腰痛は怒りであるー サーノ博士のTMS理論 | まゆみんの霊的世界の歩き方 

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長年腰痛と付き合い、様々な治療法に時間とお金を費やしてきたのになぜ治らないのか?

体の機能は問題ないのだから、心や波動、魂からくる症状なのではないのか?

「腰痛の原因はストレスと痛み感知力活性化」という答えに対する答え合わせのような読書がスタート。

 

TMS理論とは?

Tension Myositis Syndrome の頭文字からとった略称で

日本語に訳すと「緊張性筋炎症候群」となります。

ただし、筋肉に「炎症」があるという意味ではなく、筋肉内に何らかの変化がある、

という意味でしかありません。痛みを伴う筋肉の生理的変化としています。

 

サーノ博士が腰痛治療に関わるようになってからの最大の悩みは、検査所見と臨床症状が一致しないことでした。例えば、複数患者の腰のレントゲン写真を見て「どの患者が重症か?痛みを強く訴えているのか?」を明快に判別できないそうです。重症に見える患者が驚くほど速く治ったり、逆に継承に見える患者がいつまでも治らなかったり、全く予後の見当がつかなかったそうです。

 

それでも患者を詳しく観察しているうちに、彼らの痛みは骨や軟骨から生じているのではなく、筋肉に生じていることに気づきました。そして患者の多くは、緊張性頭痛、偏頭痛、胸やけ、胃酸過多、華美性大腸炎、花粉症、ぜんそく、めまい、頻尿といった「心身症」と呼ばれる病態をもっていたのです。要するに、筋骨格系疾患を抱える患者の大部分が、心理的緊張によって生じる病態を経験していたわけです。そこで、腰痛の原因も心の緊張にあるのでは?と考えたのです。

 

TMS発症のメカニズム、原因や治療法をまとめると次のようになります。

①痛み、凝り、灼熱間、圧迫感、知覚異常、筋力低下などは、筋肉や神経もしくは腱のなかの軽い酸素欠乏によって起きている。
→ストレスから血流が過剰に流れる個所と持っていかれる箇所が現れる、そのアンバランスさが軽い酸欠状態を招き、筋肉を固くする。

 

②TMSの症状は、臨床医学の中で経験するどんな疾患より強い痛みを生み出すが、症状が消えてしまえば後遺症は残らないし、基本的に全く無害なものである。

→これに関しては、良い整形外科に見てもらえたと思う。TMS治療のことは医師は多分ご存じないだろうけど、「全く無害である」ことを、また別の見地から教えてくれたと思う。

 

③その痛みの原因は無意識化に抑圧された怒りである。TMSとは、抑圧された怒りから意識の焦点をそらすために作り出されたものである。

→ストレスとなる感情はほかにもいろいろあるだろうけど、「怒り」だったのか!!!火星接近のタイミングでこんなことが浮かび上がってくるなんて…

 

痛みの原因となる怒りは、日常生活上のストレス、幼少時のトラウマ、完全主義や善良主義による内的葛藤の総和であり、抑圧された怒りの程度と症状の程度は一致している。

→怒りについて具体的な説明。天王星がおうし座入り、火星がみずがめ座をうろうろし始めた時期から、自分をリニューアルせざるを得ないことばかり起きている。出生自国検証のため、過去の出来事リストアップと振り返りをかなりやりこんでいたのだけど、これこそTMS治療の中核をなすものだったらしい。

 

⑤症状はTMS理論の内容を理解するにつれて消えていくので心配はいらない。
→これは、本当だった。この本を読み始めた途端、痛みがかなり感じられなくなった。

マッサージやストレッチ、アロマやシップは心地よいので、

相変わらず筋肉は堅いけど、痛み感知力がほどほどに働くようになったと思う。