最近映画観ましたか?
毎年この時期は話題作や興味を惹かれる作品か多く頻繁に劇場に足を運ぶことも珍しくありません。今年も例にもれず7月から9月にかけて何回か劇場に足を運びました、
ので、
誰に頼まれたわけでもないのに観賞した映画をご紹介〜 お暇な方はお付き合いください^^
7月12日
ルパン三世
不死身の血族
小池ルパンはけっこう好きなので観てきましたよ。
宮崎ルパンが誰もが飲みやすいカフェオレだとするなら小池ルパンは微糖だったりブラックだったり。という例えが正しいかは分かりませんが甘々カフェオレからブラックまで何でも好きな自分はルパンもだいたい好きです。
今回のストーリー、謎の人物からの招待でルパン一味は絶海の孤島へ。
だが島にたどり着くと襲いかかってくる異形の群れ。
ここは世界一の億万長者が所有する島。不老不死に関わる研究が行われているこの島の秘密を暴く、みたいな内容。
要するにマモーの島なんです。
時系列としてはマモーと対決する前日譚といったところでしょうか。
正直、期待したほどには面白くなかったかなぁ。バトルシーンが多くてゾンビのようなパニックムービーでも観ているかのような感じ。ルパン一味のキャラクターの魅力もあまり活かされてなかったような印象。敵方キャラも魅力薄でなんだかなぁ。※個人による感想です。
これは確信を持って言えますが、敵方キャラに相応の魅力がないと面白くないんですよね。
入場特典
まぁ映画を観に行く際は特典の有無や内容は全くあてにしてないのでもらえるだけラッキーってな感じですけどね。
ちなみに、特に映画のレビューってほどでもない薄っす〜い感想の羅列ですので作品詳細を知りたい方は自分で調べてくださいね。
7月13日
小林さんちのメイドラゴン
ルパンの翌日観たのがこれです。
またまたちなみに、紹介順や日付けは私の観賞順/観賞日であり公開順ではありません。
TVアニメシリーズ1期/2期を経て初の劇場版。
TVシリーズは異世界から現世へ来たドラゴンのトール(♀)がふとしたきっかけからメイドに扮して一人暮らしのOL小林さん宅に転がり込んで同居生活を始めるドタバタ日常系ハートフルコメディ。メイド+ドラゴンだからメイドラゴン。観てない人は何のことか分からないでしょうけどw
今回の劇場版では後から加わった同居人である幼いドラゴンのカンナの生い立ちが描かれます。
これまでも小林のことを母でなくなぜか父と慕っていたカンナの心に閉じ込めた想いがここでようやく解き放たれる。そのシーン、そのセリフを見せるための作品でしたね。
メイドラゴンのTVアニメを観てきた人は観といて良いと思います。ただ、TVシリーズの日常コメディ路線とはちょっと趣きを異にする冒険アクション活劇要素が多めなところは好みが分かれるかもしれませんね。
クオリティは安心の京アニ作品。
小林さちこのメイドラゴン
映画メイドラゴンのエンディングテーマが小林幸子氏なのでそれにちなんだファンアート雑コラと思いきや、公式ポスターですw
入場特典もらいました。

原作者描きおろしのコミック。

7月20日
スーパーマン
評判良さそうなので観に行きました。
スーパーマンの映画と聞いて連想するアクションエンターテイメントという期待感は満たされる作品。
大国の侵略行為を独断で妨害したスーパーマンに世論は賛否両論。
その裏には戦争ビジネスに加担しているIT企業の思惑も絡んでおり、圧倒的な力を持つスーパーマンを排除することで紛争を起こして儲けてやろうと考えてるわけです。
今回スーパーマンの敵=ラスボスとなるのはこのIT大企業の超天才社長です。
スーパーマンの戦闘パターンを学習したAI制御のパワードスーツや亜空間ゲートまで創り出す超天才社長の数々の企みにいいように翻弄されるスーパーマン。
他にも特殊能力を持つ超人やミュータントが登場してスーパーマンと共闘したり対立したりする構図もあります。ちょっとアベンジャーズっぽい要素あり。
全体的に楽しめる作品でした。
が、
紛争地の子どもたちの目の前に現れるのはやはりスーパーマンであってほしかったな〜 その光景が全世界に中継されて全世界の人々がそれを目にして、、、みたいな胸アツ展開になるんだとばかり思ってたのでちょっと肩透かし喰らいました。
例えるなら白色彗星の前にワープアウトしたヤマトが地球を背にして立ちはだかる、みたいなシーンというかシチュエーションがあるんですよ。そこにアンドロメダが来るのは違うでしょ!って感じです。観た方は分かってくれますかね?w
8月3日
国宝
凄い凄い!との口コミばかりが聞こえてくるので観ましたよ。
歌舞伎の女形として人間国宝にまで上り詰める役者の波乱万丈の半生を描いた作品。
芸能のためなら何を犠牲にしても全てを捧ぐ役者として人間としての生き様は凄まじい、、、なんてどこかで見たようなもっともらしいコトしか書けないですスイマセンw
超面白かった!と言い切れるほどではありませんでしたが、大半を占める歌舞伎シーンは確かに凄くて見入ってしまいますし役者として天国と地獄を行き交うような浮き沈み高低差の人生ストーリーとも相まって3時間という長丁場を感じさせない作品ではありました。
8月10日
鬼滅の刃
公開日からしばらくは混んでたのでかなり間を空けてから観賞。
説明不要の鬼滅の刃。刀で鬼の首を切る作品です。
と言っちゃうと身もフタもありませんが、各キャラクターの個性や生い立ちそれぞれの関係性の構築が絡みつつ主人公が成長していく典型的なジャンプ系バトル作品ですね。
手を変え品を変え だけど大まかなストーリー展開は王道パターンと言われるものでだいたい一緒。ってのがこれまで私が観たり読んだりしてきた上で個人的に思うジャンプ系バトル作品というカテゴリーです。
主人公がある程度成長し仲間との絆や信頼が構築される過程。個人的にはそこまでが一番面白い部分。あとはどんどん強い敵が出てきては倒してを繰り返すルーティンに入るのでそのパターンになるともう作品を追うのをやめちゃいます。
引き際を逃さなかったですね、鬼滅の刃は。
まぁでもジャンプ系は王道だからこそ多くの人の支持を集めるというのも理にかなっているとは思ってます。
数多いそれらジャンプ系作品は私個人にとっては大同小異なので全てを追う必要がありませんがヒロアカと鬼滅だけはジャンプ系を嗜んでおこうという観点から観続けてます。
なぜこの2作品であるのか、共通してるのは主人公の性格ですかね。最初は何もできない無力感に考え込んだりウジウジしたりする目立たないタイプのちょっとダメなヤツじゃないですか。そこから一歩一歩少しづつ歩いて登っていく感じが嫌いじゃないんでしょうね。
ノーテンキ系やオラオラ系とか熱血君とか天才肌だったりするような俺が俺が!な性格の主人公は肌に合わないんですよ、たぶん。これはジャンプ系以外のアニメにもけっこう当てはまる気がします。
入場者特典はコチラ、
8月16日
雪風
分水嶺となる幾多の海戦に参加し最後は大和を旗艦とした沖縄特攻作戦にも随行、それでも終戦まで沈没せず現役だった日本海軍の駆逐艦「雪風」が辿った軌跡やその乗務員たちの生き様を描いた史実をベースにした作品。
海戦で沈没したり航行不能になった艦の乗務員救出も駆逐艦の重要な任務のひとつであり今作品は救出劇で繋がる人の想いや人生の繋がりに焦点を置いた作品のようです。
全体的に普通に楽しめましたが、これみよがしな展開やご都合主義な点がやや感じられる気もしましたので観賞後にレビューや感想でその感覚の正体を確認してみたところ、あぁ脚本家さんがあの人だからか、と妙に納得しました。
身代わりに撃たれちゃうところ、機銃の射線が分かるはずないよね?
これは公開週に観ましたが超話題作でもないためかかなり空いてました。
でも役者陣も良いですしけっしてつまらない作品ではありませんでしたよ。
8月25日
タローマン
公開した週末に観に行ったよタローマン。
別に意気込んでたわけじゃなく2週目には回数縮小されて上映時間選べなくなったら困るな、っていう心配からw
時は1970年、大阪万博会場に未来からの使者が現れる。
2025年=昭和100年からタイムスリップしてきたというその使者は未来のCBG=地球防衛軍のサイボーグ隊員だった。
昭和100年に日本で開催予定の宇宙万博は'70年大阪万博の大成功によるところが大きく、宇宙万博反対派の妨害工作員が1970年の大阪万博を台無しにするため送り込まれているという。
70年大阪万博会場で工作員を退けたものの諸悪の根源である昭和100年の万博反対勢力を倒すためCBG隊員らとタローマンは未来へとタイムスリップするのだ。
というデタラメな作品。
ところで今更だけどさぁ、タローマンっ何? って方いますか?
タローマンとは、1970年代にテレビ放映されていた特撮番組で、作品テーマや作品造りにおける全てにおいても岡本太郎の名言や思想を色濃く反映している異色作品である。
そこに登場するキャラクターであるタローマンや奇獣と呼ばれる怪獣や宇宙生物など全て岡本太郎の絵画や立体造形作品をモチーフにデザインされているのも特徴。
特撮はミニチュアやセットそして着ぐるみによるもので今の目で見れば、いや当時の目で見ても非常にチープ。
誰しも記憶の片隅に追いやられていた作品であったが近年急激にリバイバルブームが巻き起こりテレビシリーズが当時ぶりに放送されたのをきっかけに今回の大長編と呼ばれる劇場映画が公開されるまでに至った。
ちなみに、「大長編タローマン万博大爆発」公開当時の同時上映は「べらぼう大将一番星」でそちらの作品の人気が圧倒的だったためタローマンを観ずに帰る客が多かったらしい。
という設定。
要するに「タローマン」とは、昔制作されたチープな特撮番組が今また話題になってる、という体で2022年に制作された5分番組/全10話が始まりである。
しかしながら番組制作に込められた岡本太郎イズムの志しは高くビジュアルのチープさとのギャップすらも魅力のひとつ。
その後ジワジワと周知されながらイベント/グッズ展開/円盤化などを経て人気が上がり、あれよあれよという間に今回の長編劇場版制作/公開という展開自体がべらぼうでデタラメで面白すぎる。
9月7日
タローマン
実はタローマン1回目を観賞した時はひどい寝不足で映画後半は何回も寝落ちして気付いたらエンドロールだったw
なので2回目を観に行ったぞタローマン。
こう言っちゃなんだが、劇場版になっても特撮は相変わらずショボいし特別感も何もないデタラメな映画なのに、それでも1時間45分飽きさせないのはスゴいな^^
1週目と3週目の特典。
3週目特典はなんと太っ腹!「タローマン 縄文大仰天」の特別観覧券。映画が作られた暁にはタダで観られるのだ!












