美味しく続ける♡

麹習慣で毎日を『元気に!明るく!楽しく♪』


麹料理教室を福岡で主宰しています

はしみのり と申します。




「麹料理はどこで勉強したんですか?」
この質問をいただくことが多いので
今日はそのお話を。
今でこそ
塩麹のブームをきっかけに
麹が注目されていますが
私にとって麹料理は
子どもの頃の思い出の味です…
私の生まれ育った岐阜の山奥では
昔から造り酒屋が何軒かあったようで
大正生まれの料理好きの祖母が
秋から冬にかけて大量の麹に
肉、魚、野菜を漬け込み
お正月のお節に加えていました。
ひとつの大きな樽に
お肉全ての種類を漬け込むという
ダイナミックな樽漬けスタイル!
祖母はいつも
「一緒に漬けると足りない脂分を
 他の肉の油が補って味が移るの。
 それが美味しいのよ〜!」
としつこく言っていました。
ひとつの大きな樽に
鶏むね肉
豚ロース
鶏もも肉
豚バラブロックetc…
そのお肉のあいだあいだに
麹、醤油、砂糖(大量w)を挟み込み
そこから2ヶ月〜3ヶ月の間
熟成発酵させるのです。
この樽漬けがとにかく美味しく大好きだった私。
レッスンのお肉やお魚の味は
まさにこの記憶がベースと
なっています
野菜は醤油ベースの“ひしお”に
いろいろな野菜を入れ
ひしおと野菜を一緒に食べたり
麹と…多分、砂糖や塩などの
調味料を加えた白菜や大根の漬物
を漬けていました。
近所のおばさんたちとも
毎年、大量の味噌作りを
していたのですが

ビニールの上から
茹でた大豆を踏んで潰すのが
近所のこどもたちのお手伝いでした♪
ムニムニ踏むのが楽しかった♡…
時代だなぁ…半世紀。笑笑笑
大人になってスーパーで
“みやここうじ”を見つけた時は感動〜
(あ!おばあちゃんの麹に似てる!)
と即買いし、記憶を辿り
お肉を漬け込みました。
…それもすでに30年も前!笑
シンガポールで生活していた際に
“みやここうじ”を見つけた時も
スーパーでうれしくて立ち尽くしました߹-߹…笑
懐かしい祖母の味で
今の時代にあった麹料理が
私にもできないものかと
記憶を辿りながら
母にも確認しながら…
試行錯誤し今に至ります。
そして、
なぜ教室をしよう!という思いに
至ったのか…
それは
私の体調が大きく影響しています。
が、長くなるのでその話はまた
もうすでに長い…(^^;;
最後までお付き合い下さり
ありがとうございました🌱





友だち追加