術後は予定通り2週間で退院しましたが、まだ横腹から胆汁を排出するドレーンとバッグがついたままでした。
体力のあった夫はその後割とすぐ数時間だけ職場に行くようになりました。
ところが、3月20日あたりから熱が出はじめました。
異変の大きさに気がついたのでしょう。
夫はすぐに病院に連絡をいれ、入院セットを持って病院に行きました。
それから数時間後、帰宅しないと思っていた夫が帰ってきたのです。
どうやら血液検査の結果がそこまで酷くなかったとのこと。
家で解熱剤を飲みつつ警戒することになりました。
その日の夜の熱は40度。
本当にこのまま家で看護で大丈夫なのかと不安になりました。
次の日から発作のように震えるようになりました。
ベッドがベッドごとゴトゴト揺れるような大きな震えです。それが5分くらい続くのです。
私は慌てて病棟に直接電話をしましたが、看護師が出て"でも普通の時もあるんですよねぇ〜?"と。
私は普通でない時のことを説明しましたが、夫とも話し、"普通の時"のみを、感じた看護師は医師にそのことを報告しませんでした。
その後放心状態になることが増え、震えの回数も増え、3日目の朝にトイレに行った際、ついに倒れてしまいました。
一瞬頭がおかしくなったようで、舌をぐーんと出し、上の子を見て、目もいわゆるイッた状態。あんな"人間"は初めて見ました。点滴のルートを取ったままの腕からは血が吹き出し、まるで地獄絵図でした。
上の子は泣き叫んでいましたので、相当なショックだったと思います。
慌てて病院に4度目の電話をして、もう限界だ、と言うところで医師に繋いでもらいました。
本人が救急車を拒んだため自家用車で病院に向かいました。
着いてすぐはコロナの検査があり、すぐに処置というわけには行きませんでしたが、医師がコロナの待機所に来てくれ、点滴だけはそこで始めてくれました。
コロナが陰性になり、検査を行ったところ、敗血症性ショックだと判明。
たったの5%ほどだと言われていた術後の合併症に前回に引き続き今回も罹ってしまったのです。
心臓は弱り、腎臓も空焚き状態、なぜこんなになるまでこなかったのかと聞かれました。
私は何度も電話したことを伝え、病院自体に強い不信感と憤りを覚えました。