最近、我が家の子供たちと一緒に「お宝探し」に出かけることが多い。

「お宝探し」・・・なんてことはない、近所の公園に、散歩がてら何かいいもの落ちてないかなあと探すのだ。


冬枯れの公園にはいろんなものが落ちている。葉っぱがないからぜーんぶ丸見え。ペットボトルとかお菓子の包み紙なんていうのは序の口。あるわ、あるわ、いろんなものが。

空き缶、電池、赤鉛筆・・・なんてものはまだいいが、ガラスの破片もけっこう落ちている。こないだはなんとはさみも!危ない危ない、おちおちごみ拾いもしてられない。ゴルフボール、テニスボール、野球ボールと、ボールもオンパレード。いやはや、遊んでるうちにしげみに入ってわかんなくなっちゃうんだろうなあ。

自然物では定番のどんぐりやくりの実。変わったところでは、からからにひからびた蜂の巣の一部や、夏の名残がそのまま残ってるのだろうか、せみらしきものの抜け殻など・・・。

そんなものをいろいろ拾いながら、ごみや危ないものはゴミ箱に捨て、ボランティア気分。


さて、そんないろんな落し物、のなかで、子供たちが一番のお宝!と大喜びをしているのは、なんと「ビービー弾の玉」なのだ。ビービー弾。私は子供が生まれるまでその存在は知らなかった。今も実は実物は見たことがない。なんでも小学生くらいの子が好んで遊ぶエアガンのことだそうだ。

それに使われるたまが、直径5-7ミリくらいだろうか。オレンジや白、赤、緑など色とりどりで、ぱっつと見、お菓子みたいな、きれいな玉なのだ。子供たちがエアガンでうったあとの玉が、あっちにもこっちにも、落ちてる、落ちてる。それをうちの子たちは、夢中になって、「お宝だ、お宝だ!」「赤いの」「緑の」「こっちにも」と雄たけびをあげながら拾ってるのだ。その数、10,20、50、100・・・・全部で150玉くらい拾っただろうか!!!それでもまだまだ全部ではなくあちこちに転がっているのが見える。


子供たちは大満足でビービー弾をじゃらじゃら言わせながら帰途につくが、ふと考えると、これってごみなんだよな、と。エアガンで遊ぶこともたちは、おそらく、空き缶やペットボトルはちゃんとゴミ箱に捨てるだろうけど、ビービー弾に関してはゴミという意識はないんじゃないか。自分たちが平気でゴミを撒き散らしてるなんて自覚してないんじゃないかと。夢中で遊んではい、、終わりとなってるんだろうと。

これってどうなの?

と疑問。

調べてみれば、小さい子がビービー弾を飲み込んだり、耳に入れてしまったりという事故もあるそう・・・メーカーや、学校って、この辺りのことどう考えているんだろう、と。


ご満悦の子供たちを横目でみながら考えこんんでしまった。

ついさっき更新したブログ、「神奈川県の病院」と書いてしまったけど、「香川県の病院」の間違いでした!ごめん!

神奈川県の病院で受精卵を取り違えて妊娠・そして中絶を余儀なくされた夫婦が精神的苦痛を理由に件に慰謝料を求める訴訟を起こしたという記事を読んだ。


ただの妊娠・中絶ではない。

なかなか子供ができなくて、高い治療費と時間と労力をかけて、不妊治療を受けて、痛い思いもいっぱいしたうえで、やっと妊娠したのに、それを他人の卵と「間違えた」といわれ中絶させられるなんて、その夫婦の受けた精神的ダメージは察してあまりあるものがある。


あってはならないミスだ!と憤慨する私に、夫はクールに、「欧米ではよくある話だよ」と。

たとえば、イギリスでは、体外受精で生まれた白人カップルの子供が黒人だったそう。もちろん、カップルは病院側に訴訟を起こしたけれど、慰謝料の代わりに、生まれた子のこれから先の教育費を全額、病院が負担する、ということで決着がついたとか。また、アメリカではタイ人カップルの間にブロンド白人の子供が生まれたとかでニュースになったとか・・・彼の国、フランスでは、精子バンクから提供を受け体外受精をして生まれた子供が、やはり、人種が違ったとかで、それはもしかして、間違えたのではなく、内部の人が意図的に、登録されている精子を入れ替えていたのではないか、と大きなスキャンダルになったことがあるとか・・・・


いやはや、実はそんな日常茶飯事に起きることなのか!と驚き。欧米のように、人種が違う子が生まれてくればあきらかにそれは間違いだとわかるけど、でも、日本の場合、普通に日本人の顔した子供が生まれてきたら、正直わからないのではないか。あんまり自分たちに似てないなとか思うかもしれないけど、それでまさか、取り違えたなんて想像もするまい。


とすると・・・いまや年間32000人の体外受精、34000人の顕微授精(2006年度、朝日新聞2月20日朝刊より)が行われる日本で、ひょっとして、ひょっとして、間違いに気づかないまま生まれてきた子供っているんじゃないか、そんなことを考えたらなんだかぞっとした。


医学や技術の進歩とともに、不可能と思われたさまざまなことが可能になってはいるけれど、やはり、あってはならないこと、が絶対怒らないように、セキュリティ、チェックシステムは万全にしてもらいたい・・・・