先日 3大メガバンクが足並みそろえて提携先ATMでの利用手数料を無料有料にしちゃいましたね。
かわりに、平日8:45~21:00まで平日・土日祝日も利用手数料無料などというメリットを付けているみたいですが、提携先ATMでの利用手数料、振込手数料は12月20日からかかるみたいですね。(三菱東京UFJ銀行の場合)
そうなると、昨日の夕方6時前後の戦慄のATM前は体験しなくて済むことになりそうですが…
かわりにコンビニなどでの利用には手数料がかかるってことに・・・
そもそもなぜ提携先ATMができたかといえば…
コンビニの業務拡大路線ということもあったのでしょうが、多くの地域で1店舗や2店舗はあるコンビニに各銀行共通で利用できるATMがあることで、銀行に口座を持つ人にとって便利になるから…ではなかったのでしょうか
たとえば、会社員の人
仕事で朝取引銀行に行っているひまがないときでも、最寄りのコンビニでお金を引き出したり、預け入れたり、振込したり・・・ということが可能になります。
たとえば 小さい子どもを抱えた主婦の人
雨の日、電車やバスで銀行まで行くのは大変です。 でも、最寄りのコンビニなら徒歩圏内にあるので、小さい子連れでも大丈夫
たとえば、足腰が悪くなったおじいちゃん、おばあちゃん
最近 選択と集中で近くにあったATMが撤収されてしまいました。銀行ATMは夜9時まで開いているとはいえ、腰が痛くて遠くの銀行まで行くのは大変
近くのコンビニで年金を引き出して細々暮らしています。
本当はこうしたニーズにこたえるために、各行共通のATMが登場したのではなかったでしょうか
地域によっては、銀行店舗が遠い地域もあります。近くのスーパーにも銀行の出張所があるといってもそのスーパーに行くにも交通の便が悪かったり 足がなかったり(車がないとか)
コンビニ網は全国津々浦々広がっているので、そのコンビニにATMがあれば 助かる人は多いはずですよね。
なのに、コンビニでのATM利用料が有料になったら不利益を被るのは 金融機関利用者であるANNEたち一般市民です。
誰もが銀行に簡単にアクセスできる地域に住んでいるわけではないのです。ANNEも最寄りの銀行ATMまで最低10分はかかります。 一方コンビニなら我が家の愛犬さくらのお散歩途中にある近さ。
忙しいときや、給料日などで絶対待ち時間が長いことが分かっているときはムダな時間を節約するため、コンビニで引き出すこともあります。
もちろん 手数料ゼロで
ANNEは名古屋人ですからゼロバンクは知っていますが、顧客の利益を考えたいいサービスだと思います。
やむを得ないときは仕方がないですが、そうでなければ、この低金利でほとんど利息の付かないご時世にわざわざ105円を払ったら、利息<手数料 でますます負担増になってしまいます
そもそも・・・
銀行に預けてあるのは自分の大切なお金。
それなのに、自分のお金を引き出すのにお金を払うって悔しいじゃないですか
さらに・・・
実は、ANNEたち一般の人が銀行に預けてある預貯金は 銀行やゆうちょなどの金融機関にとってはANNEたちに対する負債なのですね
それなのに、貸しているはずのわれわれのお金を引き出すのに、我々から借りているはずの金融機関にお金を払って引き出すって なんか納得が・・・
一体何のための提携ATMなんだか・・・
一般の利用者の便宜を図るはずではなかったのでしょうか?
当初コンビニなどに置いてあるATMは 日中は手数料無料だったのに、有料化したら 利用する人はいるのでしょうか?
預金先の銀行が遠くて、近くの提携ATMでお金の出し入れをしている足の悪いおばあちゃんとかはこれから先細りの年金からさらに手数料を取られるのでしょうか?
もう少し 顧客目線に立ったサービスを考えてほしいなぁ