう。釣り合うとか、何がそのギャップを埋める方向性なのかわかった気がします。