



『史上最大のコスモドラグーン』!?
もし私がイベント販売するとしたらそんなキャッチコピーのポップを添えます。
全長約50センチ。
デカけりゃいいってもんじゃないけれど、そのボリュームが醸し出す圧倒的な存在感があるのもまた事実。
2015夏のワンフェスで購入したネビィラ中田工房製のコスモドラグーンです。
コレは完成見本品を購入しました。・・・というのは以前書きましたが、今回は自分好みにリペイント。
リペイントするにあたってバラせる部分は一旦全てバラしてます。
バレルやそれに付随するパーツ類のセンターが微妙~にズレてるのが気になったのとグリップは塗装のため分離、そのついでに片方のグリップが歪んでたのでそれを修正。元々キット状態でも開閉ボルトの可動機構がフレームに組み込み済みの半完成品という話でしたので、キット販売されたものと同じ作業工程だと思われます。
このコスモドラグーンはブロ友のネビィラ71さんが制作されたというのは以前にもお伝えしました。CADで設計し3Dプリンターで出力されたものを原型にしてFRP素材で複製されています。
CAD+3Dプリンター…造形作業には無敵の組み合わせのようですが、CADを自在に使いこなすコトはなかなか大変らしいです。
加えてプリンター出力された状態では表面がザラザラと粗いため手作業による表面処理をされたとのこと。素材が比較的もろいため面出し作業も苦労されたそうです。
しかしその甲斐あってかパーツ精度は高くユーザーが面出しや真円出しにかかる手間はほぼ皆無の状態。
私が今回行った作業はバレルのセンター出しやバレルとブリッジ接合面の摺り合わせ、グリップ裏面にエポパテ盛って反り修正。そしてリペイント。

塗装は全てタミヤの缶スプレーです。特にテクニックは要りません。
●まずは全体をシルバーでまんべんなく塗装。
●その上からライトブルーメタリックをわざとムラが生じるようにしつつ薄~く吹き付け。部分的に下地のシルバーを残し気味にします。
●ライトブルーメタリック乾燥後に#1500くらいのスポンジヤスリでブルーの濃淡調整。
これによって表面の表情を演出します。
●最後にクリヤーブラックを下地のシルバーとブルーのグラデーションが残る程度に様子を見ながら何度か重ね塗り。タミヤのミニ缶を丸々1本使い切り。
仕上げはご存知“こすって銀Sun”。
エッジはもとより下地のグラデーションを活かしながら部分的に金属感を演出。バレルあたりはけっこうお気に入りな感じになりました。と自画自賛w
あ、グリップは超カンタン技法の筆塗りです。
●下地に黄橙色(オレンジイエロー)を平筆でベタベタ。ちょっとくらいムラになってもむしろ木目演出w
ただし筆の運びはグリップ上下方向やや斜めで。要するに木目方向を意識します。
●木目はエナメル黒を薄めたモノ・・・つまりスミ入れに使うアレを木目方向を意識して平筆でベタ~、ベタ~と繰返し何回か塗りたくるだけ。
するとアラ不思議。筆ムラがそのまま木目っぽくなってくるではありませんか!
この間、僅か数十秒w
コツとして、エナメル黒はグリップの端から端まで一筆描きする・・・つまり途中で筆をグリップ面から離さない。
部分的にヘンになってもソコだけ修正しようとせず、潔くもう一回一筆描きで上塗りする。
薄めたエナメル塗料は数分間は乾燥しないので、焦らずに木目調塗装を楽しみましょう♪
おそらく一番カンタンな木目調の塗装再現なので、ダマされたと思ってやってみてはいかがでしょう。事前にプラ板の端切れなどで練習するとコツが掴めると思います。

このネビィラ製ドラグーン、入手当初はいろいろ改造しようと思ってましたが今回は展示会に出す時間的制約もあったので現状ノーマル状態をキープです。
いずれ再販されるとのことなのでもう1丁手に入れてそれを改造する予定。
先日のワンフェスは余裕かまして午後出勤で危うく手ブラで帰途に着くところでした。次回は売り切れ喰らわないよう気をつけます(笑)
※2017年3月追記
「ワンフェス2017冬」においてネビィラ中田工房ブースに完成見本品として展示させてもらいました。


関連記事
ワンフェス 2017 冬
※2018年2月 画像追加
─────コメント(13)──────
顔アイコンカムロ
デカかった!確かにデカかった!
今後コレを超えるサイズの物は出ないでしょうね
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52120257.html コレをモデル化しない限りw
おれもワンフェスデビューしたいけど人込み嫌い・・特に男の人込みが
2015/10/31(土) 午前 11:22
<<返信する
削除
へてかるぴ
仕事がら、3D-CADは使い慣れていますし、形状確認で3Dプリントモデルも手に取ることが多いですが、
確かに全体形状は精度よく出てくれますけど、おっしゃる通り表面はガタガタで、そのままでは「製品そのもの」として見られるレベルではありませんね
ちょうど来週あたり、社内展示会向けに急きょ未発表の試作機を出品することになって
決定したとたん、部署のほぼ全員が一斉に、日ごろモデラーという事を隠していないワタシを見たという…
おかげで10月中頃のワタシは、ラピッドで出した3Dパーツを
溶きパテ塗って磨いてサフ吹いて磨いて塗装して…という、自宅と同じ作業を会社の仕事として屋上でやってました
円柱形状なんて手加工で削り出すのは大変ですから、戦士の銃には向いてるとは思いますけどその後の手間が凄かっただろうなと身に染みて判ります…
そのぶん、綺麗な色と相まって「お巡りさんコイツです」級のリアル感がでてますね~
2015/10/31(土) 午前 11:50
<<返信する
削除
ソリッド
カムロさん
デカい、デカいよ
「トビー・レミントン」、10メートル級の人用
片手で持てない拳銃を“拳銃”と呼んでいいのだろうか? もはやギターのように抱えてますけどwww
ツェリザカがまっとうな銃に思えてきます
人ゴミ嫌ですね。半裸のコス女とかも多くてホント嫌んなりますね
2015/10/31(土) 午後 0:04
<<返信する
削除
capsulerose
なぬ!?
半裸のコス女で人混み!?
けしからん
絶対そんなところ生きたくない
オホン...
ところで、それは次いつあるのかな?
( ̄3 ̄)~♪
すんごいインパクトですね!
相変わらず深みがあってシブい塗装
塗装というか金属にしか見えませんよ
ソリッド師匠の教えで銀sun仕入れたので何かに使いたくてウズウズしてます 笑
2015/10/31(土) 午後 4:22
<<返信する
削除
ソリッド
へてかるぴさん
ありがとうございますコスモドラグーンの塗装も何丁か作るうちにコツが掴めてきた気がします。
用途にもよるのかもしれませんが業務用3Dプリンターでも表面は粗いんですねぇ。
複雑な形状を一発で出せてもその表面処理にかかる手間を考えると趣味模型においては一長一短あるようですね。
また、単純な円柱形状にしても立てるか寝かすかで仕上がりが変わるんでしょうし。
全員が一斉に注目…“白羽の矢がたつ”とは正にこのことですねw そして屋上に追いやられるがごとき状況、絵が浮かんでかなり面白…いえいえお察し致しまする
2015/10/31(土) 午後 7:05
<<返信する
削除
ソリッド
capsuleroseさん
ありがとうございます キットの下地状態がキレイなおかげで塗装も映えてくれてます
次回のワンフェスは来年2月7日(日)ですよ。その日は決して幕張メッセに近づかない方がいいですよ。
自分は行かなきゃならないかもしれないのがホントに辛い、辛いですよオホン...
おっ銀Sunゲットしましたか。試しにプラスチックのスプーンを金属化してみましょう
オフレポ楽しみにしてます
2015/10/31(土) 午後 7:27
<<返信する
削除
顔アイコンカムロ
冬ワンフェス一緒に行ってあげますよ。しょうがないなぁ~
もぉ今回だけにしてくださいよ?
お迎えに伺います。AM4時ですね?わかりました。
2015/10/31(土) 午後 9:34
<<返信する
削除
ネビィラ 71
ご紹介 ありがとうございます。
見違える様にリアルに成りましたですね~~♪(^^)
改造も楽しみです~。
私も銀さんの勉強してみようかなぁ~~。
2015/10/31(土) 午後 9:34
<<返信する
削除
ソリッド
カムロさん
いえいえ、ご無理なさらず
単なる超~大規模な模型展示会とレイヤー大集合するだけのイベントです。
朝4時に行ったら開場するころにゃ凍死してますよ
オレの“ちょっと早め”は昼前を指します
2015/11/1(日) 午前 11:40
<<返信する
削除
ソリッド
ネビィラさん
ありがとうございます
下地成形が整っているので表面処理に手間を割かれずに済みました
改造は追々ですね。
銀Sunは簡単気軽に使えますよ。ドリルなどにもってこいですよ
2015/11/1(日) 午前 11:54
<<返信する
削除
恒点観測員
遅コメ、失礼します。
確認なんですが、コルトドラグーンを小型化したのがコルトネイビーで、それを松本先生がSFチックにアレンジしたのが戦士の銃ですよね?
ただ、以前から劇中での威力や発砲音、鉄郎との対比から38口径ではなく44口径っぽいなと、ずっと思っていました。
その点、ネヴィラさんの戦士の銃は私のイメージにドンピシャです。
あ、もちろん、ソリッドさんと銀sunのコンビネーションがあればこそですけど…
2015/11/9(月) 午前 10:24
<<返信する
削除
ソリッド
恒点観測員さん
松本零士氏が51ネイビーを所有していたという話もありますので、それが事実ならコスモドラグーンをデザインする際に51ネイビーをかなり参考にしたと考えられますね。
とはいえ後にバイス製においてはコルト・ドラグーン準拠で監修されてることから、個人的にはコルトのパーカッション・リボルバー全般をモデルにしたと考えてもいいのでは、と捉えてます。
つまり最初から51ネイビーでもドラグーンでもなく、.36口径でも.38口径でも.44口径でもない…逆にそのどれでもいいですよ、ということなんじゃないかと思います。
私も.44口径のイメージを持ってますので、スタイル的にバランスの取れた51ネイビーをドラグーンサイズに拡大したようなコスモドラグーンがひとつの理想です。
(つづきます)
2015/11/10(火) 午前 9:42
<<返信する
削除
ソリッド
(つづきです)
ネビィラさんの戦士の銃はスタイルが51ネイビーに近くサイズはドラグーンというイイとこ取り、そして元ネタを特定してない(できない)点も良いと思ってます。
ただ、いずれ記事にする予定ですが松本氏監修における最も近傍な最新ガレキの説明では「コスモドラグーンはネイビー準拠」が宣言されてます。(なに~っw)
今なお余談を許さない状況が続いております(笑)
2015/11/10(火) 午前 9:46