癌になってから夫は子供の学校のイベントによく顔を出すようになりました。
時間が取れるようになったというのも一つですが、仕事一筋だった夫が結婚して初めて、真剣に家族に目を向けてくれるようになったというのがとても嬉しかったです。
向けられた優しい眼差しがいつか無くなるんだ、と思うとまた、寂しくなって泣いていました。
しつこいですね。とにかく泣いてばかりいました。
買い物に出ればお年寄り夫婦を見てまぁこんな風にはなれないんだ、と思ったり、料理を作っていたらこれ、昔好きだって言ってくれたなとか思ったり、とにかくあらゆる面で涙が出ました。
話はそれましたが、下の子の入学式には階段をゆっくり上がれるくらいまで回復し、何とか出席することができました。
卒業式には出られないかもしれない、と思ったのでしょう。
満面の笑みで何枚も写真を撮っていました。