シーダーローズの樹の下で ~ウィッグ~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

こんばんは。

蒼月です。

濾胞性リンパ腫に罹患して17年。
今現在も、再々再々発中です。

今は、17年前の記憶を掘り起こして書き綴っています。

体重が極度に減少したり、寝汗が酷かったり、それも濾胞性リンパ腫と診断される要因となっています。

1:頸部、腋窩(えきか、わきの下)、鼠径部(そけいぶ、足の付け根)の痛みのないリンパ節
  の腫れ
2:原因不明の発熱
3:衣服が濡れるくらいの寝汗
4:体重減少
5:疲労感
6:感染症
7:出血

上記が悪性リンパ腫の診断基準になります。

お心当たりのある方は、かかりつけ医の方に相談してみてくださいね。

 

 

 

さて、今回は、ウィッグのお話です。

抗がん剤治療で、起こり得るのが「脱毛」です。

私も、1クール目の途中で脱毛が始まりました。

朝起きると、枕の上にびっしりと。

お風呂に入ってシャンプーするたびにごっそりと。

 

それはそれは、人によっては恐怖に他ならない経験です。

 

私は、早々につるっつるに剃り上げてしまったので、毛が抜けていく恐怖は感じなくなっていました。

ただし、新しく生えてくる毛は、やはり縮毛のように傷んでいました。

 

治療もそろそろ終わり、退院が間近に迫ると、ウィッグを選びます。

 

カタログを見て、どのウィッグが良いかを選びます。

 

ウィッグが届くと、院内の美容室で、より本人に似あうように、カットをしたりして整えてくれます。

ただし、保険がきかないのでお高いです。これ。

 

 

ある日、ウィッグを付けて帽子をかぶり、友人と喫茶店に入った時の事。

帽子を脱ぐだけではなく、帽子と一緒にウィッグも脱いでしまい周囲が一瞬凍り付いたことがありました。

 

皆さま、くれぐれも、ご注意を。