
ハセガワ 1/72 Me262 ベルリンの黒騎士
既成品の箱替えキット。このパケ絵で衝動買いしました。
パケ買いしたけどちゃんと完成させましたよ。という過去製作品ですが、放置してた書きかけの完成記事をこの機会にアップします。
「ベルリンの黒騎士」は戦場まんがシリーズ中の有名な一遍で人気の高い作品。その要因はやはりMe262の存在が大きいでしょう。
はるか昔、最初にベルリンの黒騎士を読んだ時Me262があまりにカッコイイので松本センセが考えた架空機だと思いました。
と言うのも、戦場まんがシリーズを読むまでは他の大戦機についてもほとんど知らず作品を読み進むに従って様々な機種やそこに書かれた知識を覚えていった感じなんですよね。
なので第二次大戦時にこんなに整ったデザインのジェット戦闘機が量産され実戦配備されて敵プロペラ機をバッタバッタ撃ち落とす展開なんてマンガでしかあり得ないでしょ、って思っても無理ないでしょ^^
そして戦場まんがシリーズを繰り返し読んではそこに登場する数々の大戦機を次々とプラモで作っていったのですが、だいたいのプラモ(=実機)はマンガに描かれてる程にはカッコ良くなくてけっこうガッカリだったんですよw
※個人による感想です。
しかしこのMe262ともう1機、Ta152のプラモをつくった時には劇中通りマンガそのままのカッコ良さに感動したのを覚えています。

キットは素組み、組説通りに組んでます。

パイロットのヘルベルト・フォン・リヒター大尉。

改造はしてません。が、松本センセが描いた絵の雰囲気を出すためにある加工をします。

合わせ目消しのついでに機体のパネルラインも全て埋めます。
加えてもうひとつ、

主翼の付け根=フィレット部分に帯状のディテールをエポパテで追加。白い部分。
もちろん実機には存在しない嘘ディテール。だけど、、、

松本センセは帯状のフィレットを描いているのだ。描かれてあるのだからそれを忠実に再現するのだ。実機再現はノー眼中、松本メカ再現が最優先。

帯フィレ、ちょっと太すぎたけど気にしない。遠慮がちに細すぎるよりはこれでどうだと言わんばかりに主張するくらいの方が気持ちいい派。

埋めたパネルラインの代わりにマンガ劇中そのままの輪切り調パネルラインに彫り直しました。
単なるキットの色替えではなく、なるべく絵のまんま、その特徴的な表現を再現したいんです。
キャノピーを接着してマスキング。
付属のデカール。ドクロはゴールドなんですけど、、、
個人的にマンガの白黒イメージの印象が強烈に脳裏に焼き付いているので今更ゴールドと言われてもね、
なので、

白ドクロ貼りました。
付属のデカール使わないならフツーの262キットでも良かったねw

よくぞそんなちょうどいいドクロがあったもんだ、そんなのあるならオイラも欲しいよ教えておくれよ〜 とおっしゃる方に朗報!

モデルカステンの松本ドクロセットがあるんです。
1シート2,000円ちょいです。これさえあれば何でもかんでも黒騎士や松本メカに早変わり!

塗装やデカール貼り終わったので半ツヤのトップコー吹いてキャノピーのマスキングを剥がします。

劇中そのままのMe262完成!
実機がほぼそのままマンガ化されてるのが分かるカット。
あ、キャノピー後ろのリング型アンテナ付け忘れてるw
例によって飛行状態で製作。
飛行機は飛んでる姿が一番カッコイイのでだいたい飛行状態で作ります。そもそもベルリンの黒騎士劇中では飛んでるシーンしかないのでその勇姿を再現。
着陸状態で作ることもたまにありますけど、誰もが判を押したように着陸状態で作るのが当たり前、みたいな空気が不思議なんすよね〜 同調圧力なんでしょうかねw
ジオラマじゃないのでプロペラ回ってないとかパイロット乗ってないとかでも全く気にしないっす。という個人的な趣味趣向。

あとはこの墓標をイメージした台座を作る予定。
なぜか日本語。

そうだ、この台座を作ってから記事あげようと思ってたんだった。

ゼロメカ模型展示会までには作ろう。
そうそう、展示会のタイトルロゴ、私が描いたラフデザインをエフィンクさんが清書してくれてます。
まだまだ決定稿ではないですが方向性はこういうイメージです。
戦場まんがシリーズ 3巻
「ベルリンの黒騎士」はこの巻に収録。他にも「音速雷撃隊」「ラインの虎」など名作が収録されてます。
松本ドクロ・デカールセット
これさえあれば安心の松本メカプラモ製作の必需品だっ!