シーダーローズの樹の下で ~ケンタッキー・パーティー~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

蒼月です。

濾胞性リンパ腫に罹患して17年。
今現在も、再々再々発中です。

 今は、17年前の記憶を掘り起こして書き綴っています。

体重が極度に減少したり、寝汗が酷かったり、それも濾胞性リンパ腫と診断される要因となっています。

1:頸部、腋窩(えきか、わきの下)、鼠径部(そけいぶ、足の付け根)の痛みのないリンパ節
  の腫れ
2:原因不明の発熱
3:衣服が濡れるくらいの寝汗
4:体重減少
5:疲労感
6:感染症
7:出血

 

上記が悪性リンパ腫の診断基準になります。

お心当たりのある方は、かかりつけ医の方に相談してみてくださいね。

 

現在私は、鼠径部と胃の外側にリンパ腫が再発しています。

 

 

さて、年は2006年の12月。

街中が活気づく頃ですね。

我ら喫煙所の悪い大人たちも、そわそわしています。

兎に角、難病ぞろいの不良患者ばかり。

外に繰り出すなんて出来ません。

ふと誰かが

「オレ、明日昼間に外出許可とったんだ。ケンタッキー食べない?」

不良患者たちは大盛り上がりです。

「おお。久々だなあ。食いてえなあ」

 

と言う訳で、夕食もそこそこに、売店前の休憩所に仲間たちが集います。

売店のお姉さんも仲間に加わり、久々に美味しいものを食べた気持ちです。

 

ええ。病院食が美味しくないと言っているわけではないですよ。

日々、工夫を凝らしたメニューを提供していただいています。感謝もしています。

 

でも。

 

身体に良くなさそうなものは、美味しいですよねえ。

食欲がわかなかった私も、久々に普通に食べることが出来ました。

こんなところでわいわいがやがやとケンタパーティーをしている患者たち。

先生に見つかったら、大目玉だったかも知れません (^▽^;)

 

そう言えば、大野智さんがケンタッキーのCMをしていたのは、この時から3~4年後なんですね。