ところが日が迫るにつれてその数値はジワジワと後退し10%地域すら数多く出現。それでも南関東西部地域には虎視眈々と東を伺う雨雲の大群が。
ともあれ雨天中止だけは免れた。風の流れは味方している様だ。
そして・・・
第三京浜へ乗るアプローチ区間は いつも混雑していて押しくら饅頭状態なのにこの朝は本線合流まで前走車が1台も見当たらず。お陰で本線への進入はスルスル快適♪
これは追い風か、はたまた引き込み罠か。下駄を履くまで引き締めよう。
都築PAの露天テーブル席は すっかり乾いていた。集まってくれた参加者と地図や情報を持ち寄って行き先雑談。今回で参加二度目の参加者もネタを披露してくれた。
「道志行きましょう。」
「富士山の南から西湖へってのは どうだ。峠道行こうよ。」
「五湖方面行くならそのあと道志へ行くのもアリっすね。」
「そうだね。その方面、空模様は大丈夫?」
「降水予想では持ちそうな気配。」
「うーん、やや怪しい予感がする雲の動きだよなぁ。」
「そしたら足柄PAで一旦合流して雲の様子を見てみよう。」
東名までの経路が分かる参加者は自己判断走行し、経路が分からない参加者は経路を分かってる参加者に着いて行ってもらう半バラけ態勢で出発!
厚木ICを過ぎたころ見えてくる行く手の山々たちはぶ厚い雲に頭を すっぽりと覆われていた。少なくとも山の上は どこも かしこもガスってるってぇことだ。
足柄PAまでの道中、目印役として舵をどう切るか考えた。
行き先や経路を変えない初志貫徹は格好いいが、当イベントは その名のとおり風まかせが身上であり信条だ。カッパを携行しない我が姿勢(参加者は携行・非携行を自己判断している)はこのイベントの立ち位置を象徴している。
見えている景色はヒントをくれている。経験もアドバイスを囁いてくれている・・・・・・ふむ。
足柄PA到着。目印役として皆に告げた。
「富士山経由は止めよう。ここ(足柄PA)を折り返しにして東へ走ろう。」
改めてルートを手探る雑談。
雨雲勢力圏からの迅速な退避を狙うなら最初の献立だった「山道三昧」の盛り合わせを小ぶりにしとくのが賢明だ。現在地である足柄PAから近くて手頃で山道の旨味成分が充分ある足柄山とヤビツをトッピングに決定。
御殿場ICから一般道へ。足柄山まで接続する道は先導を立ててカルガモ隊形。はらはらと霧雨が舞う中を走り抜け足柄山に上がると・・・・見事にガスっとった!
路面は ずっとウエット。4輪など往来が少ないのが せめてもの好い条件か。
走るペースが似てる者同士で自然に集団が形成されつつ霧を掻き分け進む。
休憩地も白い闇の中。山を下りたら雲は散り霧は消え、路面はドライ。気を良くしてヤビツに向け登って行くと・・・・やっぱり上は思い切りガスっとった!ご丁寧に合流地として申し合わせた展望台入り口が白い闇に まぎれて気づけず数km先の休憩所まで行ってしまう始末。往来の流れタイミングで たまたま先頭に出た俺くるーんホロッホーと参加者の計2台だけ はぐれてしまった形。
霧に煙る峠道を何台ものサイクリストが現れては消えていく。
来た道を引き返しても また通り過ぎてしまう恐れがあるので、休憩所売店の方に展望台の目星を教えてもらってからUターン。
今度は霧が晴れていたお陰で ちゃんと展望台に到着し全員と再会。どうやら我ら2台以外は予定どおり到着できていた様子。いやいやいや、申し訳ない!!面目ない!!
眺めもいいし霧も晴れてるから通常はこんなタイミングで「ごちそうさま写真」を撮っておくんだが、いささか ためらわれた。
なぜなら。そのとき展望台は救急車が駆けつけて要救護者を担架で運び込み、更にはパトカーなど警察車両が何台か登場して何人もの警官が活動中と言う状況下にあったのだ。我ら一行は誰一人その騒ぎと何ら関わってはいない・・・とは言え、自分が当事者家族や友人知人だとしたら。
少なくとも今ここで撮るのは止めておこう。
昼食の頃合いなので食事処へ移動。ここって俺は何年ぶりかなー。4人以上のときはお店へ向かう前に一報入れて欲しいそうです。すんませんっした。小っちゃい お目目に 野郎八人衆は どう映っただろか。来てくれて ありがとねーーー。
人間の燃料補給したから改めて「ごちそうさま写真」を撮りに移動するですよっ。と、ここで時間と帰路の事情で三人が解散。お疲れっした!
残った面々で夏の潮風ゆらめく砂浜へ。ふと見上げれば青空が たなびいてるじゃないか。
いい写真が撮れました。
皆さん、また気が向いた いつの日か!