シーダーローズの樹の下で ~崩壊の予兆~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

こんばんは。

蒼月です。

 

2007年3月に退院した私は、一か月後には復職していました。

夫の言うことに逆らうと、とんでもない罵詈雑言を浴びせられるからです。

所謂彼は、「モラ夫」でした。

当時は、そんな言葉も目新しく、周知もされていない現状。

誰からも理解は得られませんでした。

 

そんな折、息子の様子がおかしいことに気が付きました。

 

モラ夫が帰る時間が近くなると、家の中じゅうを走り回るのです。

まるで落ち着きなく、そわそわとし、あちらへ走りこちらへ走り。

 

全くどうしたのか分からなかった私は、息子も夫からモラルハラスメントを受けているなどとは、その時、全く思っていなかったのです。

 

娘は小学2年生だったので放置状態。

私にべったりとくっついています。

 

その代わり、小6の長男は、夫が帰ってくると自由がなくなっていました。

夫が決めた通りの時間で、夫が決めた通りの行動をしなくてはならなかったのです。

 

私は、夫に納戸か懇願しましたが、聞いてもらえません。

「お前のように怠け者になる。馬鹿になる」

そういわれる始末です。

 

病を抱え、小6と小2の子供を抱え、私はどうしていいのか分かりませんでした。