こんにちは
スウェーデンで龍様と天使様達と楽しく暮らしている
スターライトヒーリングのヒーラーのつばさです。
スウェーデンに来て十数年になります。
最初の数年は、
日本人的な発想でスウェーデン人と会話していたので
苦労しました
多くの欧米人は、小さい頃から
自己主張をして育ちます。
周りに合わせることを
暗黙の了解のように求められる日本とは
大きく違います。
「私の意見はこうで、
Bさんの意見はこう、
あなたはどう思う?」
と聞かれることは
日常茶飯事。
お昼ご飯を食べる時も、
「何が食べたい」
と聞かれて、
「何でもいいよ」と答えると、
『何を食べたいのかも分からない人』
として絶句されます
「イタリアンがいい
それとも
タイ料理がいい」
と聞かれて、
私はどちらも好きなので、
「私はどっちでもいいから、
あなたが好きな方でいいよ」
というようなことを繰り返していると、
『自分の意見がなくて、
ないがしろにしてもいい人』
『今後は意見を聞く必要が無くて、他人の言いなりになる人』
として
軽んじられて扱われてしまうようになるので
例え、どっちでも良くても
素早く
どちらがいいかを選んで、意思表示する事が、
大切です。
欧米人の多くは
「自分で考え、自分で決める」
のが当然として育てられます。
『周りに合わせる』ということを
求められないどころか、
小さい頃から親にも
「あなたはどうしたいの」
「あなたは何が好き」
「あなたの意見は」
と言われて育つので
「私は こうしたい」
「私はこれがいい」 という
自分軸で過ごすのが当たり前で、
意見を求められたときにも、
相手の気持ちを推し量ろうとすることなく、
自分の意見を素直にストレートに表現します。
なので
「あなたと同じでいい」とか
「どっちでもいい」という答えをされると
「えっ? あなたの意見は無いの」と
戸惑われてしまいます。
日本人だったら、ついつい
「相手はどう思っているのだろう。
相手の希望に合う答えをしたい」
という発想が頭をよぎって、
相手に迎合した返答をしてしまったりしますが、
それを欧米ですると、
『優しさ』ではなく『弱さ』
『自分の無さ』と捉えられてしまいがちです
「相手の気持ちを気遣ってるだけなのに、
見下されちゃうんだ」と、
カルチャーショックでした
これには慣れるまで
本当に辟易しました
欧米人の多くは
『相手に合わせよう』という発想が皆無
なので、日本人のような気遣いを期待すると
失望するだけだし、
一方的に相手に合わせていると
大人扱いしてもらえません
「言わなくても分かってくれるだろう」
と思っていると
「永遠に分かってもらえません」
欧米では、日本人の奥ゆかしさや遠慮は
残念ながら
なかなか理解してもらえません
自分の意見を表現するコミュニケーションスタイルに
変えないと
御し易い人だと思われてしまいます
思ってないことは言わないし、
思ってないことを言う必要もないし、
人に合わせることを期待されてない文化なので、
『人の気持ちをおもんばかる』という風土が
極端に低いです。
どんなに大変そうにしていても、
自分から頼まない限り、
他人が助けてくれることはありません
日本だと、
職場に会社宛ての大荷物が
段ボールに数箱ドサっと届いて
同僚が一人で大変そうに処理していたら、
無視して自分の仕事を続ける人よりも、
「会社宛ての荷物なのだから、自分も手伝おう」という
発想をする人の方が多いと思いますが、
欧米だと(国によって多少、差はありますが)
「手伝ってほしいのなら、遠慮しないで声をかける」
のが当たり前なので、
「「手伝って」と声をかけないということは、一人で作業したいからしてるんだろう」
と
解釈されてしまい、
誰も自発的に手伝ってくれません。
なので、
「なんて冷たい人たちなのだろう」と
日本人の発想で判断するのではなくて、
一人で耐えて、不満を内に抱え込んで、
なんて無神経な人たちなんだと、
悶々とせずに、
「郷に入っては郷に従え」で
手伝ってほしいことは
余計な気をつかわずに
思い切って
相手に伝えることが
精神衛生上、
欧米生活をストレス無く
乗り切る為に
とっても大切です
日本の本屋さんと
欧米の本屋さんを訪れて、
大きく違う点は
欧米の本屋さんでは
「自分らしく生きる」
とか
「自分探し」という類いの本が無いことです。
「自分らしく生きる」ことが当たり前なので
「「自分らしく生きてない」という事はあり得ない」
「どうやったら 自分でなく生きれるの」
という感覚のようです。
相手の気持ちをおもんばかる日本人の思いやりも美しいし、
相手に合わせることを期待されない欧米の自由さも心地いいですが、
この2つはなかなか、相い入れ難いように見えます。
日本人の私が、
欧米で辿り着いたコミュニケーション方法は、
(相手の立場を考慮してしまうことは、日本人気質で、やめられないので)
相手の気持ちにも配慮した愛のある言い方だけど、
(言いたいことを伝えないと欧米では乗り切っていけないので)
自分の気持ちや要望は遠慮せずにハッキリと、
相手の自尊心を傷つけない言い方で伝える
という方法です。
最初は、相手に真っ向から
反対の意見を伝えるのに戸惑いましたが、
「自分の気持ちや意見を伝えることは、
相手を否定することでも
人間関係を危うくすることでもない」、
ということが
社会的に受け入れられているので
心配無用でした
欧米人は、意見を言われることに慣れているし、わるぎがあって言っているわけではなくて、
単なる個人の意見という事が分かっているので、
驚くほど抵抗なく聞いてくれます。
(スウェーデンは欧米の中でも
違う意見を表明することへの
許容性が非常に高いです)
それでも
伝える時にどのように伝えるかは
やはり非常に大切です
人の数ほど、色々な意見や価値観がありますが
をもって伝えれば、想いは伝わります。
伝えると自分の心もスッキリするし、
撒いた種はいつしか思いがけなく育っていったりするので、
決して無駄にはなりません。
自分を自己犠牲して周りに合わせると、
他人にも自己犠牲を求めてしまうので、
周りに合わせることをやめて
自分の気持ちや望みを表現することは
皆が自分らしく、お互いに、もっと心地良く過ごせる社会で暮らせるようになるために
実は日本でも、もっと大事にされていいことなんじゃないかな、と思います
他人のエネルギーに圧迫されずに
自分が自分のエネルギーで満たされて、
自分を大切に、心地良く過ごせていると
周りにも優しくできるし、
心地良いエネルギーの循環は
周りの世界にも伝播していきます
自分だけの心がけでも、もちろん可能ですが、
一年の終わりに
不要なエネルギーを取り除いて
ご自分本来のエネルギーで新年を歩んでいくのに
スターライトヒーリングを活用してみたいな、
と思われる方はぜひお声をおかけくださいね
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