シーダーローズの樹の下で ~副作用~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

こんばんは。

蒼月です。

濾胞性リンパ腫に罹患して17年。
今現在も、再々再々発中です。

 今は、17年前の記憶を掘り起こして書き綴っています。

体重が極度に減少したり、寝汗が酷かったり、それも濾胞性リンパ腫と診断される要因となっていました。

 

さて。

 

 

 

頭をつるつるに剃って、一か月ほど。

吐き気もないし、熱も出ない。

 

ただし、食欲が全くありませんでした。

 

毎日、看護師さんに食べた量を報告するのですが、

抗がん剤をうった翌週が一番ひどかったです。

とにかくだるくて動けない。

 

余りにダメージが大きかったために、治療を一週間ずらして貰ったこともありました。

食事が摂れないために、点滴は腕に入れっぱなしです。

 

 

 

私は、この点滴の支柱に「ポチ」と名付け、どこに行くのにも一緒でした。

 

足が衰えないように、日課の散歩に外に出ます。

そこには、シーダーローズの街路樹がさわわさと待っていてくれます。

傍らにあった椅子に腰かけて、これからの事を色々考えてしまう冬でした。