11月に父が亡くなり祖母は葬儀(と言っても内縁の妻であるおばさんが喪主の直葬)に行ったそうです。

それから2ヶ月後、96歳まで生きた祖母はあっという間に逝ってしまいました。
まるで父と一緒に逝くように。
私は父への贖罪のようだと思いました。

いつかは来るだろう、と知っていましたが、そこから代襲相続が始まりました。

まだ父の相続手続きが中盤の頃です。


父からは相当なお金持ちだと聞いていました。
例えば、昔300万円で鎧を買ったが今は無駄になり、購入先のデパートに引き取ってもらうように言ったがたったの30万円にまで価値が下がってた、と言っていた、とか、相当裕福だったので父の妹70歳は赤いスカイラインの新車で大学まで通っていたとかそういう話です。


けれど私や弟はもちろん遺産の相続をするつもりはありませんでした。
現在、祖母のところほど裕福でなくても、金銭的に苦労はありませんし、何より、誰だか分からない人が稼いだお金を頂くのには抵抗があったからです。

3月に入り、遠方の弟にも来てもらって近所のスターバックスで初めて父の弟妹(私と弟のおじおば)にお会いしました。


相続する気のない私たち姉弟にとっては正直降ってわいた災難です。
父の妹さんはそれを理解してくれましたが、父の弟は違いました。(というか向こうも同じ感じでした)

初めに言われたのが
"ワシはキレやすいから娘に気をつけるように言われた"
という言葉でした。
その後もキレやすいを連発。
脅しているのだと感じました。
私たち姉弟をハイエナのような、見下している言動が随所に見られ、わざわざこうして来ているのに、と頭に来ました(私は高速で1時間半、弟は新幹線で3時間かけて来ている)。

まずは父や祖母の生涯の話などをし、本題に入りました。
相続については弟さんが全権を握っているようでした。
彼がいうには、
⭐︎財産は解体が必要な家と土地しかない。それにも資産価値はない。
⭐︎銀行のお金も30万ほどしかない
との事でした。
聞いていた家庭の財政とあまりにも乖離した内容に、父の存在が分かった時点で(弟さんの方は父が現れた時点で父の存在を知っていたそうです)、資金を動かしていたということがすぐに分かりましたが、始めから相続の意思がないため、それには何も言いませんでした。
手続きは迅速に謄本などをとってサインと印鑑だけついてくれれば良いと。
もし出来なければ出るところにでる、と。

あまりに失礼でバカにした物言いに、愕然としながらその話は持ち帰り、弟とどうするか話し合いました。
結果、
私たちが汚いもののように扱われるのは、祖母の行動によって耐え抜いた(しかもそれを許した)父がそう扱われるに等しい。
あまりにも不遜な言動は許し難い。
との理由から、交通費や諸費用なども含むハンコ代、10万円を請求することにしました。
はっきり言って新幹線代や高速代、複雑すぎる謄本代(戸籍が複雑だと部数が増え費用も嵩む)でそんな金額はほとんど消えてしまいます。
が、それが私と弟のせめてもの反抗でした。

相手方にそれを要求した時、
"いのちに値段をつけるのか"
という返事が来ました。

言い方は悪いのですがバカじゃない?と思いました。
その後質問事項などあり連絡を取りましたが、何度もしなければ無視されることも多く、連絡一つにも気をつかい、手続きは大変でした。

結局5月初旬に最終のサインと押印をし、送りましたがその後どうなったかは何も言って来ません。
あちらではうまく騙せたが10万円取られて悔しい、と思っていると思います。