ダンスのリードという技術は、
簡単には言い表せないけど、習得のために
何か方法はないかと、常々考えております。

男性の身体の各部分をどう使うか
それを具体的に表せば解りやすくなるかな
などと考えております。

そこで、一つのヒント

巨匠と言われた指揮者小澤征爾
でも、小澤にも師匠がいました。
齋藤秀雄
松竹交響楽団や東京交響楽団などの首席指揮者
<wikiより>
齋藤は教え子に常々
「10回やったら10回全部できなければ、音楽じゃない。
 もし演奏会のときできなかったら、どうするんだっ」
と説いていた。
門下生の小澤征爾は高校時代、
齋藤から指揮棒で叩かれたりスコアを
投げつけられたりするなどの体罰を
日常的に受けていたため、あまりのストレスから
自宅の本箱のガラス扉を拳で殴りつけ、
大怪我をしたこともある。

「指揮法教程」齋藤の名著
優れた音楽性を持ち、豊かな音楽的表現が
伝えられたら最高!
そのための身体的な運動の鍛錬や、
テクニックの向上を目指す、
独特な図解を使った実践的な指揮法。
指揮者を志す人の教科書としてはもちろん、
すべての音楽を表現する人に読んでもらいたい。

齋藤は、小澤に言いました。
もし、言葉の通じない国へ行って
オーケストラの指揮をするとしたら
どうするんだね。
会話できないなら、身振り手振りで
意思を伝えるしかないだろう。
楽器の演奏者は、プロの音楽家だ。
指揮者の手の動きで、どう演奏すれば良いか
完璧に理解してくれるのだよ。


参考:《指揮を学ぼう!》

こんなような

リードのテクニック教本はつくれないかなぁ

☆ちょっとだけ瓦版
茶道は人の持てなし方、人を大切にする心を養う。!!
茶道は亭主と客の間に通う人間的なぬくもりと、
人を敬い、和みの世界をつくる。
物事に動じない心を生み出すらしい。
ダンスも相手を敬い、人間の信頼関係を大切にして
素敵な踊りを実現さしたいですね。

 

侘び茶の心
ある茶人が利休に
「夏と冬の茶の湯の心得、極意」を尋ねたところ
「夏はいかにも涼しく、冬はいかにも暖かく風情を作り、
炭は湯が沸くように置き、茶は飲み加減の良いように点てる。
これが侘び茶の秘伝です」と答えたという。
それを聞いた茶人は不満げに
「そんなことであれば、誰でもわかっているでしょうに」
と言ったので、利休は再びこう言った。
「あなたはそう言われますが、いまお話した心得が、
きちんとできるような茶会をして下さい。
私が客となって行き、それがきちんと出来ていたなら、
以後私はあなたの弟子になりましょう」
言うは易く、行うは難しである。

ある年の春、利休はある侘び茶人を花見に誘って、
朝早く出かけた。途中利休は茶人に聞いた、
「あなたのことですから、
釜はかけておいでになったのでしょうね」と。
茶人の答えは、朝早く出かけて来たために、
釜はかけていないとのこと。
そこで、利休は茶人にこう言った。
「いや、そのようなことでは、本当の侘び茶人とは、
言えません。ここで待っていますから、
いったんお帰りになって、釜をかけておいでなさい。
晩に誰か来ないとも限らないではありませんか」
不意にやってくるかもしれない客のために
準備を怠らない。不特定の人間を思う心、
すなわち他人を思いやる心の真髄がここにある。