アメブロ初の記事作成&投稿はコスモドラグーン=戦士の銃ネタ。
アメブロにもかなり慣れてきました。
ヤフブロと比べて不満に思うことはほとんど無いように思えますね。むしろヤフブロの操作性より快適な部分もあって「住めば都」って言葉通り いつの間にかホーム感覚に馴染んできましたよ。
奇しくもヤフブロ最初の記事もコスモドラグーンでした。なので、初心に戻った気分で心機一転 ってほどではないにしろ、リスタートを切る記事ネタとしてベストチョイス。
そして最初にお断りしときますが、おそらく訪問くださった方のほとんどが途中で苦痛を感じかねない暑苦しい記事であることにも自信がありますw
といった前置きもそこそこに本題。
ここ数年密かに盛り上がりを見せている水鉄砲ブーム。
その中でも注目度が高いコスモドラグーン=戦士の銃。
メーテル・バージョンとは...
銀河鉄道999の劇中においてこれまで一度も登場したことがないものの、数丁存在するコスモドラグーンのうちメーテルが所持しているだろうと云われている幻の1丁。
4丁ないし5丁存在するコスモドラグーンにはシリアルナンバーが刻まれており、そのナンバーごとの所有者云々の憶測を嗜むのもひとつの楽しみでもあるのですがメーテルがコスモドラグーンを所持しているかどうかは未だ曖昧なままなのです。
今年末に発売予定のハートフォード製コスモドラグーンのメーテル・バージョンはダイキ製水鉄砲と同じカラーリング。
シルバーメッキのカラーリングやホワイトのグリップも公式設定が存在していたわけではなく、いわばファンの憶測や妄想が独り歩きした末の産物なのかもしれません。
が、、、
やっと時代が追い付いてきたようだな、フハッ!
まぁぶっちゃけコイツも食玩カラーのパクりなんですけどね、フハッw
何はともあれ、この水鉄砲 仕上げは最高です。
パール調のグリップにゴールドのドクロがマッチ。
ちなみにハートフォードのメーテル・バージョンのグリップはスタッグ調をイメージしているようです。
ところで、、、
この水鉄砲、コスモドラグーンとしての出来はどうなんでしょう?
───ってことで「所詮はオモチャの水鉄砲だから」という大前提はひとまず置いといて、コスモドラグーンの立体物という視点から検証してみようと思う所存。(おおげさw)
■サイズ■
タイトー製コスモドラグーンでよく言われたのがサイズの小ささ。それに伴いグリップの握りも大人の手には小さく「子供サイズ」なんて言葉も聞かれました。
対してダイキ製コスモドラグーンのグリップはガッシリと大きめでその点満足感が高いようですが実際どうでしょう。
上:タイトー製 コスモドラグーン
下:ダイキ製 コスモドラグーン
確かにグリップはタイトー製より明らかにデカイですね。実際に握った感覚も全く違います。
ただし、グリップ部分を除いた本体サイズ、シリンダーよりも前側のサイズはタイトー製とほとんど同じなんです。
言い換えればタイトー製のグリップとそこに繋がる一部分のサイズを拡大したのがダイキ製であると言えます。※個人的見解です
■形状■
あくまでもコスモドラグーンは絵として手描きされた二次元の架空銃なのでそのフォルムに厳密な正解など無いのですが、デザインモチーフとなったコルトのオールドタイプのリボルバー拳銃をどれだけ踏襲しているか という観点からリアル感を測ることができます。
上:CAW製 1851ネイビー
下:ダイキ製 コスモドラグーン
リアルなモデルガン造りに定評があるクラフト・アップル・ワークス製 1851ネイビーとの比較。
コルト1851ネイビーはコスモドラグーンの元ネタのひとつですが、もちろん両者は似て非なるもの。
とはいえ、コスモドラグーンとしてアレンジされたバレルなどを除いた デザイン的に共通する部分は1851ネイビーをほぼ踏襲しています。
シリンダー後方からグリップにかけてダイキ製 コスモドラグーンはやや不自然に引き伸ばされた感じ。
このアレンジによりシリンダー後方のやや間延びした印象が拭えませんが、トリガーのストロークを確保する為にはやむを得ない水鉄砲ならではの苦肉の策と予想できます。
中:タイトー製 コスモドラグーン
右:ダイキ製 コスモドラグーン
ダイキ製コスモドラグーンの顕著な特徴としてフレーム本体の厚さが前から後ろまで一定であることが挙げられます。
1851ネイビーや他のコルト・シングル・アクション・リボルバーではフレーム部分の厚みはバレル側に向かってテーパー状に薄くなっていきタイトー製もそれを踏襲しています。
実銃で言うところのトリガーガード・パーツの先端もダイキ製だけは何故かアールが付いてますね。
右:ダイキ製 コスモドラグーン
フレームの厚みによる影響、それはバレル側から見た際にダイキ製のフレームは他者に比べて分厚く見えるということになります。
バレル径とフレームとの段差の大きさや シリンダー前側にあるコーンシールド(玉子を埋め込んだような部分)が深く埋まっておりデザイン上のバランスにも影響します。
中:タイトー製 コスモドラグーン
下:ダイキ製 コスモドラグーン
バレル下に並ぶローディングレバー先端のキャッチ部分の違い。
下:ダイキ製 コスモドラグーン
後部エネルギー開閉ボルトの造形。
かなり短く後端も丸められてます。
玩具として安全面の配慮でしょうか?
完成品やガレージキットなど これまで世に出たほとんど全てのコスモドラグーンの立体物では設定で明示されてない部分は実銃を参考に造形されてきました。
その事によって例え可動しない模型であっても銃器という機械としての整合性や合理性や存在感、一言でまとめると「手にした際のリアル感」があったのだと思います。
あくまでも個人的な感想を言わせてもらいますと、このダイキ製コスモドラグーンの水鉄砲はこれまでのリアル指向な模型とは一線を画したオモチャという印象です。
まぁ水鉄砲だから当然オモチャなんですけどw
この水鉄砲を買う人全てが銃器趣味ではないですし むしろ先述したようなコトに違和感を感じるのはごく一部なのかもしれませんが、工業製品としての完成度が非常に高くカッチリとした出来映えなので それだけに勿体ないと思ってしまうのです。
とまぁ、色々と好き勝手に書きましたがダイキ製 コスモドラグーンはおそらく敢えてリアル感を落としてデザインされているのでしょう。
ウルサい設定や細かいコトに捕らわれない昔ながらの懐かしさを大らかな心持ちで楽しむ水鉄砲、というコンセプトなのだと記事を書きながら見方が変わりました。
めでたし めでたし
って なんだコレw
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