うつろうもの | 小さい頃は神様がいて

うつろうもの

女心と秋の空。


結局のところ、愛が無ければつまらないのだと思った。

それ以外はきっとお遊び。

知ることは重要だ。

だから時には遊んでみたり、遊ばれてみることもある。



小さい頃は神様がいて


言い訳というのは

きっと何かをしたくない時の防御方法、もしくは

何かをしたかった欲を抑えられなかった時の

心の底の罪悪感をあらわにしない手段。

それかきっと

それをすることもしないこともできない

勇気が無い時の、



小さい頃は神様がいて

感じたことも無いものに怯えている、ふり、をするのは

結局のところ、変わる勇気も踏みだす勇気も、

というよりはもともと、口先だけの、宙に消えて行く戯言のようなもので、

実際にはその人の中に微塵も残ってすらいないのだろう。

飛んで消えてく紙切れ一枚。

言葉というのは消えるから、とても便利だ。



ああ、私は、

私のことが羨ましいと言う人が嫌い。

たくさんの理由を並べて、

そこに何の意味があるのだろう。

私もその人も、そこから何一つ変わりはしないのに。



小さい頃は神様がいて

今ここにあるものが一番美しい、とか

今ここにあるものが一番大事、とか

決めつけるには私たちはまだ若すぎるけど

きっと追求しすぎたら落胆するのだろう。

それを予想できないほど、私たちは子供じゃない。


物質が全てと思う私の友人たちよ、

ああ、なんて可哀そうに。

私は現実から逃れたいなんて思ってないんだよ。

夢なんて抱いちゃいない。

逃れたいのは君たちのほうだ。

夢を抱いているのは君たちのほうだ。



現実を知れば、大きな可能性が存在する。

夢を見れば、大きな不安が支配する。



小さい頃は神様がいて

変わることが怖いのだ。

知ることが怖いのだ。

手を出して、切りつけられるのが怖いのだ。


変わらないことなど出来ないし、

知らないままではいられないし、

傷つかないことなんてない。

それを拒絶する術なんて、私たちは持ち合わせちゃいない。



人生は

結局のところ、勇気で出来ているらしい。

若い私はそう思う。