皆さまこんにちは。
蒼月です。
今日は、R-ベンダムスチン療法のお話をば。
前回、2006年~2007年にかけて行った治療は
当時の濾胞性リンパ腫の標準治療であるR-CHOP療法でした。
R-CHOP療法は、悪性リンパ腫に対する化学療法レジメンで、
リツキシマブ(R:Rituximab)
シクロホスファミド(C:Cyclophosphamide)
ドキソルビシン塩酸塩(H:Doxorubicin Hydrochloride)
ビンクリスチン(O:Oncovin)
プレドニゾロン(P: ...)
それぞれの頭文字から、R-CHOP療法と呼ばれています。
2013年になって再発を確認してR-ベンダムスチン療法を行うことになりました。
R-CHOP療法を2回行うことは出来ません。
耐性が出来てしまうからだと聞きました。
低悪性度の非ホジキンリンパ腫で、ベンダムスチンとリツキシマブによる一次治療は、標準的治療であるR-CHOP療法よりも無増悪生存期間が有意に長く、完全寛解率も高くなることが明らかになった。
安全の為、一日目は入院して様子を見ますが、二日目からは通院治療できます。
子供たちは、中学生と高校生。
長期入院するよりは、通院治療の方がメリットが大きいのです。
一回目の時に、一時帰宅の度に点滴用の管を抜いていましたが
何回か抜き差しするうちに、左腕の血管が静脈炎になり左腕から点滴が出来なくなりました。
そこで今回は、右腕の血管にカテーテルを通して、抜き差ししなくてもいい様にして貰いました。
右腕の肘から肩まで血管の中を通します。
まあ、常時右腕から管が2本出ているという不気味な状態でしたが、包帯を巻いて隠していました。
季節は真夏。
暑かったことだけを覚えています。
こちらのブログも宜しくです。