ゼロメカ模型展示会
〜松本零士作品だらけの模型展示会〜
昔のテレビ番組でよく見たようなサブタイだな
いつも模型展示会で撮影するのは自分が気に入った作品だけなんですけど、その選択基準を簡単に言うと自分が好きなジャンルのアイテムかどうかです。
どれだけ超絶技巧の模型制作技術で仕上げられていたとしても全く興味のないジャンルやアイテムの作品だと凄いな〜と思うだけで撮影はしません。凄いと好きは違うから。
なのでこのゼロメカ模型展示会はヤバいです。
全部が松本模型。全部が好きジャンル、好きアイテム。全部を撮影したい、する、した!(つもり)
ではでは、会場内を時計回りで順々に巡っていきます。

まずはかんばさんの卓。

ポスター類が松本ワールド感を高める演出と1/144スケールの戦場まんがフルコース。
余談ながら、、、
ホントはね、会場内の壁にハーロックの手配書とかレイジメーターとか松本作品ぽいあれこれをペタペタ貼るつもりだったんですよ、最初はね。雰囲気を高めるために色々と面白い感じに。
でも会場の壁紙が剥がれやすいから貼り付け禁止〜と言われちゃ仕方なし。
まぁそれは置いといて、、、

四式戦=キ84とキ99。
右端のキ99は松本センセの完全オリジナルデザイン架空機なんですけど、実在機の横にシレッと並んでるのが良いんですよね〜

たまに鉄の竜騎兵と混同してしまう鉄の墓標。
成層圏戦闘機と成層圏気流とか、戦場まんがあるあるw
鉄の墓標に登場する四式中戦車。実際には2両の試作車両が完成したとされる(諸説あり)実在の戦車ですが、劇中では現実より強力な兵装が施されてる架空の試作車両です。
四式の横のサイドカーが鉄の竜騎兵ですね、たぶん。

松本センセの戦場まんがシリーズやザ・コクピットのシリーズは第二次大戦を背景に描かれる1話につき約30ページくらいの短編集。
でも1話1話それぞれを1本の映画にしてもいいくらい色んなものが込められてます。
もし読んだことないって人は試しに音速雷撃隊を読んでみてください。

戦場まんがドイツ系有名作品揃い踏み。
ベルリンの黒騎士を初めて読んだ当時、Me262があまりにカッコ良すぎて松本センセが考えた完全オリジナルデザインの架空機だと信じて疑いませんでしたねw
ちなみに、黒騎士と七騎士を間違えたことはない!(キリッ)

成層圏気流のタンク152は大戦機で一番美しいデザイン、だと個人的に思ってます。
成層圏気流のタンクも松本センセが勝手にカッコ良く描いてるんだと思ってましたよ。こんなにスラッとした戦闘機があるわけないじゃん、て。
メカデザイン的な視点で見るとドイツ大戦機デザインを掘ってくと想像と時代を超えたビックリドッキリメカがあって面白いと思いますよ^^
余談ながら、松本センセの戦場まんがシリーズは日独伊の三国同盟、主に日本とドイツを主役側にしたエピソードがほとんど。対して松本センセの元アシでもある新谷センセの戦場ロマンシリーズでは連合側の米英も少なからず主役側にしてるのが特徴ですね。

先のタンク152は成層圏気流、二式戦鍾馗は成層圏戦闘機。
明日にはどっちがどっちか分からなくなる確率65パーセントw

第1話から絶体絶命の名シーン。を再現。
キットは中が空洞のモナカです。

ブラックライトでノズル発光。

ランナー削り出しの2センチあるかないかのヤマト。

レイジアンテナがちゃんとあるw
おっと、サクサク記事書かないと全然終わんないぞこれ。
さて、お次の卓は宇宙大艦巨砲主義さん。

ハンネと作品のイメージがピッタリ!

グレートヤマト


新宇宙戦艦ヤマト。時は西暦3199年、地球に向かってくるブラックホールを何とかするために全ての運命を背負って発進するグレートヤマト。って感じのストーリー。
単行本持ってますけどグレートヤマトが紆余曲折の末に船出するところで終わってます。

船体下部にも武装てんこ盛り。
展示会の1週間前には表面処理してたのにこの日に間に合わせるために突貫で仕上げていただきました。

ハセガワアルカディア号。


レーダーをくり抜いて、、、

砲身を可動にしてあります。って作品カードに書いてあるコメントのまんまだな。
ハセのアルカディアは砲身がバラバラに動かないんだとか。知らなんだ。
それはあり得ないでしょハセガワさん! それやりたくてアルカディア号作るんじゃないの?w

グレートヤマトとアルカディアの話しで盛り上がってアンドロメダについて聞くの忘れました〜

お隣は佐藤模型工房さん。

両作品とも以前にそれぞれ別々の展示会で拝見してるんですけど、そういう松本作品を一堂に会した展示会をしたいってのがゼロメカ模型展示会の目的のひとつなのです。

いいな〜レイジメーター。これキットで発売されないかな〜
壁一面だけとか、もう少し小さくても構わないし食玩で全5種類集めるとこういう感じに合体できるみたいな♪




メカニックモデルとは違った密度感。
お次はtoshi(ななつぼし)さん。

戦場まんがとヤマトですね。

動いて喋るアナライザー。

ボタンを押すと〜
ポチッとな

佐渡先生、ねん土によるフルスクラッチ。


未完成ながら突貫でここまで仕上げた音速雷撃隊の一式陸攻。

モーターの回転を止まる寸前まで微妙に調整すると息付きしながらプロペラがゆっくり回るんですよ。

一式陸攻を引っ込めてアスカ登場。

ではお次、チャーさん。

懐かしのメカニックヤマトとイメージヤマト。

写真映えしますね〜 塗装がまた良いっすね。


横から、

後ろから見ても超望遠で撮ったみたいでカッコ良いなぁ。

キャラクタープラモで初めてスケール表記されたのがこのメカニックヤマト。だったはず。
造形もそれまでのキャラプラモのオモチャっぽさやギミックが影を潜め設定画や三面図で見たカッコ良いヤマトそのままだったのが記憶に残ってます。


戦場まんがシリーズより、

鉄の墓標と共に数少ない戦車モノを描いた一遍、ラインの虎よりキングタイガー。タミヤヨンパチ。

雷電。

スピナーをデカくしたのは劇中でそういう感じに描かれてるから。
そういうディフォルメ作画をどんどん再現したい。

四式戦疾風。戦場まんがの常連メカ。

特にどのタイトルってわけでもない、それもアリ!


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つづく


