ワインドアップとは何か?
そもそも野球で、
ピッチャーが投球に入る時
振りかぶって投げますけど
この振りかぶりがワインドアップです。

何か持ち上げる時には、
少し腰を落として
せーの、よいしょ!

ダンスの場合は、
何か動作を行う時に、
本来目指す方向とは逆の方向に動いて
勢いをつける予備動作のことを言います。
つまり
右に回転したい時に、
最初、少し左に動いて右に回転すると
うまく回れます。
そして、これは、
女性に対するリードになります。
女性はこの予備動作を感じて
次に動く方向を知るのです。

瀬古知愛先生に、
レッスンをしてもらった時

ラテンは、なぜか指摘が殆ど無くて、
スタンダードで指摘されました。笑爆  笑
もっと
ワインドアップを
活用
してくださいということ。
いろんな場面で使うと
リードが分かりやすくなるようです。

知愛先生のスタンダードは、
極めて踊りやすいです。
織田理子先生長谷川真希先生
スタンダードは踊りやすいです。
なぜか
ラテンの先生は、踊りやすい。ラブ
私が思うには、
型が凝り固まっていないのです。
踊りに柔軟性がありますから。
スタンダード専門の先生は、
例外なく型が出来上がっています。
組んだ瞬間にわかります。


★其井湯♨アラカルト
四字熟語
「浩然之気」(こうぜんのき)
天地に満ちる広々とした気。
大いなる元気(げんき)。
『孟子(もうし)』に見える語。
「我(われ)よく吾(わ)が浩然の気を養う。
その気たるや、至大至剛以(しだいしごうもっ)
て直(ちょく)、天地の間(かん)に塞(ふさ)
がる」(私は自分の浩然の気をよく養う。
それはもっとも大きくもっとも強く〈至大至剛〉
まっすぐで、これを養えば天地の間に充満する)
その後に続けて、この気は義(ぎ)と道(みち)
(道義(どうぎ))とに配合するもので、
道義がなければ消えてしまう、とある。
道義に合った正しい心を持っていれば、
大きな元気となるということだが、
今日では、広い大きな心、世俗に染まらない
純粋な気分、という意味に用いる。
夏は山へ登ったり、海水浴をしたり、
自然の中へ入り、大いに「浩然の気」を
養うようにしよう。


★其井湯♨瓦版
これは、少し難しいですけど
頑張って理解してください。
<ケンさんのブログから>
リードしやすいフォローしやすいお相手に成る

社交ダンスを踊る時
リード&フォローは欠かせませんが
リードもフォローも運動を
仕掛ける側の事を言っている様に
思われているか方が多いかと思われますが
リード&フォローは、その運動を
受ける側が如何に演ずるかで意味を成します。

言葉からするとリードは男子が行い
フォローは女子が行う様に
またその様に教えられているかも知れませんが
実際はリードもフォローも男女共に同じく
使われるテクニックで有りどちらかが
優先的に演ずるものではありません。

基本的にお互いの意思表示を重心を動かして
お相手に伝える事なのですが
リードを男子が行っている時
女子は男子から踊り方を指示される為に
自分からあまり積極的に動かず
体重を男子のパワーで
動かしてもらっている場合が少なくありません。

またフォローと言うと男子は女子が
自分に従って踊って来ると思っていて
女子がどの様に踊っているのか余り関心が無く
初心者の段階では教える側や技術が上の方が
自分の意思でお相手の運動を決めたり
力でお相手を強引に踊らせている場面を
多く見かけます。

余り上手に踊れない方は踊れないから
動かされるのが当たり前と思っている場合も有り
ペアとしては一方的な音楽表現と成り
特に女子は持っている特性を
全く生かす事が出来ません。
大切な事はお相手がリードの立場にある時は
お相手の運動が意思のままに
ストレスなく演じられるよう
フォローする側は自分の重心を動かしながら
お相手の身体が演じやすい様に
立ち位置を変えて行かなければなりません。

お相手にフォローするからと言って
コースに身体を置いて押されるがままに
成っていると自らの運動表現が反射的に
出来なく成り、常に足形や運動形態を
意識しないと踊れなく成ってしまいます。

また男子も女子が自分にフォロー
して来るからと言って
自分の立ち位置の方に女子を導くのではなく
女子の重心がスムーズに動ける立ち位置を
作りながら女子のフォローする運動表現が
自分の音楽表現を助ける様に踊ります。


音楽表現としては男女は別々の魅力を
導き出す事が大切なのですが
身体の中を流れる運動機能は
男女其々同じ繫がりで
同じ様に機能する事が重要です。
その為例えば踊っている途中で
男女のホールドを変え瞬時に男女の演技が
入れ替わるコミカルなプロの演技が有りますが
これは見ていて楽しいですが
非常に上手に踊れれているペアとして
同等の立場と運動能力で踊っている証でも有ります。

社交ダンスは男女其々が個性を持ち
音楽表現をより美しく豊かに演ずるものなのですが
コンタクトして踊っている事から
互いの運動がお相手の運動を邪魔するようなことが
有っては成りません。
コンタクト面から男女が別れている様に
見えるかもしれませんが踊り手は常に
コンタクト面の先のお相手が理解できている事が
とても大切なのです。

どんなお相手とも楽しく踊れると言う事は
コンタクト面から伝わる様々な運動表現を
感じる力が必要だと言う事です。
多くの技術を持って様々なフィガーを
知っているからと言って
その演じ方が自分の一方的な
感覚で有っては成りません。
上手に踊ると言う事は、常にお相手の運動機能を
助け生かす力が有ると言う事です。

誰がお相手してもとても楽しく
もう一度踊りたいと思わせる様な
踊りが社交ダンスとしてはベストです。

競技ダンスやデモンストレーションダンスの様に
あらかじめお相手が決まっていて踊る順番も
ルーティンも決まっているとしても
心と身体を常に感じる事が
本当に魅力的な社交ダンスを演じる方法です。
自分が常に踊っているお相手と踊る時も
初めてコンタクトして踊る方達とも
笑顔のやり取りと成る事が重要です。
笑顔は演技以上に心の様であることが大切です。
お相手が常に作り笑いに成らない様
誰からも好まれるリード&フォローを
身に付ける事が社交ダンスを踊る上で一番大切です。