※老九門をご覧いただく日本のレイペンの皆様へ

本ドラマは1930年代の中国長沙を背景にしています。

この時代は日本と中国の関係が良好ではなかったため、登場人物は日本と敵対し、

日本人と中国人の葛藤や陰謀、戦いを描くシーンが多少あります。

 

もちろん、現代の東北アジア3国は国境を越えて、お互いに親密な関係を結んでおりますが、

本ドラマのように時代的な葛藤及び戦いが苦手な方もいらっしゃると思います。

苦手な方はあらすじをご確認いただいた上、慎重にドラマと日本語訳をご覧いただけたすようお願いいたします。

 

*レイちゃんが演じる役の名前は【二月红】(オル・ユエホン)、

呼び名は【二爺】(オルイェ)です。

 

*主役の陈伟霆(ウィリアム・チャン)さんが演じる役の名前は【张奇山】(チャン・チサン)、

呼び名は【佛爺】(プイェ)です。

 

※第一話翻訳クレジット

英語訳: namja1to4さんの翻訳チーム

(elaysiums, laymerence & yixingspixieさん)(許可をもらいました)

韓国語訳:NAGU @sole_exo9

日本語訳: @JedaYixing_EXO (http://allesgute-beerlow-book.tistory.com)

 

シェア及び転載の際は、必ず出所を表記してください。

 

 

** 第一話 **

 

 

(男性の独白)

僕はいつも僕のお爺さんが不思議な人だと思っていた。

爺さんはいつも一人で部屋に閉じこもり、古書と*日誌を読んでいた。一度読み始めると長時間そうしていた。

 

ある日、一度僕は密かにその部屋に入り、それが何か確かめようとしたことがあった。そこには非常に古くて奇妙な話が書かれていた。

ただの昔話なのか、それとも実際に起きたことなのか?

 

1903年。

大谷光端という日本人の男性が宗教研究を名目に中国の奥地へやって来た。そして地理探査を行いながら情報工作を始めた。

彼らが長沙城に入った後、探検隊は分かれて日本人商人の鳩山美志の指示に従った。

 

彼らは長沙城の北部から160キロメートルに及ぶ山に3ヶ月間留まり、調査が終わった頃に探検隊は6人した残っていなかった。

その時から鳩山美志は全ての作業を中断し、急いで日本に帰った。

 

 

彼はなぜ長沙に長く滞在したのか?なぜ彼の部下はびどい犠牲を払ったのか?

平凡な村に一体何が起きたのか?知る者は誰もいない。

 

 

一週間後、鳩山は16枚に及ぶ報告書を日本の外務省と日清貿易研究所に渡した。

その報告書には山の奥に埋蔵されているある物について言及されていた。

これは鳩山報告書と呼ばれる。

 

 

~オープニング~

 

 

1933年、長沙駅。

深夜、076番と書かれた列車が突然長沙駅に現れた。

 

長沙を管轄する長官である張啓山(=佛爺、プイェ)が列車を調査する。軍用列車に見れるが行先標など何もない。中には日本人の遺体でいっぱいだった。

駅員に聞いてみたが、この列車は駅に入った記録すらないという。

 

駅員はこの列車は幽霊列車だ、長沙に悪魔がやって来ると主張するものの、張啓山は無視する。

 

張啓山は彼の副官と列車の中に入る。遺体は全員うつ伏せになっていた。張啓山は占いの師八爺を呼んだ。

遺体がたくさんいるのを先に知っていれば、来なかったのにと嘆く八爺の話を副官が伝えると、張啓山は来ないと(銃で)打つぞと伝えと話を返す。

 

しばらくして八爺(斉鉄嘴)が来る。列車に入る前に占ってみると何だか不吉だ。

八爺は家に用事があると逃げようとするが、副官は男やもめに家庭の都合なんてあるかと言い、

来ないと佛爺が銃で撃つと話した事を伝えた。物事を複雑にするなと。仕方なく八爺は副官と同行した。

 

列車の死体を調べる張啓山。八爺は遺体を見てびっくりする。

 

張啓山と八爺は遺体の*足の親指が曲がっていることから彼らは日本人だと推測する。

文書を見つけた彼らはそれを読み、日本人たちが裏で実験を行っていたと推測する。だとすれば、長沙の人々が危険に陥るかもしれないのだ。

 

(*映像には移らないですが、恐らく当時の日本人が下駄を履いていたことからあのように推測したと考えられます)

 

遺体の周りには複数の棺もあった。それを見た八爺はこれらの棺は掘り出されたばかりで、恐らく地下洞窟から掘り出された物だと推測する。

 

また、棺の大きさが似た事から一緒に埋もれていた墓から出された物で、前の車両には墓の主の棺があると考えて行こうとする。

 

二人にやってきた副官は時間の都合上、防毒マスクを二つしか手に入れなかったと言い、佛爺は彼にマスクを譲った。

 

八爺もボラを吹きながら譲ろうとしたら、副官と佛爺は素早く防毒マスクを付けた。

しかし八爺はやはり副官はここに残った方が良いと言いながら、副官のマスクを取って自分が付ける。

 

 

*最後列の車両。

(*上記のように初めは前の車両と話しましたが、彼らは最後の車両に移動しました)

八爺はここで何らかの争いがあったと推測した。八爺は遺体が全てうつぶせになっているのが怪しいと話す。

 

最後の車両には予想通り、墓の*首領と書かれていた。

(棺には「壱」と蓋に刻まれていました)

 

長沙駅、棺を開けた一行。

 

八爺は棺の中の虫が人々を殺したのかと佛爺に聞いたところ、佛爺はこれらの虫は志望後に孵化したと答える。

 

佛爺はこの列車の謎は最も大きい棺(首領の棺)に隠れていると考えるものの、棺には仕掛けがあり、勝手に開けることができない。

無理やりに開けようとすると毒ガスが出るため、外面の穴に手を入れて中から開けるしかない。

蓋を開けるには長家(佛爺の家門)の技が必要だった。

 

**

 

佛爺の邸宅。棺を開ける準備をする。

 

開ける際に問題が生じたら鼓を叩いて馬を動かせ、切断機が腕を切るように用意した。

 

八爺は怖がるが、開ける作業が始まる。

 

棺の中に手を入れた部下(軍人)が何かに手が挟まり、助けを求める。

しかし、腕を引っ張っても出せなかったため、結局切断機を作動させ、腕を切断した。

 

その後、佛爺が中に手を入れると、今回は無事に蓋が開けられた。

 

八爺は棺の遺体があの列車のと同様にうつぶせになっている事を怪しむ。

 

そこで佛爺は指輪を発見した。八爺はそれが南北朝時代の物だと確認する。

 

長沙の九つの家門(以下、九家門)のうち、南北朝時代を最も理解しているのは二爺、すなわち二月紅の家門だ。

 

**

 

二月紅の京劇劇場の前。

彼は楽屋で扮装をしていた。

 

ところで、劇場の職員が案内したある男性たちが劇場の全てに不満な様子だ。

 

二月紅が舞台に登場し、京劇が始まった。

二月紅:*「私か大王に付いてきた以来、東を征服し、西で対決をなさり~」

 

*二月紅が演じた役は覇王別姫の女役です。和訳した歌詞が見つからなかったため、韓国語訳を日本語に訳しました。間違いがあれば、ご指摘ください。

 

一方、劇場の前ではあるおばさんがチケットを取るのが難しかったと言いながら、何度も入場をお願いするがが、

職員から開演後は入場できないというルールを破ってはいけないと言われ、入場を断れた。

 

その時、ちょうど劇場の前に現れた佛爺がすんなりと中に入るのを見たおばさんが疑問を抱くと、

隣にいる人が彼は佛爺であり、二爺の近しい友人だと説明する。

 

 

一方、公演の途中、先ほど愚痴を言っていた男性が歌がいまいちだと文句を言い、舞台を中断させた。

湖南の有名な劇が単に花なんかを飾って鼓を叩くものかと声を出し、ここに来て歌ってみろと命令した。

 

男性:何で黙っているのかい?歌ってみろ!金ならたくさん持ってるぞ。さっさと歌え!

副官:先生、京劇を聞きたくなければ、ここを出ても構いません。他の方を邪魔しないでください。

男性:邪魔も何も関係ない。お前が軍服を着たって俺がビビるもんか?!

 

観客ら:佛爺がいらっしゃるからもう大丈夫。

 

男性:歌えって言ってんだろ!

副官:退けろ、この野郎!

男性:(一緒に着た部下たちに)行くぞ、いったい何だここは!

 

しかし、男は大人しく引き下がらず…結局佛爺が出て事態を解決する。

 

副官:佛爺、大変申し訳ございません。私の監視が甘かったです。

佛爺:彼がどこから来た者か探してみろ。そしてもう二度と長沙に来れないようにする。

 

**

 

舞台が終了した後。

 

二爺:珍しい貴賓がいらっしゃったな。君は京劇が好きではなかったんじゃないか?私の舞台に来るなんて。

佛爺:今回来たのは一つお願いがあるからなんだ。

二爺:お、偉大な佛爺が私にお願いがあるとは。何かあったのか。

佛爺:先日の夜、長沙に一台の列車が来た。その番号は076。しかし何の表示もない。また全体が密封されていたんだ。

二爺:それで?

佛爺:部下に指示して開けてみたら、中は棺でいっぱいでな。中にいる人はみんな死亡していて、全員日本人だった。

二爺:そんな物語を語るってまるで演劇でもやっているみたいだな。

佛爺:南北朝時代の墓から掘り出されたみたい。これについては君たちが最も知っているんじゃないか?

 

~~~~

 

二爺:知っているかもしれない。だが、私は地下の物にはだいぶ前に手を離したんだ。

佛爺:君も私も由緒のある九家門(老九門)の出身だ。しかも上位の三家門だ。これらとの関係を否定できないって分かっているんじゃないか。

他の選択肢があったら、君のもとへ訪ねることもない。

あの列車で秘密実験に関する設計図を見つけた。日本人らの陰謀かもしれない。

 

二爺:考え過ぎだ。君が管轄する地域に誰が無謀に来れるか。長沙に吹く風は九家門の視野から逃げられない。

佛爺:だからこそ、私はこの列車の根源、日本人らの陰謀を調べようとするんだ。

二爺:一つ助言をする。これは極めて危険だ。急がないでくれ。

佛爺:何か知っていることがあるのか?私を止めようとするのは、私が知ると困難なことがあるからか?

二爺:演劇はもう終わった。帰ってくれ。

佛爺:二爺、この指輪は置いておく。一度検討してくれ。

 

 

**

 

劇場の外。

 

 

副官:佛爺、二爺が協力しなければ…

佛爺:二爺が協力してくれるか否か私は真相を暴く。夜になったら八爺を呼んでくれ。

 

 

**

 

 

二月紅の邸宅。

麺料理の手前で考え込む二月紅。

 

丫头:「二爷?」

二爷:「あ, 丫头.」

丫头:「どうした?私のそば、まずい?」

二爷:「ううん、一番美味しいよ。」

 

丫頭:二爺?

二爺:あ、丫頭。

丫頭:どうしたの?私の麺、美味しくないの?

二爺:いや、一番美味しいよ。

 

 

(第二話に続く)