天気が悪い日は昼間でも家の中が暗くなって怖さが増す。

窓を閉め切った部屋でペットが鳴く声も、強烈に耳に響いて助けて〜という感じになる。

19時27分か。

下の子、早く帰ってこないかな。

下の子の部屋の扉は上の子の部屋のすぐ隣。
あの子が旅立ってから、下の子の部屋の扉が閉まっていると怖い
いつも閉まっているのだけど、いる時は返事がなかったりしたら、何かあったんじゃないかと思い、胸騒ぎがして慌ててないフリをしながら様子を見にいく。
いない時はチョット空いてる隙間から暗さが見えて、そこに怖い何かがいるような雰囲気が漂う。
だから下の子の部屋の方は見ない。

上の子の部屋のドアはいつも開けていて、今は夜だけペットがそこで寝ている。

私にとって人生で最も恐ろしいことがおこったあの部屋。

暗くなってからペットを連れていくと、怖すぎて動悸がしたり、胸が苦しくなったりする。
なので急いで部屋から出る。


入浴は相変わらず怖い。

浴室の扉を開けて、外では楽しいトーク番組をつけて入浴。

夫や下の子が見てもお構いなし。

怖い方が先。

たまに2人のうちどちらかがこちらを見ない様にしながら前にいてくれる。

昨日は1人で入った。

水が飛んだのか、気のせいか、外の空間に何か落ちた様な気がして、ビクッとした。

その後すぐ扉のところにサッと何かが出た気がした。

もぅ、怖さMAX扉から離れて壁に張り付く様にしてヒィヒィ言いながら超高速で入った。

もちろん気のせいなのは知ってる。



もしも、もしも、ゾンビになったあの子が現れたら

私は間違いなくあの子を抱きしめてしまう。

ゾンビ映画で時々見るシーン。
あー、ダメダメっ!なんで行くかなー。
なんて思ってたけど、今は気持ちがわかる。


本当は怖いものなんてないんだ。
怖いことは5ヶ月前、もうとっくに終わった。
あの子が旅立ったそのことこそが、本当に怖いこと。


だったらこの恐怖感はなんなの?