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ありがとうございます。

 

人生を180度変える!

美しくしなやかな

”美メンタル”を手に入れ

仕事も女性としての幸せも

「なりたい私」を叶える

自分ブランディングプログラム主宰

メンタルコーチの

柴田寿美代です。

 

 

 

 

 

 

社会で生きていく上で

私たちは人と接することを

避けることはできません。

 

 

 

他者と

円滑なコミュニケーションがとれると

心が安定し

余計なことで

感情が揺さぶられることが減り

”自分の人生の主役は自分”

という感覚で

充足感を感じる人生を

歩めるようになります。

 

 

 

逆に

他者とのコミュニケーションが

思うように取れない、

他者との

心の距離の取り方がわからない、

心の距離を縮められない

という人は

人の言動で

気持ちが一喜一憂し

心が安定しにくいので

充足感などを感じにくいのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

そういう人は

他人と話すのにも

気を遣いますし

話した後でも

”ああいう言い方で良かったのかな”

とか

”あの人は

本当はこう思っていたのではないか”

などと

いつまでも気になってしまい

仕事以外

人と出かけたり

話したりした後などは

どっと疲れる

などと

言うことがあると思います。

 

 

 

ちなみに

仕事の時には

それぞれの役割があって

他者とコミュニケーションをとるので

あまり

そういうことは

感じないと思います。

 

 

 

 

他者との

心の距離の縮め方がわからない方は

皆と一緒に

何かを「楽しむ」と言う感覚も

分からないのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

人の力を借りたり

何かに身を任せたりすることが

苦手だし、できないため

なんでも自分で頑張ろうとして

毎日が辛いと感じることも

多いのではないかと思います。

 

 

 

 

 

そういう方に欠けている

と言われている

幼少期の体験が

「心理的」に”一緒”

感じる経験。

 

 

 

 

 

同じ家に住んでいたとしても

心の通い合いがないと

「空間的」には一緒でも

「心理的」には一緒という

感覚を感じることは

できません。

 

 

 

 

形式的には

共同体に属していても

心理的には

共同体に属したことがない。

 

 

 

アメリカの

精神科医カレン・ホルナイは

劣等感を

「帰属意識の欠如」と

述べているのですが

上記のような方は

帰属意識が欠如しているために

深刻な劣等感に

悩まされているケースが多いようです。

 

 

 

劣等感とは

自分の育ったこの環境が

嫌いで嫌いでたまらない

というもの。

 

 

 

 

家庭ではなく

会社にいるような感覚

とでも言うと

わかりやすいでしょうか。

 

 

 

 

 

頑張って良い成績を

収めた時には

褒めてもらうことは

あるかもしれませんが

頑張っていない時には

見向きもしてもらえない。

 

 

 

常に

評価が気になるし

頑張っていない自分には

価値がないと

感じてしまう。

 

 

食事も

家族で”楽しく食べる”

というよりも

”決まったことを済ませる”

ような感覚。

 

 

 

家族で出かける時にも

”楽しむ”為に出かける

というより

”用事を済ませる”

ために出かける。

 

 

 

小さい頃から

そういう

人と心が「ふれ合う喜び」を

体験したことがない人は

「他人と過ごすこと」は

負担であって

「楽しいこと」と

感じることは

難しいと思います。

 

 

 

 

特に

それは

母親との関係性が

大きいとも言われています。

 

 

 

母という存在に

自らの身を任せた体験がない。

 

 

 

だから

何かに対して

安心して自分の身を

投げ出すことができない。

 

 

 

小さい頃から

自分の力で

自分を守らなければならなかった。

 

 

 

他人に守ってもらった経験がなく

小さい頃から

ずーっと

心理的に「一人で」生きてきた。

 

 

 

だれかと「一緒に」

生きてこなかった。

 

 

 

いつも不安で緊張をしながら

生きてきた。

 

 

 

心の底から

安心感を体験したことがない。

 

 

 

だから

苦しくても

無理をしてでも

”一人で頑張ってしまう”

んですよね。

 

 

 

他に方法を知らないから。

 

 

 

人は小さい頃に

特に

「母親との二人の世界」を

持つことを通して

心の中に自分の世界を

築き上げることができると

言われています。

 

 

 

そうして

自立できるから

大人になって

人と「親しい関係」を

築くことができるように

なっていくそうです。

 

 

 

人と

「親しい関係」ができないと

長い付き合いができる

友人を作ることも難しいし

結婚生活も

形式的には続いたとしても

情緒的に長くはうまくいかない。

 

 

こういう方は

社会的立場や行動や意識は

とても立派な方が多いのですが

周囲の人々から

心からの好感を持たれていない

ということも多いです。

 

 

 

とっても真面目で

勤勉ではありますが

心から

人から受け入れられていないことが

多いんですよね。

 

 

 

ときには

そこまでしなくてもよいのでは・・・

というところまで

一人で頑張ってしまう。

 

 

周りから見ていると

「人の力をかりたり

もう少し協調すれば

自分も楽だし

周りともうまくいくのに。」

と思われることがあっても協調しない。

 

 

助けを求めない。

 

 

いえ、

求めることができないんですよね。

 

 

 

そういう

一人で頑張りすぎて

無理をしている時って

周りが敵に見えてしまっているから

敵に助けてもらいたくは

ないんですよね。

 

 

 

 

客観的に見ると

本当に”楽しい人生”からは

かけ離れた生き方に

なってしまっているのですが

本人は精一杯生きている状態。

 

 

 

”一人で頑張ってしまう人”に多い

特徴の一つは

本当に楽しいことがないということ。

 

 

 

小さい頃に

”本当に楽しい時を過ごした場所”があると

大人になってからでも

「あー、あそこに行ってみたい」と

思うことってありますよね。

 

 

 

でも

”一人で頑張ってしまう人”には

目の前のことで精一杯で

余力がありませんから

そういうものは

ほとんどありません。

 

 

私の講座でも

”マインドアップ法”のワークがあり

「何をしている時に

気分が上がりますか?」

「どんなことをしている時に

幸せ!とか、楽しい!って感じますか?」

と、質問をするのですが

ぱっと出てこない方も

多いです。

 

 

 

 

何をしても

本当に楽しいと

感じることもないし

何をしていると幸せなのかも

わからなければ

幸せな人生を歩めるわけは

ありませんよね。

 

 

 

 

子育て中の皆さんへ。

 

子育て中は

本当に忙しい毎日だと

思います。

 

 

私も子育て中は

一日中

食事や送迎、その他のことを考えていて

”母親って

一年中頭が休まることって

ないなー”と

感じることもありました。

 

 

ついつい

”楽しむ”という感覚を見失い

”こなす”ことで精一杯と

いうことも

あると思いますが

時には

頑張りすぎるのをやめて

心と頭を休ませ

リラックスする時間をとって

心に余裕を持って

わが子と向き合い

「心理的」に一緒という

時間を過ごすように

してみてほしいです。

 

 

ご自身の為にも

お子さんの為にも。

 

 

 

そういう時間が

大人になっても

懐かしさを感じる

心の拠り所となると思います。

 

 

 

 

 

 

つい先日

息子が返ってきたときに

まさにその

”懐かしさ”に当てはまる

出来事がありました。

 

 

 

 

「俺、久しぶりに

起こされたいなー」と

息子が言いました。

 

 

 

息子は

家にいる間

自分で起きたことがないと

言うくらい起きない人で

毎日毎日私が

「柴田君、朝でーす!」と

起こしていました。

(私にとっては

毎日の楽しい日課でした)

 

 

起こすのにも段階があって

1「柴田くーん!

起きる時間でーす!」

  ↓

2「し、ば、た、くーん!

起きてくださーい!」

  ↓

3「し、ば、た、くーーーーん!

知りませんよーーー」

  ↓

4 息子のベッドに入り込む

 

 

ここまですると

「おっーーーー!

それは辞めてくれー!」と言って

起きるという毎日でした。

 

 

あほみたいで

笑われてしまいますよね。

 

 

でもこれが

息子と私の毎日の

朝のルーティンでした。

 

 

ちなみに娘は

勝手に起きて

ちゃっちゃっと朝ご飯を食べて

ちゃっちゃっと

家を出ていきます笑。

 

 

 

 

 

そんな息子は

今は一人暮らし。

誰も起こしてくれる人はいないので

懐かしく感じたようで

「久しぶりに

起こされたい」と

なったようです。

 

 

 

 

「じゃあ、明日

久しぶりに

柴田くーん!

朝でーす!って

やってみる?」と

私が言うと笑

 

 

息子

「わー、いいねー!

久しぶりに起こされてー!」

 

 

「じゃあ、やるね!

起こしても起きない時は

いつも通り

ベッドに入り込むからね!笑」

 

 

息子

「それは勘弁 笑。

その手前までで

おねがいしやーす」

 

 

 

で、次の日

久しぶりに起こしてみました。

 

 

息子

「うわあ、これこれ。

これだわ、やっぱり」

 

 

「うんうん、

朝はこれだよねーー。

母も懐かしいわー」

と言って

息子のベッドに

入り込んでみました笑。

 

 

起きた後には

朝ごはんも

「これだよ、これ。

いただきやーす。」

と言って

食べていました。

 

 

 

私は

子どもたちが小さい頃

「心理的」に”一緒”

という体験を

自分なりに

大事に大事にしてきました。

 

 

 

まったくもって

”立派な親”とはかけ離れていますが

その代わりに

”一緒に楽しむ”

”とことん楽しむ”

ということを

たくさんたくさんしてきました。

 

 

 

これからも

そういう時間を

大切にしていきたいです。

 

 

 

「正しく生きる」ことより

「楽しく生きる」ことを

共有できる時間を

大切なわが子と

過ごしていきたいと思います。