上の子と下の子の学校はうちの最寄りの駅を挟んでちょうど反対方向にある。

さっき、下の子から慌てたLINEが。

ごめん、乗り過ごして◯◯まで来ちゃった汗

試験前。
試験期間中は部活がないが、下の子は明日が大会のため、やって帰って来た。
夜8時…。

なにをやってんだ、この子は。

下の子が降り立ったのは上の子の学校の最寄駅だった。

慌てる下の子に私は

そこからならこの時間7分があるからそれに乗って帰りなさい。

と言った。

上の子の

7分に乗るね

というメッセージ。
覚えてた。

この駅からはうちに帰るのに7分か37分。

3年間あの子がいつも乗ってた電車に今日は下の子が乗って帰って来た。


下の子は乗車時スマホを見ていて、誤っていつもの急行ではなく特急に乗ってしまい、普通電車なら7駅も向こうに行ってしまっていた。
理由が理由だったのでチョットお灸を据えた💢


7分に乗るね

毎日そう言って帰って来てた。
笑顔が待ち遠しかった。
7分の電車、待っても◯◯は帰ってこない。
でもいつも、見ちゃうんだ。
人混みの中駆け降りてくるあなたがいないか。
いっつも見てる。
で、最後の1人まで見たら心の隙間に冷たい風が通り抜けて、目を伏せる。

分かってる。
分かってるから。