父の膵臓癌と復縁61 月下旬、父は手術のためにしばらく抗がん剤を休み、少し楽になったので会おうと言ってきた。いつものレストランであった父はハゲ隠しの帽子を被り(癌になる前から毛はなかったのに被るのかと思った)、また更に痩せていた。副作用がないからか食事はよく食べてくれ、とても安心した。畑で採れたさつまいもなどの野菜をくれ、元気で帰ってくると言ってお別れしたが、私はなぜか手術に成功はないと確信していた。