バイク乗りの定番である革ジャンというやつ | 風まかせのガレージ

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※バイク雑誌「風まかせ」さん(2006年創刊)と当イベント「風まかせ」(1994年スタート)は何も関係がありません。

革ジャンを着たことがない人から ときどき質されること。

 

「革ジャンって暖かいの?」

冬場にバイク乗りが着てる上着として珍しくないから暖かいんじゃないかってことらしい。革ジャンってものを着てみようかなと思ったから防寒の実力を知りたいという気配のときも割とあって。

 

革という素材そのものは暖を得るという役割りに、原則 向いてない。革自体が冷えていくから。

なので

 

「革ジャンだから暖かいってことはないよ。」

 

そう答えてる。そうすると

 

「じゃあなんでバイク乗りは冬に着てるの?」

 

訝しんだ顔で聞いてくる。

 

「革ジャンは転んだときに路面との摩擦に耐えてくれて擦過傷や裂傷になるのを防いでくれる。それがバイク用では一番の役目。」

 

それに続けて

 

「街着の、たとえばデニムの上着がズタズタに破れたり裂けるような摩擦でも、バイク用 革ジャンは削れこそすれ、破れも裂けもしない。そういう摩擦に しっかり耐える素材は他にもあるから革だけの話じゃない。」

「革製と言っても頑丈さや作りには大きな差があって。ライダースと名前が付いてても服のスタイルをそうしているだけで頑丈にできていないのもあるよ。」

 

ここらになると不本意ながら もはや うんちく垂れてますな域に入ってることもあり、相手は

 

「暖かくないのかー、そーかー。じゃあ革ジャンは暖かさで言えば見掛け倒しなんだなぁ。」

 

という空気へ。なもんだから、

 

「ボマー・ジャケットとか内側に厚み豊かな起毛が施されるものは暖かさを しっかり発揮してくれるよ。」

 

とか

 

「バイク乗りが着てる革ジャンでも内装に断熱・保温の能力を高めたものは(以下略」

 

なんてとこまで話をすることは、まず、ない。皮革上着だから即ち暖かいというわけではないって時点で相手は もう興味が だいぶ削がれていて、話を聞く熱は大体 消えてるからだ。

 

あとは せいぜい価格帯の話くらいか。

 

まぁ、タレントの誰と誰が結婚したとか大谷翔平選手のこととか日本シリーズがどうなったとかの話をされてるときの俺は聞きかじりのことしか話せないから、お互い様ってぇやつ。

 

雑談なんだから、そういうもんだよね。